初雪観測

２度目の根子岳は相方を同伴です。
頂上からのあの絶景が忘れられず、雪が振る前にと思い連れ出すことにしました。
駐車場に到着すると、紅葉の時期とは打って変わり車もまばらです。
頂上はまだガスの中、天候は持ち直すという天気予報と時計の気圧上昇グラフを信じ、12:15　標高810m（誤差は承知です）から頂上を目指します。
今日は相方も一緒なのでゆっくりペースで高度を上げます。
天狗岩の形がはっきり見えるところまで来ましたがやはりガスっぽい！

途中でお会いしたのは２組のご夫婦のみ。二組のご主人の話ではもう頂上には誰もいないとのこと。それと上の方は随分ぬかるんでいるらしく、気をつけるようにとのアドバイスをいただきました。
最大の難所？のハシゴをクリアし、高度を上げてさすがに足場が悪くなってきます。
ふと、空から白いものがハラハラと・・・雪です！寒いはずですね。
一瞬、引き返そうかとも思いましたが、頂上は目の前、ガスも深刻なほどでもないし、道も分かりやすい１本道意を決して（大げさ？）頂上を目指すことに！

慎重に歩を進め、やっとの思いで頂上へ！
14:00 標高1408mのそこには、クリックしたような絶景が・・・・・あるはずでしたが、

とにかく何も見えません。
久住連山も祖母山もおろか高岳も仏舎利塔も、目の前にあるはずの天狗岩さえ見えない状況です・・・・とにかく残念・・・そして寒い!

こんな状況で、おそらく氷点下でしょう。
あまりにも寒いので証拠写真を何枚か撮り、下山開始です。
数十メートル下の分岐点の岩の上で、遅い昼食です。

ここでの気温が0.5℃まで下がってきましたので、オニギリと温かいポットのお茶で人心地を付けて、再び下山開始です。
とにかく、困ったのが足場の悪いこと。基本的はステッキを使い３点保持で慎重に下りますが、時には枝や草に捕まり４点保持です。
滑らないことだけを念頭の置いて、ゆっくりゆっくりと高度を下げます。
無事に放牧地に着き一段落。
あとはいつもの地雷を踏まないよう足元に注意を払い、16:00　出口到着！


駐車場には、他に車の姿は無く寂しいものでした。
帰りは萌えの里の新しいパン屋さんでパンをお土産用にゲットしましたが、結構高いですね。

積算高度810m　下降高度645m　上昇高度645m 最低高度805m 最高高度1,455m（誤差47mですね今日は天気が悪く気圧が低いのでしょうがないのかも？）