JAZZ from Nishinomiya

V・プレミアリーグのJTマーヴェラスを応援しつつ、日々の出来事や雑感を語ります。ときどき毒づきます。

Vプレミアリーグ滋賀大会 JTマーヴェラス v.s. 東レアローズ

2007年03月02日 07時52分55秒 | JTマーヴェラス/高木理江選手
JTマーヴェラス v.s. 東レアローズ

 結果  3-2 (21-25, 17-25, 25-21, 25-13, 15-13)
 概要  http://www.vleague.or.jp/data/result/2006/15586_1.pdf
 詳細  http://www.vleague.or.jp/data/result/2006/15586_2.pdf

 (2007.02.25/滋賀県立体育館/観客3,070人)


こっちはたくさん書きますよ!感想ですが!テクニカルなことは当ブログからリンクさせて頂いているアマゾンさんのバレー日記をご覧下さい!(笑)

今回、俺はとにかく応援に気合が入りました。俺がマーヴェを応援して2年が過ぎ、関西の試合はかなり現地観戦にも行ったのですが、その間、東レに勝った試合をただの1回も見たことがないのです。リエやショウ、ミヤビ、メグ、セイは近総やサマーでいつも東レに負けて悔しい思いをしていました・・・だからそろそろチームとして勝っておきたいし、なにより苦手意識を取っ払わなければならない!アウェイで応援団も少ないだろうし、予定してなかったけど、我慢できずに行っちゃいました!

朝6時半の阪急電車に乗って梅田へ。徒歩でJR大阪駅に行き、快速に乗って膳所に到着しました。1時間20分くらいだったかな。体育館に向かう途中のマクドで朝マックを買いました(マックグリドルとかいうやつで、具はソーセジエッグマフィンなのにパンが蜂蜜味でとても甘かった)。幹線道路を歩いていると「体育館はどちらですか?」とたずねて来た方がいらっしゃったので一緒に行きました。話を聞くと会場の警備員さんでした。この日の警備は車両誘導中心に3人だけだったそうです。大変だろうなぁ。体育館に着いて、お互い「頑張って下さい!」と分かれました。8時の待ち合わせに10分ほど遅れたのですが、まったく同じタイミングで広島のマーヴェサポと埼玉のマーヴェサポも逆方向から到着(笑)

この日のチケット発売は9時半。前売りが売切れだったので結構並ぶかな?と予測していたのですが、5~6人ほどしか並んでなかった。「何が悲しくてこんな時間から並ばんといかんのかなぁ」と埼玉のマーヴェサポとぼやいていました(笑)。厚着をしていったので思ったより寒くなく、また風もなかった。朝マックを食べて武道館のトイレに行ったり一服したり。あと、昨日の全試合のスタッツを持って行ったので、みんなで見てました。隊長の「サーブレシーブ成功率92.6%」を見て「ありえね~!」とか騒いでました。「この数字は一生の記念」とか(笑)。隊長ファンには申し訳ないんですが、いくらなんでもその数字は甘々の記録ですよ(笑)。ちなみにこの日の東レ戦では86.4%なんですが、むしろこの日の方がきれいに返っていたと思います。もっとも、レシーブ含めて調子がいいのは確かで、まさにケニー様と隊長様の「ダブル様様」状態。去年の激励会の感想で「リーグでも必ず頼りになる」と書いたんですが、正直こんなに頼りになるとは思いませんでした。

さてだんだん暇になってきたので付近をうろうろして戻ってきたら、もう東レの選手が館内に入ったとのこと。早い時間から来てるんですねぇ。

それからワンセグ見たりしてると、広島のマーヴェサポが「あの『定食券』ってのが気になるんじゃけど」。なにかと思って見てみると、1階席の整理券を配っていた女性が首から提げていたカードホルダーに「定食券」という切符みたいなのが1枚入っていたんです。同じくメチャクチャ気になりました(笑)。多分ボランティアの方で、お昼ご飯だけは支給される、そんな感じなんでしょう。リーグはこういう人たちの力によって支えられています。感謝です。

