「続社長道中記 女親分対決の巻」の笠原良三と「ニッポン無責任野郎」の田波靖男が共同で脚本を執筆、「にっぽん実話時代」の福田純が監督した若大将シリーズの第四作、加山雄三X星由里子主演「ハワイの若大将」49年ぶりに映画館見ました。
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“若大将”こと田沼雄一は京南大学ヨット部のキャプテン。あるとき、彼は練習中モーターボートに衝突され、海へ放り出されてしまう。だが、それがきっかけで彼はボートを運転していた澄子と知り合うことになった。そんな矢先、雄一の悪友で大金持ちのドラ息子、“青大将”こと石山が留学先のハワイで行方不明になったとの報せが入る。青大将捜索のため雄一も同地へ飛んだものの、慣れない土地で荷物をなくし、街をさまようはめに。
アメリカは、エルビスプレスリー、日本は加山雄三という感じで子供心に見てました。まだ、ドル円固定相場制で海外旅行など高嶺の花の時代に、その後日本人観光客が大挙して押し寄せたハワイで撮影、憧れでしたね。記憶の片隅には、飯田蝶子演じるおばあちゃんの赤いムームー姿が、ありましたが、まさしくこの映画。いつもは恋のライバル若大将と青大将が、OLすみちゃんをめぐって助け合うのが新鮮でしたね、さらに加山雄三がプレスリー並みに英語ナンバーを歌うのもカッコよかったな。
☆☆☆3/4