JAZZ from Nishinomiya

V・プレミアリーグのJTマーヴェラスを応援しつつ、日々の出来事や雑感を語ります。ときどき毒づきます。

スルメイカとモクズガニ

2006年06月13日 00時50分59秒 | 釣り
土曜日は西宮~尼崎の沖合いにある武庫川一文字にイカ釣りに行って来ました。

17時前の渡船に乗り、最終21時までの半夜釣りです。

じつは先週も行ったのですが、なんと屈辱のボウズ(釣果ゼロ)。武庫一でボウズってありえない。もっとも、その日の半夜は群れが回遊せず、全体的に今シーズン最低の釣果だったそうです。というわけで今回はリベンジ。

午前中の釣果が抜群だったそうで期待していたんですが、結論からいうとたった2杯。。。よっぽど下手なのかタナがあってないのか。それでも例年は行けば釣れるし、俺の周りはみなさん釣れてなかったから、ただ運が悪かったと思いたいです。

というか今年は早朝~午前が特に釣果がいいらしいですね。夜釣りが好きな俺にとってはなかなかいただけない状況です(笑)。あと、阪神間の地波止からはあまり釣れていないのも辛いところです(ときどき良い日もあるらしいですが)。なお渡船料金は原油価格高騰の影響で100円値上げされ、1便1,900円になってしまいましたよ。

近畿も梅雨入りしたので、これからは天気とニラメッコしながらの釣行となりますが、シーズン終了までに1度くらいはイカを堪能したいと思います。

ひとつだけ良かったのが、この日は夕焼けがメチャクチャきれいだったということ。六甲山系に日が落ちる時、空全体が見事なピンクに染まり、そしてしばらく経つと今度はオレンジ色に。ドキュメンタリー番組にも出てきそうな、素晴らしい色彩でした。

海から陸を見るのも、たまにはいいものです。

武庫一から帰ってきて上陸した足で、そのまま釣り屋さんへ行き、マムシ(イワイソメ)を500円分だけ買って、某所で釣りをしました。こんな時間に釣れないのはよくわかっていますが、しかしイカの釣果に釈然とせずw、気分転換に。

ま、当然のごとく、なにも釣れませんでしたが(笑)

しかし代わりにモクズガニをたくさん捕獲しました。タモ網で普通に採れました。いっぱいいたので、大きいのだけ15匹ほどもって帰りました(大きい固体は甲幅9cmほどありました。ちなみに写真の洗面器の直径は33cmです)。もちろん食べるに決まってます。モクズガニは、日本のカニの中でも有数の美味だそうで、中華料理の高級食材として有名な上海ガニもモクズガニの仲間です。

一晩バケツに入れておいた後、さっそく茹でてみたんですが、泥臭い(笑)。そして身もミソも詰まってない(笑)。でももったいないので、全部味噌汁にして食べました。こちらは、ほどほどに出汁も出て臭みも消え、美味しく頂きました。臭いがあったのは、多分捕獲した場所の水が汚かったからでしょうね。

調べたところ、旬は秋とのこと。この季節に海から川に遡上するものと、秋に川から海へ降下するものとあるそうです。よし今度は秋に採りに行こう(そもそも捕獲して良い生き物なのかどうかよく知らないんですが、あれだけいたからいいんだろう。一応リサーチしてみますが)。

朝は釣り夜はレバ刺し日曜日

2006年05月22日 23時39分57秒 | 釣り
来週末の大潮が本番、と思いながらもウズウズしてきたのでスルメイカを釣りに行きました。釣る気満々というわけでもなく、ただサオを出したかっただけ、みたいな。釣れたら儲けもん、って感じで(笑)

日程ですが、土曜の夕方に行こうかと思ったんですが、風が強かったのと干潮真っ只中だったのでパス。日曜の早朝に行きました。

満潮が3時過ぎだったので、2時半に家を出ました。じつは原付をとある場所に停めたままだったので、とりあえずそこまではタクで移動。そっから芦屋のフィッシング○ックスまでGO。巡航速度35km/h以下というのんびりドライブ(っていうかこれ以上速度が出ない)。店についたら3時20分。仕掛けとエサを購入しました。ついでに昨年の11月末に注文していた3号磯ザオのサオ先を受け取りました。いくらなんでも返品してるやろ、と思ったら、店の奥から出てきました(笑)。

