今日は親父の冬物を買いに西宮ガーデンズに行ってきました。
昨シーズンまで着ていたクソダサい色で中途半端な丈のダウンコートを処分したので、真冬用のアウターを。本人は秋口に買ったウルトラライトダウンがあるからなんとかなるとか言い張るのですが、寒がりなんで真冬には厳しいだろうし、中に着こんでモコモコになるのはカッコ悪いしな。
っていうか、そのウルトラライトダウンも数ある色の中からなんでこんなん選んだんやってくらい、くすんだネイビーなんですわ。もう歳取るとファッションとか興味なくなる、くせに細かいところにこだわりはある、けれどなんかズレまくってる、って感じなんです。
で、結局、俺が勝手に第一候補に考えていたユニクロのシームレスダウンコートを買ったんですよ。黒がめちゃくちゃ似合ってて「へえ、親父にこんなに似合う服もあるんや」と感心したんですが、結局ネイビーがいいと言いだして。いや、ネイビーも悪い色じゃないけど、ほんまに黒が似合っててね。白髪ともよくマッチして。だから10回くらい考え直せと言ったんですけど、最後は本人が気に入る色が一番、と折れました(笑)
あとは部屋で着るセーターが古くなってきたので2枚選ばせた。でも親父は興味ないのとめんどくさくなったのと加齢で頭の回転が鈍くなって「これ外で着るのは嫌やなぁ」「だから部屋着や言うとるやろ」「もうちょいきれいな色ないんかいな」「じゃあこのオレンジは?鮮やかやん」「そんな色よう着んわ」「じゃあこの緑とかきれいでええやん」「これは非常にええな・・・でも4,990円やん、部屋着やのに高いなぁ、やめとくわ」「セールで3,990円やけどな。まあ高い言うならあっちの棚から選びーな、1,990円やで」「ええのないなぁ」「そしたらこのフリースでどないや、セールで安いし、暖かいし軽いで」「そんなん外に着て行ったらカッコ悪ない?」「カッコ悪ないし、そもそも家の中で羽織る服探してる言うてるやろ」「うーん、さっきの緑きれいやったけどなぁ」「自分が高い言うてやめたんやろ!もう緑のにせぇ!!!」と不毛な会話を延々と繰り返す。
いやほんと、もはや軽く痴呆気味なのは知ってるけど、たいがいキレそうになりますな。んで親父は最後に「もうええわ、やめとこ」ってなっちゃうんですよ。〇〇が食べたい、〇〇は嫌い、これがいい・・・最近、ほんとに意思を示さなくなってきたんです。こうなったら一気に老けるよね。でもこういう人を見ていたら、アクセルとブレーキ踏み間違えて暴走する老人のことも多少は理解できるねんな。ほんまね、煮詰まるとダメよ。一度思考が追いつかなくなったり何か失敗すると一気にパニくるからね。
それはさておき、なんだかんだでダウンコートと好みの色のセーター2着、あと俺が「これはええもんやから着てみ」とユニクロUのタートルネックを1着追加。品質や色合いがとても良くて、定価の1,990円ですら安いと思うんです。しかしこれがセールで990円という衝撃価格。ここまで来ると、良かれ悪かれ「日本ヤバない?」ってなります。ちなみに俺は先週に4着買ったんですけど(笑)、店員に「これ990円って異様に安ない?」って聞いたら、苦笑しながら「いや~正直、僕もなんでこんな値段で売ってるのかよくわからないんですよ」って言ってました。
ところで、ユニクロに寄る前に、他の店もいろいろ回ったんですよ。ただダウンのちょうどいい丈のコートがなくて。ほとんどがダウンパーカーなんよね。そんな中、某イケてる感じのアウトドアブランドの店に立ち寄ったんです。名前はあえて出さんけど。で、コートじゃないから親父の服としては選択肢から除外なんだけど、なんかカッコいいアウターがあったから見てたんですよね。「これ、中綿なんやろ?ダウンではなさそうやな」ってタグ見てたら若い男性店員がやって来たんです。で、どや顔で言い放ったひとことが、
「こちらは防風タイプで中綿も入っております」
だってさ。
見たらわかるわ!!!
