2023年度前期放送のNHK「連続テレビ小説」第108作目は、日本の植物学者・牧野富太郎をモデルとするオリジナル作品。長田育江脚本X神木隆之介X浜辺美波主演「らんまん」第18週「ヒメスミレ」第90話見ました。
春、ヒメスミレが咲く頃―。長女・園子が天国へと旅立った。悲しみに暮れる万太郎(神木隆之介)と寿恵子(浜辺美波)の元へまつ(牧瀬里穂)がやってくる。一方の綾(佐久間由衣)も、峰屋をたたむことに心を痛めていた。そこへ豊治(菅原大吉)らがやってきて、竹雄(志尊淳)と綾に労(ねぎら)いの言葉をかける。二人は峰屋の土地を売り、再出発することを誓う。そして、万太郎と寿恵子も園子の幸せを空に祈るのだった。
いきなり園子の急逝。まつの登場で心のダム決壊しました。どんな国のどんな家族も親より子供が先に逝ってしまうのは悲しいし、身を引き裂かれる思いのはず。万太郎と寿恵子のはかりきれない悲しみに涙が止まりません。
そして峰屋の幕引きに分家の豊治たちを登場させ、見事な別れを用意したこと、脚本素晴らしかったですね。綾の涙でまたまたもらい泣き。
さらに寿恵子の涙でもらい泣き。リアルタイムで見なければよかったかも。(笑)
長屋のみんなの明るさ、子の長生きを願う落語「寿限無」が切ない。そしてヒメスミレの絵を燃やし、天国の園子のもとへ送るシーンに涙が止まりません。神エピソード。
☆☆☆☆1/2