チケット待ちの列も結構伸びて来て、スタッフが列の整理を始めました。「今日は何枚販売されるんですか?」と尋ねると、「100枚と50枚です。どっちが1階だったか・・・ちょっと忘れちゃったけど(笑)」ということでした。滋賀のスタッフの方はみなさん愛想もよく、とてもいい雰囲気でした。

そんなこんなで9時半となりチケット無事購入。続いて整理券をもらいました。56番でした。ここは良心的で10時半開場だったのですが、それまで1時間もあるのでまた一服したり話をしてたり昔の貴重な資料を拝見していると、マーヴェのバスが到着。子供たちが「かおるひめ~!」とか大騒ぎしていました。この子達は試合では東レ応援団の頭数に入っているはずなんですが・・・子供は正直です(笑)。そういやこの日は子供が多い多い!市内のクラブチーム全員招待したのかな?

そんな中、○○選手が随分と機嫌悪そうな表情でバスから歩いてくるので不思議に思っていたら、じつは●●選手でした。選手を見間違えることは珍しいのですが、遠目だと雰囲気がとても似てたので驚きました(笑)。しばらくしたら応援団員とチアリーダーの皆さんが到着。そのあと我々のところに事務局の方が来られたのでみんなでいろいろ話をしてました。

10時半になったので係員の指示に従い開場の列に並びました。待っている間、地元の「中立な」バレーファンの方と少しお話をしました。入館してからマーヴェサポの断幕張りを手伝っていると、事務局の方が「うちの幕がないんやけど~」とやって来ました。よく見ると本当にマーヴェのチーム幕(オフィシャル)が張ってませんでした。持って来られた幕をみんなで張りました(笑)。会場は東レ関連の断幕が昨日から張ったままだったんですが、とにかくマーヴェ関連の幕を張るスペースがほとんどなかったので、応援席の後ろの手摺とかいろんなところに張りました。お客さんが座ったら見えなくなるけど仕方がないなぁ。昨日のNECサポ/ファンも苦労したんだろうな、と思いました。そのかわり東レ関連の幕はありえないところ(体育館側と折衝をしないと張れそうにもない場所)にも張っていました。なんか選手全員の顔写真入り横断幕まであるし。さすがホームゲーム。絶対に叩き潰さなければならない!w

11時半までにひと段落したものの、試合開始まで1時間半もあります。というわけでマーヴェの練習を見ながら、そして事務局の方の楽しく貴重なお話を聞きながら、みんなで喋ってました。そして外に行って一服しつつ、また事務局の方の楽しく貴重なお話(笑)を聞きながら喋っているうちに、やっとこさいい時間になりました。お仕事の合間の貴重なお時間をお付き合い下さって、本当にありがとうございました!

館内に戻ると目の前の景色は壮観でした。青青青・・・笑っちゃいました。あまり大きくはない体育館なんですが、この日は3,000人超入って満員でした。この体育館はエンド部分(奥側)が学校の講堂のようなステージになっているんですが、そこにも地元の小学生バレーチームが体育座りでギッシリ。超地元モードでした(でもマーヴェのバルーン持ってる子供もチラホラいたw)。一方のマーヴェは応援団席(社員他)が300席ちょっとしか配分されず、入りきれなかった社員さんとマーヴェファンがその横の一般席に・・・そうだなぁ、100人ほど。東レのメガホン持ってマーヴェ応援モードの子供もいたけどね(笑)。

あとは1階席や2階席にマーヴェのチアースティック持った人やTシャツ着た人がポツポツ。

東レの応援はみんな座れていたけど、マーヴェは席に座れない人が20人ほど応援席の上で立ち見してました。まあそれくらい東レ側がチケットを押さえていたということですね。先週の尼崎大会がマーヴェの超ホームだと思ってたけど、この日の滋賀はそれどころじゃなかった。だって、ふつう3,000人も人が集まると見た目も雑然とするじゃないですか。でもスタンドなんてきれいに色分けされてるんだもん。青と緑とその他。サイド全面→エンド全面→逆サイドに回りこんでさらに1/3以上が東レの応援。その横の数区画が一般席、さらにその横がマーヴェ応援席ちょっと。前述の通りエンド側ステージは東レ応援のキッズたち。

