2023年度前期放送のNHK「連続テレビ小説」第108作目は、日本の植物学者・牧野富太郎をモデルとするオリジナル作品。長田育江脚本X神木隆之介X浜辺美波主演「らんまん」第15週「ヤマトグサ」第73話見ました。
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寿恵子(浜辺美波)は、高価な印刷機を買いたいと言いだす。突然の申し出に、万太郎(神木隆之介)、大畑夫婦(奥田瑛二・鶴田真由)は驚くが、寿恵子なりの熱い思いもあり、印刷機購入へと踏み出す。そして、長屋では印刷機を置くための大リフォーム計画が始動。倉木(大東駿介)、丈之助(山脇辰哉)らも万太郎の夢を応援するのだった。そこへ、大窪(今野浩喜)、波多野(前原滉)、藤丸(前原瑞樹)の3人がやってきて…
これだけ情報が溢れている今なら万太郎の研究も寿恵子の石板印刷機購入も、ちょい待てよになりそうですが、あの時代、まるで清水の舞台から降りるような全財産を注ぎ込んでライフワークに突き進む夫婦の決断と覚悟はあっぱれとしか言いようがないです。自分なら出来ないと感じましたもん。さらに田邊教授に名もなき虫ケラ扱いされた万太郎に頭を下げて植物研究をやらせてくれと頼む大窪になぜか心のダム決壊しました。有名な学校や企業にいても口先だけのゲス野郎とか言われたらプライドはズタズタなはずなのに、万太郎が何者でなくても己の信じる道の向こうに金色の道があると大窪も共鳴したんでしょう。今野浩喜に泣かされる日が来るとは思いませんでした。
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