もう、あまりの接客レベルの低さに愕然として、思わず「そんな見てわかる話いらんから、客の知らん情報をくれよ」と口走ってしまいましたわ。俺、普段あんまりそんなこと言わへんねんけど、腹が立ったとかそんなんじゃなくて、一瞬で呆れてしまったんよね。
「と言いますと」「たとえば、この中綿はなんなん?」「はい、中綿入っております」「じゃなくて、その、素材は?ダウン?」「化繊です」「了解!」
お兄ちゃんはちょっとムッとしていたようですが、俺は化繊だからって馬鹿にしたわけじゃないねん。そこは理解してくれよな。もうね、一応は高級でハイセンスと評価されているブランドなんやから、アホな接客したらあかん。発言の内容がアホすぎるのが一番ですよ。しかし同じこと言うにしても、プロはもっと違う言い方すると思うで。
「いかがですか。こちらはデザインが大変好評いただいております。防風仕様で風の強い日にもおススメですし、中綿も機能性の高いものを使っておりますので蒸れずにとても暖かいです」とかさ。もしくはいきなり細かいことは言わずに、客がそれを欲しくなるようなことをサラッと言うとか(それはとても難しいことなんだけど)。
ほんま頼むで兄ちゃん。「防風仕様で中綿が入っております」なんて言われたら、「わかっとるわ!なめとんか!」って怒り出す客も中にはおるでw
昨シーズンまで着ていたクソダサい色で中途半端な丈のダウンコートを処分したので、真冬用のアウターを。本人は秋口に買ったウルトラライトダウンがあるからなんとかなるとか言い張るのですが、寒がりなんで真冬には厳しいだろうし、中に着こんでモコモコになるのはカッコ悪いしな。
っていうか、そのウルトラライトダウンも数ある色の中からなんでこんなん選んだんやってくらい、くすんだネイビーなんですわ。もう歳取るとファッションとか興味なくなる、くせに細かいところにこだわりはある、けれどなんかズレまくってる、って感じなんです。
で、結局、俺が勝手に第一候補に考えていたユニクロのシームレスダウンコートを買ったんですよ。黒がめちゃくちゃ似合ってて「へえ、親父にこんなに似合う服もあるんや」と感心したんですが、結局ネイビーがいいと言いだして。いや、ネイビーも悪い色じゃないけど、ほんまに黒が似合っててね。白髪ともよくマッチして。だから10回くらい考え直せと言ったんですけど、最後は本人が気に入る色が一番、と折れました(笑)
あとは部屋で着るセーターが古くなってきたので2枚選ばせた。でも親父は興味ないのとめんどくさくなったのと加齢で頭の回転が鈍くなって「これ外で着るのは嫌やなぁ」「だから部屋着や言うとるやろ」「もうちょいきれいな色ないんかいな」「じゃあこのオレンジは?鮮やかやん」「そんな色よう着んわ」「じゃあこの緑とかきれいでええやん」「これは非常にええな・・・でも4,990円やん、部屋着やのに高いなぁ、やめとくわ」「セールで3,990円やけどな。まあ高い言うならあっちの棚から選びーな、1,990円やで」「ええのないなぁ」「そしたらこのフリースでどないや、セールで安いし、暖かいし軽いで」「そんなん外に着て行ったらカッコ悪ない?」「カッコ悪ないし、そもそも家の中で羽織る服探してる言うてるやろ」「うーん、さっきの緑きれいやったけどなぁ」「自分が高い言うてやめたんやろ!もう緑のにせぇ!!!」と不毛な会話を延々と繰り返す。
いやほんと、もはや軽く痴呆気味なのは知ってるけど、たいがいキレそうになりますな。んで親父は最後に「もうええわ、やめとこ」ってなっちゃうんですよ。〇〇が食べたい、〇〇は嫌い、これがいい・・・最近、ほんとに意思を示さなくなってきたんです。こうなったら一気に老けるよね。でもこういう人を見ていたら、アクセルとブレーキ踏み間違えて暴走する老人のことも多少は理解できるねんな。ほんまね、煮詰まるとダメよ。一度思考が追いつかなくなったり何か失敗すると一気にパニくるからね。
それはさておき、なんだかんだでダウンコートと好みの色のセーター2着、あと俺が「これはええもんやから着てみ」とユニクロUのタートルネックを1着追加。品質や色合いがとても良くて、定価の1,990円ですら安いと思うんです。しかしこれがセールで990円という衝撃価格。ここまで来ると、良かれ悪かれ「日本ヤバない?」ってなります。ちなみに俺は先週に4着買ったんですけど(笑)、店員に「これ990円って異様に安ない?」って聞いたら、苦笑しながら「いや~正直、僕もなんでこんな値段で売ってるのかよくわからないんですよ」って言ってました。
ところで、ユニクロに寄る前に、他の店もいろいろ回ったんですよ。ただダウンのちょうどいい丈のコートがなくて。ほとんどがダウンパーカーなんよね。そんな中、某イケてる感じのアウトドアブランドの店に立ち寄ったんです。名前はあえて出さんけど。で、コートじゃないから親父の服としては選択肢から除外なんだけど、なんかカッコいいアウターがあったから見てたんですよね。「これ、中綿なんやろ?ダウンではなさそうやな」ってタグ見てたら若い男性店員がやって来たんです。で、どや顔で言い放ったひとことが、
「こちらは防風タイプで中綿も入っております」
だってさ。
見たらわかるわ!!!
もう、あまりの接客レベルの低さに愕然として、思わず「そんな見てわかる話いらんから、客の知らん情報をくれよ」と口走ってしまいましたわ。俺、普段あんまりそんなこと言わへんねんけど、腹が立ったとかそんなんじゃなくて、一瞬で呆れてしまったんよね。
「と言いますと」「たとえば、この中綿はなんなん?」「はい、中綿入っております」「じゃなくて、その、素材は?ダウン?」「化繊です」「了解!」
お兄ちゃんはちょっとムッとしていたようですが、俺は化繊だからって馬鹿にしたわけじゃないねん。そこは理解してくれよな。もうね、一応は高級でハイセンスと評価されているブランドなんやから、アホな接客したらあかん。発言の内容がアホすぎるのが一番ですよ。しかし同じこと言うにしても、プロはもっと違う言い方すると思うで。
「いかがですか。こちらはデザインが大変好評いただいております。防風仕様で風の強い日にもおススメですし、中綿も機能性の高いものを使っておりますので蒸れずにとても暖かいです」とかさ。もしくはいきなり細かいことは言わずに、客がそれを欲しくなるようなことをサラッと言うとか(それはとても難しいことなんだけど)。
ほんま頼むで兄ちゃん。「防風仕様で中綿が入っております」なんて言われたら、「わかっとるわ!なめとんか!」って怒り出す客も中にはおるでw