尼崎大会の観客席は良い意味での雑多な感じで、だからこそ独特の迫力があったんですが、こう整然と並んでると少々人工的な感じがしました。

トータルすると、1階席についてはよくわからないんだけど、ざっと見積もって全3,000人中2,000人以上が東レの応援(隠れJTファンは結構いたと思う)、4~500人がマーヴェの応援、アリーナ中心にどっちつかずが5~600人くらい、かな。マーヴェがこんな超アウェイで戦ったのは今期初なのでは?

なにせ360度中、300度くらいが青いわけですから、選手のプレッシャーも大変だと思いました。この日は前日に引続き非電機式拡声器(つまりただのメガホン)を持って行ったのですが、マーヴェ応援団の応援にあわせた声援は東レに向かって叫びました(俺だけですけどね)。「GO!GO!GO!マーヴェラス!!!」も「おせおせJT!!!」も、全部東レのコートに選手に向かって叫んでました。マーヴェの選手を励まさなければならないのは当然なんですけど、むしろ東レの選手にプレッシャーをかけようと。姑息とか言わない(笑)。でも、この応援の人数比を考えたら、個人的にはそっちの方が効果的な気がしました。東レのブルーが会場を染め、明らかに少ないマーヴェ応援団のはずなのに、なぜか自分達の耳にはマーヴェ応援の声援が聞こえてくる・・・俺が東レの選手だったらイヤだけどなあ。もっとも、俺の声がコートまで届いたかどうか?どれほどの効果があったのか?は知りませんけどね。

もちろん「キャッチ1本!」とか、そういう声援はマーヴェの選手に送りましたよ。

そんなこんなで試合開始です。この日はテンちゃんが久々のスタメン。一方の東レは、大山妹選手ではなく中道選手。中道選手は身長が低いですが、純粋にセッターとしての能力は大山妹選手より上だと思います。だから対戦相手としてはイヤだった。大山妹選手はベンチにも入っていなかったそうで(帰宅してスタッツ見て初めて気付きました。。。敵チームってそんなもんです)、どうも試合前の練習中に怪我をしたそうです。控えセッターなしという状況、今思えば中道選手はとんでもないプレッシャーだっただろうなぁ。万が一怪我したらそれでアウトですよ。東山選手をリザーブに入れるという選択肢はなかったんでしょうか?まあ敵チームのことだからどうでも良いですが。

さて第1セットは東レの勢いが炸裂。東レについては西脇&荒木選手のセンター線を警戒しなければならなかったのですが、その隙を突いてサイドの木村選手がとても冷静に決めてきました。東レはミスも少なく、出だしから点差が広がります。

リエはそんなに悪くなかったんだけど、セット中盤にすぐにアイと交替。ちょっとちょっと!早すぎだろうよ!「待て」を覚えようや、寺さん!ったくもう。。。

腹が立ったせいか、応援にはますます力が入りました。アウェーだし仕方ないんだけど、判定もやや東レに甘いかな、と思う部分がありました。このセットだったっけな、明らかにスパイクアウトなのにIN(その逆だったかも)を取られたのは・・・寺さんが必死に抗議するものの判定は覆らず。危なげなく東レがセットを取りました。

1セット目が終わって、正直この調子が続けばキツイかな・・・とも思いました。

リエの交代ですが、しかし寺さんが流れを変えようとするのは理解できますし、そしてそういう時はリエも少し気弱になっているような気がします。寺さんはそのあたりを見極めているような気がしないでもありません。となれば、これはリエの課題です。リエはベンチに下がってしばらく座っていたのですが、タイムアウトの後にアップゾーンに下がりました。で、ジャージの上着を着ました。「着るな!脱げ!」と思いました。もっとアピールしなきゃ。

