2023年度前期放送のNHK「連続テレビ小説」第108作目は、日本の植物学者・牧野富太郎をモデルとするオリジナル作品。長田育江脚本X神木隆之介X浜辺美波主演「らんまん」第4週「ササユリ」第16話見ました。
東京から高知に帰ってきた万太郎(神木隆之介)は、道すがら自由について演説をする男(宮野真守)を見かける。帰宅した万太郎は峰屋の面々に博覧会の報告をするが、当主らしく立派になった姿に、綾(佐久間由衣)、市蔵(小松利昌)たちも安堵(ど)するのだった。さらに万太郎はタキ(松坂慶子)に植物の研究はやめると告げる。しかし、竹雄(志尊淳)は万太郎の本心に気づいていて…
え、え、え、「植物の研究は やめます」って万太郎に言わせるなんて、想定外。凄い脚本ですな。今回から新キャラ2人登場。宮野真守演じる道の真ん中で、自由について演説をする男、高知の自由民権運動家・早川逸馬。さらに、その運動を声高に支援する民権ばあさん’こと楠野喜江を演じる島崎和歌子。古いやり方から新しいやり方へ大きなうねりが日本各地ですな起きていた時代の民衆たち、市井の人々をきっちり描くことが、きっと万太郎と綾の将来の道へ繋がるかもと予感した、第4週最初のエピソードでしたね。
☆☆☆3/4