久々の釣りは南芦屋浜ベランダです。風もなく波も穏やか。しかしこんな時間(午前3時40分)なのに現地は結構な人がいますね。みんな好きだなぁ。仕掛けをセットして投入。磯ザオ1.5号4.5mにミチイトはナイロン2号。イカが小さくウキの変化がわからないとの噂でしたから、ウキは0.8号でオモリが0.5号。串針のMサイズにキビナゴをセットし、ケミは今日はどうでもいいので37を適当にセット。

イカが大きくなったら、ウキは3号でも沈んでくれますし、串針もLサイズがいいと思います(テーラー仕掛けのほうが良いという噂も聞きます)。エサは俺はいつもブラックタイガーですが、イカが小さいと食いつかないと思ったので今日はキビナゴです。

e-トビコンはさすがです。0.8号でも非自立3号以上に飛んでくれます。しばらくして立ちションに出かけ、帰ってくるとウキが沈んでます。おお!巻いてみると、微妙な重さが。釣り上げると胴長8cmのちびイカでした。リリースしようと思ったんですが、いやいや、たくさん釣れたら食べられるし、と思ってキープ(笑)。こんな小さなイカでもいっちょまえに水を吐きます。顔射されました(笑)

ちなみにタナは4m弱。

1杯釣り上げて幸先は良かったのですが、しかしその後はまったく当たる気配もなし。というか俺、思いっきり失敗しました。だって日の出が早い!4時半になったらもう明るいじゃないですか、知らんかった~(笑)。明るくなったらイカはあまり釣れません。

その後、横に某ハネ釣り名人の方が来られました。初対面なんですが、いろいろお話させて頂きました。いかにも名人という感じの方でした。

その後も名人や周りの方といろいろ喋りながらコウイカでも掛かることを願いつつ釣っていましたが、気配もないので7時に納竿としました。釣ったイカは死んでいたので、捨てるわけにもいかず、家に持って帰りました。

帰るときにベランダからマリーナの方を偵察に行ったんですが、こちらも多くの人が糸を垂れていました。マリーナは釣り禁止のはずなんですが(笑)。まあそれはともかく、かわいらしいものに遭遇しましたよ。カルガモです。親がヒナを9羽も引き連れて散歩してました。カメラがあったら写真に収められたんですが・・・携帯もカメラ無しなもんで。

ヒナはまだヒヨコサイズ。いやぁテクテクとかわいいです。で、しばらく見ていたんですが、急に親が1mくらいのコンクリートの段差を飛び降りたんです。おいおいヒナは放ったらかしか、と思いきや続けてヒナも飛び降りたんですよ、1mの段差を!身体が軽いからできるんでしょうけど、驚きました!

とまあ、久しぶりに朝の太陽の光を浴びて釣り糸も垂れてカルガモも見れて、なんだか健康的な気分になりました。帰宅したらすぐに寝て、夕方起床!そしてすぐさま大阪に肉を買いに行きました(笑)

というのも、以前なにかのテレビで大阪にある焼肉屋さんが紹介されていたんですよ。で、併設のミートショップでは生食用の肉も売ってる、との情報で。俺は生レバーに激しく飢えていたんですよ。わざわざ大阪まで行かんでもいいとは思ったんですが、西宮で生レバー売ってる店が見当たらなかったんですよね。それに他を探すのが面倒だったので。

路線を調べたら昭和町・・・ってどこやねん昭和町って!地下鉄御堂筋線で天王寺の次かぁ・・・ってことは素通りはしたことあるんやろうけど・・・でも知らん!大阪在住の妹に聞いても「知らんでそんな駅」とのこと。というわけで初めて行って来ましたよ。

家から西宮北口まで10分弱、梅田まで13分、地下鉄梅田までテクテク歩いて5分、そっから地下鉄で20分弱。さらに昭和町駅から肉屋まで徒歩12~3分。電車の待ち時間含め1時間以上かけて生レバーを買いに行ったアホな俺。

さてその肉屋さんは・・・ごくごく普通のなんの変哲もない肉屋さんでした(笑)。精肉ケースをひとしきり見渡したものの、生レバーがない!ないないない!事前に電話で確認したのに!俺のレバ刺しはどこだ!俺のレバ刺しを返せ!

