ポール・トレンブレイによる小説「THE CABIN AT THE END OF THE WORLD」が原作のスリラー。デイヴ・バウティスタXジョナサン・グロフ主演XM・ナイト・シャマラン監督「ノック終末の訪問者」見ました。

幼い女の子と両親は、人里離れた森の中にある山小屋に休日を過ごすためにやって来る。そこへ武器を手にした見知らぬ男女4人が突然現れ、ドアや窓を破って侵入。謎の人物たちに捕らえられた家族は、自分たちの選択次第で世界は滅びると告げられ、家族の犠牲か世界の終わりかという究極の選択を迫られる。
うーむ微妙だなぁ。オープニングは、シャラマン節が効いていて、何かが起こりそうな期待感が膨らみました。唯一少女ウェンがどこかイマイチ可愛げがなくて早く退場を願っていたのですが,世界の終末を愛する家族を犠牲にして、60億人以上の人間を救ってくれと訪れた4人。まさしく黙示録の4騎士じゃないのとニヤニヤ。「戦争」の騎士、「飢饉」の騎士、「疫病」の騎士、「死」の騎士、誰がどれかはあまり意味がない気もしましたが,不条理な選択を迫らますが、愛する家族を犠牲に捧げるなんて出来るはずもないよなぁと。 僕なら自分を犠牲にするかもしれませんが,自殺はだめだと映画では語られますが,誰だって、どこかの知らない他人より、目の前の愛する人を守りたいに決まってますよね。終盤は、やや予定調和的な落としどころを選んだシャマラン監督。相変わらず「シックスセンス」は超えられないな。
☆☆☆