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屋久島宮之浦岳縦走 2日目

2016年05月25日 | Mt.


諸般の事情で、1日目をアップしてからかなりな時間が過ぎてしまいました。

屋久島2日目は予定通り、3:30起床。
今日の行動時間は10時間超を予定。
お昼は行動食のみの予定なので、朝はガッツリいただきます。

アルファ米が出来上がる間を利用して、一個しかないトイレが空いているうちに朝のお勤め。
小屋泊まりの人が動き出す直前でセーフ!

テン場に戻り残りの朝食をかき込みごちそうさま。

夜露に濡れるかと思ったテントは乾いたまま。
気を良くしてそそくさと出発準備を済ませ、ヘッデンを装着し、淀川小屋を4:23スタート!

トップは、昨日同様、宮之浦岳ピストンの経験のある今回のコーディネーター兼キャプテンTくん、パーティの中で山行経験の一番浅いKくんを挟み、年長の私がしんがりを務めます。

ヘッデンに照らし出される登山道は、ハッキリしていて、道迷いの心配はなさそう。

昨日、ペースが早くなりがちだったので、今日の長い行程を考慮し、後ろからK君には少し抑えるよう促します。

我々が一番にスタートと思いきや、前方に人の声。気の早い人たちは他にもいました(笑)
程なく追いつき、参考させていただき先を急ぎます。

視界が開けたところで、ちょうど夜明けを迎えました。



素晴らしい日の出と屋久島らしい風景。幸先の良いスタートとなりました。



少しずつ標高を上げ、花之江河に到着です。
板の歩道は霜が降りていてツルツルで、慎重に進みました。



当初のプランでは、ピークハントは宮之浦岳のみの予定でしたが、最高の天気と早出が叶い、宮之浦岳の勇姿を見るために、黒味岳に立ち寄ることにしました。

黒味別れにザックをデポし、身軽になった体でサクサクとピークを目指します。

0630、淀川小屋から2時間ちょっとで黒味岳登頂。



遠くに見える宮之浦岳の勇姿を見ることができただけでも幸せを感じました。

これからあそこまでいくのかと思うとワクワクしてきます。

黒味別れに戻りメインの登山道に戻る頃には40分ほど要しましたので、結構な登山者の数ですが、黒味岳に立ち寄る人はあまりいません。

山は登るのもいいけど眺める楽しみもあります。
富士山なんて正に眺める山だと思うのは私だけ?
って富士山に登りたくても登れなかったのが現実ですけど(笑)

次のピークハントはいよいよ夢にまで見た宮之浦岳です。
パーティのペースはすこぶる順調、はやる気持ちを抑えつつ宮之浦岳を目指します。



屋久島特有の景色を眺めながら、九州の最高峰にやっと登頂です。



山頂は狭いと聞いていましたが、意外と広いじゃありませんか。



360度見渡す景色は、正に観海アルプスです。


今回のプランについては、諸般の事情でやめようかなとも思いましたが、決行して良かったと思える瞬間でした。



頂上の眺望を楽しんだ後は、今日の幕営地である高塚小屋を目指します。
新高塚小屋もありますが、建て替えられて高塚小屋の方が新しくなっているという紛らわしい事情があります。

高塚小屋には、新高塚小屋を経由して行きますが、高塚小屋の特徴は水場が目の前にあること。さして、この水がうまい!

新高塚小屋では大休止をして、美味しい水をいただきました。



高塚小屋には、女性2人のパーティが先着していましたが、2番乗りでいいサイトを確保。王様のサイトと呼ばれるウッドデッキの上が今夜の敷地です。



各自でテントを張り終え、水の調達を兼ね、歩いて10分ほどの縄文杉へ向かいました。

縄文杉、その迫力に圧倒されました。



何でしょう?
生きているみたいに見えてしまうんですね。
そんなすごい存在感です。



水をたっぷり補給し、夜の宴に突入です。
明日の行程は、今日に比べれば楽勝レベルなので、アルコールも進みます。
それでも19時には打ち上げ。

今夜のテントサイトは、昨日よりさらに混雑し賑やかでしたが、20時頃には静かになりました。

テントサイトに空きがなく、縄文杉の板の間でテントを張って幕営した方もいらしたようで、ハイシーズンは大変ですね。

さてさて、3日目は楽しみにしていたジブリの森を目指します。

明日のためにおやすみーです。

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