というわけで店員さんにたずねると、奥にあるとのこと。なんだもったいぶっちゃって。さっそく生レバー200グラム購入しました。300グラムにしようと思ったけど、食べきる自信がなかった(笑)。あと、晩御飯が焼肉の予定だったので、ついでに肉を3人前ほど。「ツラミ」と「鉄板焼き用」と「焼肉用」を購入。ハラミがほしかったんだけど売ってなかった。あとホルモンは親があまり好きではないので買わず。購入後は寄り道もせず一直線に帰宅しました。

生レバーは、美味かった!グリコーゲン最高!

焼肉屋に行くと「ゴマ油+塩」で食べさせるパターンが多いんですが、俺は断然「ワサビ+醤油」です。だって魚の刺身もそうやって食べるじゃないですか。いやいや、そういうつもりじゃないんですけどね、生レバーってグリコーゲンの濃厚な風味で、200グラムも食べると甘ったるくなってくるんですよ。ワサビ醤油だと、程よい辛味と相まって、食べ飽きしないんですよね。あとワサビは殺菌作用もあるしwww

余談ですが、レバーって焼くと独特の臭みがあるから好きじゃないです。それにちょっとパサパサになるし。。。生は臭いもせず美味しく頂けますね。それにあの食感が大好きです。堪能しました。しかし生レバー高いなぁ、480円/100グラムもしましたよ。しかもごくごく普通のお肉屋さんですよ。生レバーの相場って、ちょっと昔はその半額もしなかったと思うんだけど・・・最近では売ってる店を探すのも一苦労です。O157と狂牛病のせいだな。畜生!文字通り畜生!

あ、朝釣ったイカは、ちゃんと肉と一緒に焼いて美味しく頂きましたよ。


[おまけ]
レバ刺しで検索したら、こんなサイトがありました(笑)

 → レバ刺し占い

初夏の釣り

2006年05月14日 01時09分35秒 | 釣り
金曜日(12日)、昼ごはんを食べて帰社途中、湯の入ったカップラーメンを片手に自転車こいでいる人に遭遇。作業着だったので、工事かなにかが忙しいんでしょう。

しばらく歩くと赤信号の交差点で○○乳業の訪問販売員さんがバイクに乗ったままおにぎりを食べていました。きっとノルマが厳しいんでしょう。

ダイドーの自販機で「復刻堂フルーツサワー パイン」を買ったら、自販機が「ありがとうございました。午後も頑張って下さい!」と喋りました。

そんなわけで妙に頑張ろうと思ったこの日の昼下がり。いつもより仕事がはかどったような気がします。週明けは決算のプレゼン資料の詰めをやらなければならないのでゲンナリしそうですが(笑)

でまあそれはさておき、がらりと話題を変えて釣りの話でも。

先週、上司とたまたま釣りの話になって、「今年はまだ1回も行ってないんです」と言ったら「なんでやねん、あかんがな!」となぜか叱咤されてしまいました(笑)。GW中の金・土あたりに行こうかとも思っていたんですが、潮が悪かった(小潮~長潮)のとちょっと風が強いようだったので避けたんです。

「今週末行ってきますわ」「また聞かせてや」ということで、土(13日)・日(14日)あたりに行くか!と思ったんですが、生憎の雨。せっかくの大潮が。。。

まだサイズが小さいのですが、大阪湾一帯でスルメイカが釣れ出したようです。もっとも小さすぎてアタリがわかりにくいらしいんですが。1号くらいのウキでやらんとだめでしょうか。まあそんな小さいの釣っても調理が面倒なので、再来週の大潮狙いで行きましょうかね。その頃にはだいぶん大きくなってくれていることでしょう。甲子園浜か西宮ケーソンか、それとも久々に渡船乗って武庫川一文字行こうかな。

しかし今年の初釣りがまだって・・・ずいぶんサボったものです(笑)

