2日目の夜は、近くのテントの熟年夫婦の話し声が少々うるさかったものの意外と暖かくぐっすりと眠ることができました。
実は初日の淀川小屋のテン場が寒くて寒くて、モンベルのダウンシュラフ3番にシュラフカバーで大丈夫だと思っていましたが、夜半過ぎには寒さで目が覚め、ダウンジャケットからレインジャケットまでありったけの服を着ても寒くて、禁断のザックに足を突っ込み、何とか寒さをしのぎました。
朝起きると、他の2人も寒くて目が覚めたとのこと。
それもそのはず、2日目の朝は氷が張っていました。
さてさて、万全を期して臨んだ2日目の夜は拍子抜けするほど快適な夜でした。
2日目な行程は比較的長い行程でしたので、疲れもあり、寒さも忘れぐっすり眠れたのかもしれません。
さーて、今日はお楽しみの白水雲水峡です。
夜明け前にテン場を出発し、縄文杉に朝のご挨拶を済ませ、よく整備された登山道を進みます。
しばらく進むと大王杉
杉の皮を剥いではいけません。当たり前です。
そろそろ、ウィルソン株のはずなのですが、なかなか到着しない。
小休止さ地図で調べると持つちょっとかなということになり、気を取り直してスタートするとすぐ目の前でした(笑)
ここの株の中には祠があり、株の中から空を見上げると素晴らしい光景が広がります。
これでもなく
これでもなく、冒頭の写真です。
なかなかいいポジションが見つからず、ベストショットは冒頭の写真ということになりました。
誰が見つけたのか知りませんが、最初にこの位置から写真撮った人はえらーい!
ウィルソン株での大休憩を済ませたら、翁杉
いたるところで、立派な杉に出くわします。
そうこうしているうちに、突然、トロッコ道が見えてきました。
この場所、大株歩道の終点には、なんと綺麗な水洗トイレがあります。匂いもなく快適なお勤めができました。
トロッコ道に降りていくと、下界からの登山客が増えてきます。
どんどん増える増える!
トイレのある場所では、ツァー客が長蛇の列を作っていました。
さすが、屋久島のハイシーズンです。
たくさんの登山客に目が回り、白谷雲水峡の分岐点、楠川別れを見逃しそうになりました。
分岐から山の中の登山道に折れると、辺りはまた静かになり、ホッと一息です。
辻峠でザックをデポし太鼓岩からの絶景を堪能!
いよいよ、ジブリの森に突入です。
ホント、何かいそうな森です。
マイナスイオンだらけ。
ずーっと、マイナスイオンを浴びていたい気持ちでしたが、泣く泣く登山口へ
登山口で、3日間楽しませていただいたお礼に協力金500円を納めます。
ケガもなく、無事に下山することができました。
ひと月に35日雨が降ると言われる屋久島で3日間通じて奇跡の好天!
山の神様に感謝です。
バスにもゆっくり間に合い、宮之浦経由で楠川温泉で汗を流し、宮之浦港の近くのレストランでプチ打ち上げ。
帰りの高速船の中では、もちろん3人とも爆睡でした。
いろいろなことがあり、決行できるか危ぶまれましたが、やはり行ってよかった。
記憶に残る山行になりました。
帰宅後、しばらく「屋久島ロス」に陥りました(笑)
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