続く第2セット、気合を入れて応援するも、第1セットからの流れで試合は進みます。途中で調子の出ないケニーを途中から休ませなんとライトにリエ投入!久々にライトのリエが見れた!ちょうど試合前にとある人と「リエのライトが見たい」と話をしていたので嬉しかった。ところで俺は気づかなかったのですが、試合後に埼玉のマーヴェサポが教えて下さったところによると、このときリエは15番の交代札を持っていたらしいんです。それを見て寺さんが「違う!」とばかりに札を叩いたそうです。寺さん、それはあんたの説明が悪いだろ。ケニーとリエの交代なんて、いったいどこの誰が予想できますか?(笑)

ケニーは遠征・連戦・フルセットの疲れもあるでしょうし、相手に読まれていること、そしてもしかしたらフィアンセが恋しくなったのか・・・いろいろあるでしょうが、この交代が正解だったということは後ほど判明します。

で、セッター対角がスーパーエースから「いわゆるライトらしいライト」に替わったマーヴェ。攻撃パターンが少し変わりました。リエとアイがいるからレシーブとつなぎはパワーアップしたものの、やはり攻撃力はダウン・・・というわけでテンちゃんがセンター線を積極的に使いだしたんです。昨日もそうしろよ、というツッコミは無しで(笑)。まあそんなこともあってか東レが振られはじめ、逆にマーヴェには勢いが。そして粘りもでてきました。ちょっと逆転には厳しい点差だったので、「次のセットにつながるいい形で終わりたいね」と応援のみんなで話をしていました。結果的にマーヴェはやっぱりこのセットを落としました。ただ圧倒的な差ではなく終盤でそれなりに追い上げを見せたので嬉しくなりました。何の根拠もありませんでしたが、なぜか流れは確実にこっちに来ている、そう思いました。

「これはいける!いけるで!」

・・・2セットダウンで後がない状況なのに、気分は俄然明るくなりました。少なくとも俺の中では完全猛追モードにスイッチが切り替わりましたよ。12Vまでのマーヴェなら期待してなかったんですが、今期は違います!

ちなみにこのセットの俺的ハイライトは、なんといっても寺さんがリエを戻したこと!素晴らしいなぁ寺さん!よっ、名監督!(笑)

第3セットは布陣を第1セットのスタメンに戻してマーヴェの追撃体制完了。好調とまでは言えなかったものの(初めてのリーグでそろそろ疲れが出てきたのかな?と思わせる瞬間がありました)、この日も頑張って献身的な貢献をみせたアイですが、あとをリエに譲ります。リエ、せっかく戻ってきたんだから踏ん張れよ!みんなの期待に応えような!

そしてそして、ケニーが「ケニー様」になって戻ってきました(笑)。でもまあ、トータルで考えると「なんで取れたのかわからない」くらいの決していい内容ではなかったですね。。。しかし流れをキッチリつかんで離さず。少し動きが鈍くなりミスも出てきた東レにも助けられ、このセットを奪取!最近の東レは2セット取ってから崩れることが多いので、今日もそれが出てるのかな?と思いました。こうなればホームの大動員応援団の存在が、逆にプレッシャーになってくるはず。チャンス!

続く第4セット、これはもう完全にマーヴェが勢いに乗りました。怒涛の連続得点で中盤すでに大差となり、東レの選手の一部は心が折れたように見えました。そしてワンタッチだかスパイクアウトだか忘れましたが明らかな誤審があり、ここで寺さんが猛抗議。闘将寺廻ここにあり!どんどん誉めちゃうよ。リエを戻すというステキ采配で気分がよくなっていた俺はみんなと一緒に声援を送り寺さんを援護射撃!

