いやぁ、久し振りの山行は疲れました。
バイクイベントも無事に完走し、私の山行シーズン到来です。
今回の山は、ずーっと前から登りたかった傾山です(^O^)v
今回のルートは、宇目からアプローチする西山ルートです。
地名の払鳥屋ルートと呼ばれる場合もあるようです。
狭い林道を進み終盤は車一台がやっとのダート。
林道終点には、久留米ナンバーの車が一台。
ボンネット付近に手を近づけましたが、既に熱はなく、かなり前に出発されたことが伺えます。
時刻はやがて11時、急いで身支度をしてスタートです。
いきなりの渡渉地点で、地元の方が架けてくださった丸太橋が落ちています。
幸い水量も大したことなさそうだったので、落ちて引っかかっている丸太に捕まりながら、滑る岩を何とか対岸に渡ります。
程なく、二回目の渡渉ですが、ここは、まだ丸太が存命でしたので、助かりました。
途中、林道と出合います。
結局、もう一回対岸に渡りやっと落ち着きます。
それにしても、源流が近いと流石に水がきれいです。
透明度が違いますね。
ほとんど直登なので、だんだんと乳酸が溜まりだし、思うように足が上がらなくなります。
数カ所のロープ場をクリアして、登山口から90分弱で1392m地点のソデ尾に到着し冷水ルートと合わせます。
ご休憩中の御仁は、久留米ナンバーの方で、朝8時に登山口をスタートし傾山から下山中でした。
そこからアップダウンを繰り返しながら30分ほどで1602mの傾山に到着です。
目の前には後傾、遠景には、古祖母山、祖母山、大障子岩など、それはそれは水墨画を見ているような錯覚を覚えました。
しばらく、うっとりと見とれていましたが、時間はいつもの登山よりかなり押しています。
加えて初めての山で、マイナーな登山道を下山するのは私一人しかいないことも判明済み。
登ってきたルートは登山者が少ないので、踏み跡もはっきりしておらず、テープも途切れ途切れにしかありません。
単独行なので、念のためGPSは持参しましたが、日が暮れてしまうとテープを探すのが厄介なので、おにぎりと行動食を放り込み下山開始です。
登りも大変でしたが、下りも結構ハードでした。
膝がガクガク((((゜д゜;))))
オマケに下山の前にシューズの増し締めをしなかったせいか、靴の中で足が遊んでしまい珍しく小指にマメをこしらえてしまいました(T.T)
手を抜いたらいけませんね。
でも、展望が開けたところで見える風景は、久住連山とはまた違った山深さがあります。
九州の深山は祖母傾山系にありと言うのも頷けます。
途中でシューズの紐を締め直したりしながら、何とか明るいうちに登山口に辿り着きましたので、帰路にある温泉?で筋肉痛を癒して帰りました。
お客さんガラガラでゆったりできて良かったぁ
そうそう、途中、こんな所にも寄り道してみました。
紅葉には勿論まだ早い時期でしたが、先般の台風の影響か木々の葉の色がよくありません。
風雨でかなり痛めつけられてしまったようです。
今年の紅葉はどうでしょうね。
まあ、もう少し楽しみに待ちましょう。