韓の国が見えるかな？・・・・

今日は縦走を想定して、昨日の祖母山に続いて相方と韓国岳にアタックしました。
いつもよりプチ贅沢して、高速利用です。（とは言っても通勤割引で半額です）

９時にえびの駐車場に到着。駐車場手前で野生鹿のお出迎えです。


昨日、切り株に思い切りぶつけた右膝はシップと子供から借りたサポーターで完全防備。途中で痛みが出ないことを祈ります。
心配した昨日の祖母山のお土産筋肉痛は、ウルトラマンパンツ（ＣＷＸ）を履いて爆睡したおかげか、皆無！


準備も随分要領がよくなりましたので、午前９時半登山口スタートです。
今日は天気もいいし、連休中日。家族連れからカップル、老人会、とにかく老若男女の多いこと。富士登山並です（行ったことないけど・・・）

特に子供が元気いいですね。駆け上がる子供に「僕何年生？」と尋ねると「１年生！」と元気な返事。恐れ入ります・・・・。
途中、歩きにくいゲレ場もありましたが、１時間半ほどで爆裂火口を見下ろす頂上に到着です。


展望は３６０度申し分なく、噴煙を噴き上入山禁止の新燃岳、遠く際立つきれいな山容は韓国岳と人気を二分する天孫降臨の地、逆鉾がそびえる高千穂の峰です。


ここで少し早い腹ごしらえをして、今日は眼下に見える大浪の池の周回コースを目指します。


頂上からの下りはガレ場と階段の戦いでした。
見上げる頂上と青い空のコントラストは、昨日のガスの祖母山を補って余りある景色でございました。


紅葉はまだまだですが、時折心を和ませてくれる色づきにも出会います。


花は、祖母山と同じリンドウでした。久住や阿蘇のように群生が見られないのが残念でしたが、まだ季節が早かったのかもしれません。


周回コースから見下ろす大浪の池は、どこまでも蒼く、山中にあるが故に神秘的でさえありました。
大浪の池の周回コースを堪能し、下山中ハプニングが待っていました。
なんと遭難者（道迷い者）と遭遇！
どうやら頂上からの下山口を間違い、グループとはぐれてしまったようです。
これはよくあるケースで、山頂が広い所や踏み跡の分かり辛いガレ場の山頂は要注意ですね。
とにかく、持っていた地図で説明しながらどこから上がってきたのか聞き取り、幸いにも、私らと同じ下山方向ということが分かり、ご一緒してあげることにしました。
仲間に連絡を取ろうとしましたが、私の携帯は２台とも圏外ですし、途中でおばちゃんの方が足に痙攣が来るしちょっと大変でした。
幸い、私の膝の治療用の湿布薬があったのでそれを貼ってあげて、乾燥梅干をあるだけ食べさせ、なんとか回復。
そろりそろりと歩いていくうちに携帯もバリ３状態になったので、連絡を取ってあげて、駐車場で待つご主人もほっとされていたようでした。

ジブリの森のような雰囲気に見とれていたら、やっちまいました。初めてのスリップ・・・おまけに右肩をひねったようで、現在、湿布中です。イテテ・・・明日、肩があがりますように


てなことで、大浪の池避難小屋から２時間もかけて下山は午後４時となってしまい、６時間半も山に入り浸るという幸せな？１日を過ごすことができました。

DSC６５０m　ASC６６０ｍ　MIN１１７５m　MAX１７００m　
韓国岳駐車場登山口⇒（90分）⇒山頂１７００ｍ⇒（45分）⇒韓国岳避難小屋⇒（60分）⇒大浪の池避難小屋⇒（120分）⇒登山口駐車場
【所要時間：６時間３０分】