スルメイカ釣りは大好きな釣りです。水を噴いてキューキュー鳴くイカが上がってくるのは楽しいし、雑巾を引っ張ってくるようなあの感触がなんとも言えず面白いものです。普段は3号の磯竿で釣るんですが、たまに1.5号の磯竿なんかで釣るとほど良いサオのしなりが楽しめたり(たまたまコウイカが掛かったことがあって、スルメと同じ感覚で抜き上げたら竿先折れましたがw)。

スルメイカ釣りは梅雨入り前の大阪湾の風物詩(釣り人限定)になっていますが、これって他の地域でも波止から連れるもんなんでしょうかね?普通は船から釣るイメージがあるんですよね。

ところで長らく釣りから離れていたので、このたび久々に釣り関係の各サイトを回ったんですが「大阪湾どっといんふぉ」ってなくなりました?全然アクセスできないんですが。。。ご存知の方おられましたら、ぜひご連絡下さい。

ビッグフィッシング

2005年12月22日 22時54分29秒 | 釣り
やたら釣り番組の多いサンテレビ。

釣り番組とタイガース中継と再放送ドラマと昔の時代劇映画しかやっていないのではないかと錯覚してしまうサンテレビ。でもみんな大好きサンテレビ。

サンテレビの釣り番組の中でも一番メジャーなのは、やはり「ビッグフィッシング」でしょうかね?オール阪神司会ってのがイイ。あとあのテーマ曲。いかにも庶民の釣り番組って感じで好きです。

出演者の中で、以前から注目していたのが「こだわり魚料理」のレポートを担当している安陵真理子さん。特別に美人!とかかわいい!とかではないんですが、この人は喋りが本当に上手いんです。非常に安定しています。安定しすぎで時には機械っぽさを感じるくらい。もうほんの少しだけヒューマンな風合いを出せば、さらに素晴らしいレポーターになると思います。影ながら応援しています。

赤い星は社会主義の証

2005年12月21日 23時03分33秒 | 釣り
赤い星達の競演 火星とアルデバランとベテルギウスと

最近は寒くて(というか水温が冷たくて釣果が見込めないので)、釣りには行っていないんですが、海にいると星がよく見えます。普通に生活していると、なかなか空を見続けるってことがないんですが、釣りのときは周りに何もないから嫌でも目に入ってくるし、特に今の季節は大気が澄んでいるからなおさらよく見えます。

流れ星もよく見えるんですよ。結構流れているもんです。ただ願い事を3回唱えるなんてことはまず無理です。あっというまです。

んで、電気ウキの光が赤いもんだから、それをずっと見つめていると、星を見たときに色がヘンに見えちゃうんです。シリウスやリゲルなんかは緑色、ベテルギウスもアルデバランも火星も、赤ではなく黄色に見えます。

え~、・・・この話には特にオチはありません(笑)

ビギナーによる超ビギナーのためのタチウオ釣り講座(ウキ釣り専門) 前置き

2005年11月29日 02時17分19秒 | 釣り
釣りをしていると「最近始めたんですよ」という方や、見るからに初心者って人が結構いることに気がつきます。3年半前を思い出してしまいました。自分が初心者だった頃。

あの時はエサ屋さんや釣具屋さんに質問しまくり、本やサイトを読み漁り、実際の釣りに反映させて、また疑問が出たら調べる。時には周りの釣り人にも質問したり。それは今でも同じです。

特にインターネットは便利ですよね。情報を集めるのが本当に簡単な時代だと思います。サイトにしろ書籍にしろ、自分が10年釣りをしてもわからないだろうな、ってことも何の気なしに書いているので、初心者はどんどん本を読んだらいいと思います。頭でっかちにならない程度に。

最初の1冊は「防波堤釣り入門」とかいう感じの本でいいと思うんですが、著者が東京在住だと、たま~に地方のことを無視していますので(笑)、気をつけて下さい。俺が持っている本によると、「タチウオはルアー釣りがメインでエサ釣りはもはやメインの釣り方でない」とか書いてます。東京のことは知りませんが、関西ではエサ釣りがメインです。あと、関西特有の「ハネ(スズキ)のエビ撒き釣り」なんて、普通の入門書にはまず書いてませんよ。

さて俺は今年からタチウオを釣り始めたビギナーなんですが、それでも夜釣りはかなりの数をこなしてきたので、超ビギナーにアドバイスできるくらいにはなったんじゃないかと思います。