スタンドから送られた声援は、

「監督!熱く冷静に!」
「監督!ここアウェー!」
「1点くらいやれ!」

などなど。

え、全然援護になってないって?www

「1点くらいやれ!」と言ったのは俺ですが、本心は「1点くらいくれてやる!>東レ」でした。でもそんなことダイレクトに言ったら、まるで東レにケンカ売ってるみたいやん?東レ選手も凹むかもしれないけど、逆に発奮されても困るし・・・だから東レには言わずに身内?の寺さんに言いました。うん、監督もなにかとツライ立場です(笑)

でも、もう8~9点差くらい引き離していたから1点くらいあげちゃえばいいんです。これが5点差なら流石に言えなかったけどね(みなさんご存知の通り、マーヴェにとって5点差は決してセーフティリードではありません)。それでも抗議を続ける寺さん。嬉しかったなぁ。熱いっす!欲を言えば、俺はリエがぶちギレて寺さん張りの抗議をするのが見たかったんですけどね(笑)

しかしやっぱりというか結局判定は覆らず納得いかずに何度も首を傾げる寺さん。俺の中では東レにやった1点だから気にするな寺さん!(何様w)。しかし寺さんの熱い思いを受け止めたマーヴェの選手はさらにイケイケで点差を広げてこのセットも奪取したのでした!

しゃー!あと1つ!

余談ではありますが、寺さんの熱さとクールな菅野監督の差が対照的でした。個人的には、熱くなってくれたほうが嬉しいです。なんのためにジャケットやめてジャージ着てるのかわからんもんね(そういう問題か?)

そして最終第5セット、このまま押し切りたいマーヴェですが、しかし東レ選手は気持ちを立て直してきました。これは立派だった。だけどマーヴェはもっと強かった。リエがさんざんサーブで狙われ、ついにレシーブミスしてサービスエースを献上したときは正直どうしようかと思ったけど、寺さんがタイムアウトを取った。寺さん!わかってるよな!余計なことすんなよ!

俺の願いが通じたのかタイムアウト明けにリエの交替はありませんでした。リエはそこから完全に切り替えて、相変わらずサーブで狙われ続けるも「気合で」ボールを上げ続けました!ケニーがサーブのときはスタンドから手を合わせたんだけどやっぱりミスった(笑)。でもマーヴェは誰の気持ちも崩れなかった。とにかく第5セットはサイドアウトの連続で会場も異様な雰囲気となり、東レのミニメガホンとマーヴェのチアースティックの叩き合い、声出してた人は叫び合い。400対2,000(推定)という5倍のハンデもなんのその、マーヴェ応援団は東レ応援団に対し互角以上の渡り合いを見せました。その中の1人として、とても誇らしい気分でした。滋賀まで来て良かった!

そしてコートの中の我らがマーヴェラス、まったく隙を見せません!素晴らしい集中力です!

あえてひらがなで書きますが、文字通りの「やるかやられるか」、一瞬たりとも気の抜けない緊迫した展開に幕を降ろしたのは隊長!執念のアタックを東レブロックがはじき、ボールはそのままコートに落下!狂喜乱舞のマーヴェと応援席!!ハイタッチ祭り!!!なんだこの爽快感は!!!w

「負けたくない」「負けられない」という東レの思いを、「勝ちたい」というマーヴェの気持ちが上回りましたね。本当にこのセットは互角だったんですよ。いい勝負でした!

こういった第5セットの真っ向ぶつかり合いになると、技術と経験値に加えて、やっぱりメンタルの部分がモノを言って来るなぁと思いました。

マーヴェが得点した時に流れる「もう1本!」に合わせてゲーフラ持って都合200回以上フルパワーで飛び跳ねてふくらはぎが筋肉痛になった人(笑)は「6番マーク!」とか具体的な声援も送っていて流石だなぁと思いましたが、俺は専門知識も戦術眼もないもんだからとにかく選手を鼓舞しようと思って、「フォローフォロー!」「足動かせー!」「声出せー!」「気持ちで負けるなー!」「踏ん張れー!」「切り替えていこー!」と昔ながらの部活の熱血顧問みたいに血吐きそうな勢いで叫び続けました(笑)

でもとにかく勝ったから報われた気持ちでいっぱいでした。ありがとう、JTマーヴェラス!

