号砲とともに正午スタート❗️
ゆるゆるとスタートラインに向かいます
ロスタイムは27秒、距離にしてガーミンでは400mのようです。
3時間8分台でも約30秒のロスタイムとはなかなか厳しい現実です。
さて、10キロの折り返しまでは別府鶴見岳から吹き下す北風を受ける向かい風に阻まれます。
雪化粧の鶴見岳から吹き下ろす風は冷たく、できるだけ集団の中で風を避けます。
長袖の下に薄手のアームウォーマーですがそれでも寒いので、見た目度外視の「必殺、ゴミ袋の2枚重ね」で北風を避けます。
別府市内に入るといつもの通り、すごい声援を受けます。さすが別府の皆さんは応援慣れしていらっしゃる📣
折り返しの手前でトップグループと遭遇。
今回のレースは大集団のようですね。
やっぱり寒さも影響しているのかな?なんてこと考えながらちょっとモチベーションも上がってきたので、周りのランナーに気をつけながらゴミ袋から離脱し、給水所のゴミ箱へポーン!
折り返しを過ぎると、いやーな橋の坂がありますが、まだまだ元気ですので勢いで登ります。
10キロのラップは44分ちょぼちょぼで4分20秒くらいのペースをキープ。。
別大国道に出る頃には集団もバラけ、追い風に乗ります。
周りのランナーは、後ろから追い上げてくる元気者もいますが、ほぼほぼペースが落ち着いて来ます。
抜きつ抜かれつ並走したり。。。
5、6メートル離されても、時折後ろから吹く突風に乗るとみるみる差が縮まります。
面白くなって、突風が吹くのに合わせて、滞空時間を長くとるとビュンビュン前に進みます。
そんなことを何度か繰り返しながら、大分市内へ。。
5キロ毎のラップ表は、25キロまで右肩上がり。
ところが、レースの3分の2となる28キロ地点から、右膝に違和感発生!
余談ですが、自分の場合、フルマラソンは14キロ毎に3分割することにしています。
あるランニング雑誌からの受け売りですが、「よし3分の1通過!」「あと残り3分の1だ!」と考えるとモチベーションが維持できるような気がします。
ということで、いつもなら「残り3分の1」と気合が入るはずが、どうも右膝が抜けたような違和感、膝の裏側あたりに力が入らないような感覚。。
痛みがひどくなり、jog状態でゴール地点近い弁天大橋をやっとの思いで越えますが、そのうち一等賞のゴールを告げる爆竹が耳に届きます。
もーゴールかよなんて思いながら直線道路の長いこと長いこと、恐らく数百人ランナーに抜かれました(笑笑)
あとでガーミン見たら見事なペースダウンが見てとれました。
3分の2が過ぎたあたりからの落ち込みが見事でした。
マラソン人生初めて、もうリタイアしようかなんて思ったりながら時計を見ると、うん?
ひょっとすると、15分切れるかも?
思い直して、また腕を振ることにしました。
膝は痛いし、最後の折り返しからまた向かい風。
とにかく腕での推進力で前に進むしかありません。
あとは沿道の声援がゴールに向かわせてくれます。
大通りから右折し陸上競技場への道の長いこと、ゲートを通過すると大きなと時計が目に入り何とか15分切れそうな感じ。
一昨年のレースでは自己新記録を確信し死に物狂いでラストスパートをかけましたが、今回はイーブンがやっと。。。
ふらふらとゴールラインを超えましたが、疲れすぎてしばらくその場でうなだれる有様。
ボランティアの学生さんが完走タオルを掛けてくれ、少しだけあったかくなりました。
2年間の想いが詰まった記録は平凡ですが、それでもセカンドベスト。
足を引きづりながらゆっくりと競技場を後にしました。
とにかく、別大マラソン2018はこれで終わりました。
ゆっくり休んで、身の振り方を考えたいと思います。。。。