というわけで、これからタチウオ釣りを始めよう、という方に、あれこれまとめてみたいと思います。ただし俺は電気ウキを使った釣りしかやったことないので、その点はご了承下さい。

あ、書くのは明後日からね(明日は夜通し仕事なもんで)。

27日と、遡って23日

2005年11月28日 03時04分44秒 | 釣り
釣行:27日(日)

27日の釣果は下に書いたとおりです。今日は風は強かったものの暖かかった。それに3本のうち2本は、場所移動した途端に立て続けで釣り上げたので非常に満足です(笑)。でもこういうのって、ずっとそのへんで釣ってた人にとっては本当にイヤだろうなぁ。

というわけで、今日は苦言・愚痴・毒づき一切なし。

と言いたいところですが、1つだけ。

最初に釣っていた場所の右隣がオッサン2人連れだったんです。中年の男性と、あとその親父さんと思われるじいちゃん。じいちゃんはウキも飛ばんし飛んでもヘンな所に飛んで行くしで、大変。男性が世話しながらでも楽しそうに釣っていました。けど俺のラインを超えて絡ませること2回。他の人と絡ませること1回。自分達で絡み合うこと1回。

2人で3本の竿を出してたんですけどね、じいちゃんにライントラブルがあれば男性が直したりして、そのあいだに他のウキは流れっぱなし。1匹釣り上げたら2人して楽しそうに観察して、それは微笑ましいんだけど、やっぱり他の2つのウキは流れっぱなし。

何度も言いますが、普通ウキ釣りは、みんなして潮の流れに合わせてウキを流すわけで、ウキが隣のエリアに入り込みすぎたら回収し、隣近所もそれに合わせて投げ直すんです。なんやかんやで秩序とマナーとテンポってものがある。でもこの2人だけ、周りと釣るテンポが違うんです。だから必要以上に他人とオマツリしたり、周りの人が釣り難かったりするんです。俺は潮上でまだ良かったですよ。潮下の人、可哀想だった(笑)

竿を出すのは、面倒見切れる本数だけにしてほしい。せっかく親子揃って水入らず(と思う)の釣りなんだから、楽しく釣るには、もうちっと周りも見渡して下さいな。でも釣れた時のじいちゃんのうれしそうな声と姿は「ええもん見してもらいやした」って感じでした(笑)



釣行:23日(水)

そして遡ること4日。23日は勤労感謝の日でしたかね、金・土と釣りに行けないので、しんどいんだけど行ってきました。結果から言うとタチウオ釣り11回目にして初めての坊主。釣果なし。

22日からあまり釣れていないのは知っていました。武庫川一文字では好釣だったので、地続きの波止近辺まで寄って来ていないのか、さもなくば底引き網のせい。結構いますよ、漁師さん。武庫川河口~鳴尾~甲子園浜~ケーソン~南芦屋浜と、至る所で底引いてくれます。大阪方面からよくやって来るらしいですよ。泉州あたりから。多分大阪湾の釣果情報サイトをくまなく見ていると思います。出現日がタイムリーすぎるんだもん(笑)

さて23日は一文字もあまり良くなかったみたい。甲子園浜では南東の角に陣取るドジョウの引き釣り師達も坊主続出で、ああ今日は厳しいかな、それでも1匹くらいは釣れるだろうと期待したんだけどなぁ。ちなみに俺も南東の角付近で釣ってたんですけどね。

釣ってたら右隣の狭いスペースに、親子連れが入りましたが挨拶なし。なんでだろう。子供連れてやってきて、何としても釣りたいからテンパってるのかな。本当に狭いんですよ。子連れは時として常識の範疇を逸脱した行動を取るので注意しなくては。「狭いけど大丈夫ですか?」と聞いたら「大丈夫ですよ」とのこと。今回聞いたのは、腹立ったからではなくって心配したんです。お父さんの入った場所は本当に狭くてね(しつこいな)、普段は常連さんが陣取る場所なんですよ。おまけにこの日は強風で、また潮の流れも一定せず。子供の面倒見ながらウキの面倒も見れるのかな、と。案の定、隣の引き釣り師と2~3回糸絡みさせてました。でも子供のために頑張らんといかんのね。