試合後、静まり返った東レ応援席を見て、言いようもない嬉しさがこみ上げてきました。近総でもサマーでもVリーグでも、我々はずっとその立場にいた。とうとうこの日、矢(アローズ)に一矢、どころか十矢も百矢も報いました!マーヴェにとって今日の1勝は本当に大きい。逆に東レにとってはとてつもなく重い1敗です。

ストレッチに入ったものの、呆然自失の東レ選手。タオルを頭から被って涙を隠す選手もいました。彼女達の健闘を心より讃えたい。。。などとは微塵も思わず、俺はただひたすら勝利の余韻を噛み締めていました。


マーヴェの選手についていくつか。

まずミヤビ。スタッツに数字に出てないけど、ディグやコースを絞らせるブロックなど、とても頑張ってたと思います。

続いてメグ。この日もサーブレシーブが安定し、見事な働きを見せました。

リエはサーブがとても良かったです。ジャンピングフローターに戻していますが、この日はエースが2本ありました!そして第5セットはサーブの集中砲火にあいながらもよく崩れきらなかったと思います。本当に頑張ってました!見ていても必死な感じが痛いほど伝わってきました。よく耐え抜いた!GJ!

まあこんな感じです。手抜き?いやいや、今日は総力戦だったから、個人別の話はもういいじゃないですか(笑)

あ、そうだ。この試合、マーヴェは後半のディグやつなぎが素晴らしかったと思います。ナオさんもユウもケニーもミヤビも。本当によく粘ったと思うし、ブロックフォローも頑張った。4試合連続フルセットの疲れも見せず、みんな足動かして頑張ってましたよ!


その後は断幕片付けてバスを見送りました。膳所駅まで歩いて普通列車に乗り込み、京都駅で新幹線に乗る埼玉&広島のマーヴェサポと別れました。俺は新快速と阪急を乗り継ぎ、西宮北口駅の構内で551の豚饅とシューマイを買って帰りました。家に帰ったら埼玉のマーヴェサポからお疲れ様メールが届きました。


・・・この2連戦、みなさんのおかげで本当に楽しかったし、心の底から応援も出来ました!本当にお世話になりました。どうもありがとうございました!またよろしくお願いします!


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2 コメント

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伊勢 (Rodoriguez)
2007-03-09 03:47:15
dukeさん、こんばんは!

滋賀ではご挨拶できずに申し訳ありませんでした。ファンにとっても最高の試合でしたね。月曜日、シワガレ声で出社したら会う人すべてに「風邪ですか?」と言われました(笑)

> ホームに帰ってきたとたん、油断しちゃうんじゃないか?とかね(^^)

僕はこんなに成績の伴ったマーヴェを見るのは初めてなので、だんだん怖くなってきています。今期のマーヴェはどこに勝ってもおかしくないし、その逆もまたしかり。最後までハラハラすると思います。

ホームでしっかり貯金を稼いで、勢いを持続させたまま小牧&鈴鹿に乗り込んでほしいですね。鈴鹿くらいはそれほど遠くないし行きたいんですけど、だんだんスケジュールが厳しくなってきてまして・・・今のところTV応援の可能性が濃厚です。鈴鹿は、そうですよね、アイの凱旋試合でしたね!相手は強敵久光ですが我らがマーヴェのことです、必ずや撃破してくれると思います。

それでは加古川と神戸、宜しくお願いします!応援頑張りましょう!
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Unknown (duke)
2007-03-07 23:02:46
Rodoriguezさんの超長文日記を読みながら、あの日を思い出しています。最良の1日でしたね。そして翌週も我がマーヴェラスは好調を維持。
ここまでできがいいと、逆になんか心配になってくるのがマーヴェサポの辛いところ。ホームに帰ってきたとたん、油断しちゃうんじゃないか?とかね(^^)
今週末の加古川・神戸。しっかり応援しましょう。来週のマーヴェは伊勢しか応援に行けないけど、これはアイの凱旋試合なんできっちり勝利して欲しいです。

では今週末、加古川&神戸で会いましょう!

がんばれ、JTマーヴェラス!!!!!
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