JAZZ from Nishinomiya

V・プレミアリーグのJTマーヴェラスを応援しつつ、日々の出来事や雑感を語ります。ときどき毒づきます。

加藤紗里の完勝

2016年12月29日 02時36分21秒 | 映画/ビデオ/テレビ
帰宅してテレビを点けたら「このあと、橋本マナミが加藤紗里に物申す!」みたいな感じになってて、面白そうだからそのまま観てました。

んで、橋本マナミが加藤紗里に喧嘩を売って、自分は苦労してきた、下積みも長かった、加藤紗里を見てたら腹が立つ、といった感じで自分の考えを語りだした。「死体役で冬の海に浮いてたこともある」と息巻いてみせたけど、加藤紗里は悪気があってか天然発言か知らんが「そんな役もあるんですね」みたいなことを言っていた(笑)。「加藤さんだったらそんな仕事どう?」と誰かに聞かれ「断る」と即答。これでさらに腹が立ったのか、「何がしたいんですか加藤さんは!?」と怒り出す橋本マナミ。

これに対する加藤紗里の返答がすこぶる素晴らしかった。

「恋愛してたい」

天才かw

いや、冗談抜きにして、橋本マナミの完敗やったね。役者が違うわ。橋本マナミは「呆れてものが言えなかった」ようにも見えたけど、実際のところ、あれは間違いなく「なにも言い返せなかった」んだろう。

それにしても、橋本マナミは黙っていたら賢そうなのに、口を開くとなぜあんなにも残念な馬鹿なのか。そもそも、バラエティとはいえ、失うものなどない加藤紗里に対し、なぜ自分の価値観を全面に押し出して喧嘩を売るのか。そして最後に達人級のカウンターで返り討ちにあい目も当てられなかった。

これ、加藤紗里の立場としては、喧嘩を売られる筋合いなんてまったくないんだよな。加藤紗里はもっと怒ったっていいはずなのに。だけど仕方なしに付き合いつつも絶妙な押し引きを見せ、最後は橋本マナミの気持ちなど完全無視のあっけらかんコメント。なんてかわいいんだろうかw

しかしこれをかわいいと思えるのは自分が完全にオッサンになった証拠でもあるんだろうなぁ。10年前の自分なら間違いなく橋本マナミの味方だったと思う。

と、久々に観たワイドショー的バラエティにまんまと乗せられたワタクシでございましたとさ。


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