しかしこの子供がうるさいのなんの(笑)。始終なんやかんや喋ってました。「うんち出る~」とか(笑)。その辺の草むらで適当にせぇよ(笑)。うるさいし釣れないし、ストレスたまる~。でもお父さんが1匹(この日は超貴重)を釣り上げたら、子供大喜び。さっきまで「帰ろ~」を連呼していたのに、お父さんが「もう帰ろう」といっても言うこと聞かず。いやでも嬉しかったんでしょうねぇ。多分初めて見たタチウオだと思いますよ。自分の身長より長いんだもん、感動したんだろうなぁ。いつかはボクちゃんが自身で釣ってみような!

左隣は引き釣りの爺さんとその孫。夜になっても引き釣り。しかし、おじいちゃん非力だから仕掛けが飛ばないんで可哀想。俺はウキ釣りとしては異質なほど遠投するんですが、普通の引き釣り師はさらにその沖まで仕掛けを飛ばすんですよ(というか、ウキがついてないから飛ぶのは当たり前なんだけど)。でもおじいちゃんの仕掛け、俺のウキの手前で落水。そしてその孫、頑張って20m弱(推定)。あまりの光景に見ててついつい応援・・・んなわけねーやろ!ボッチョンボッチョンでかい音させて近場にばっかり仕掛け放り込みやがって。魚逃げるやんけ。引き釣りは遠くに投げて手前に引いてこんかい。荒らしですか(笑)!?

みんなの楽しい釣り場ですから、文句も言えず。まあこういう日もありますわな。

余談ですが、竿先が折れたので、釣行前にエサ屋さんで修理してもらったんですよ。4.5mの竿が4.3mほどになってしまいましたが。んで、会員セールをやっていたので、いろいろ見てたら、リールが安かったんです。シマノのエアノスXTってやつ。4000番。タチウオ釣りにはちょうどいいサイズ。もともと定価5,400円の安物なんですが、それが3,500円になってました。値段の割には充分な性能の機種ですから、店員さん(研修中)を呼んで、1つ持ってきてもらいました。だけど箱には「4,725円」のシールが。POPの値段と見比べた店員さん、ほかの店員さんに確認をしに。戻ってきて「大丈夫です、そちらの値段でお求め頂けます」。

大丈夫も何も心配していたのは多分あんただけでしょう(笑)。3,500円ってセール期間中の特値なわけで、セールが終われば以前の店頭価格に戻るわけですよ。でも箱の値札はセールのたびに張り替えるわけじゃないですから。どっちが正値なのか、ちょっと考えればわかりそうなんだけどなぁ(しかもそのリール、機種指定で超特価コーナーに並べてたし)。ここの店、エサも道具も品揃えは良いし、営業の一環とはいえネット上でも情報発信小まめ&釣り場の清掃もしてくれるんでありがたいんですけど、店員がピンキリなんで困るんですよねぇ。

波止のギャング

2005年11月28日 00時50分17秒 | 釣り
ご覧下さい、この凶悪そうな面構え。これでもずいぶん可愛く撮ったつもりです(釣りする方ならわかりますよね)。この牙に触れた途端、はいスパッと出血!こんな奴らのことを、ついつい「タッチー」とか呼んじゃうんですからイヤになります(笑)

波止のコンクリートに叩きつけられ、太刀魚バサミで挟まれ、足で踏まれ、延髄を鯖折りされetc.で、写真では随分汚くなっていますが、海から抜き上げた瞬間は、銀ピカで透明な背びれが揺らめいて本当にキレイなんですよ。まさにサーベルフィッシュ。

一番上は胴高が指4本分、全長は尻尾を食われていたのでよくわかりません。腹をさばくとイワシが3匹と、タチウオ仕掛けの千切れたのが出てきました。かなりのツワモノだったんでしょう。敬意を表して、火を通さずに刺身で食いました。刺身美味かったです。真ん中は3本半。全長95cmありました。一番下も3本半。こいつは思いっきり針を飲み込んだため、エラ~アゴにかけてペンチで引き剥がしました。一応グロ画像自主規制でモザイクかけました。

喰い渋りの中、なんとか釣れたので、たまには写真でも撮ってみようかと思いました。