JAZZ from Nishinomiya

V・プレミアリーグのJTマーヴェラスを応援しつつ、日々の出来事や雑感を語ります。ときどき毒づきます。

今度は失われた何年になるのか

2009年11月18日 02時51分23秒 | 雑感
GXロケットは「廃止」=新エンジンも見直し-刷新会議

昨日の記事で「そのうちロケットも飛ばせない国になるんじゃねーのか?」と書いたらその翌日にこのニュースだよ。参ったね。

まあ正直このGXロケット自体が必要かどうかはわからないし、ロケット打ち上げが産業として成り立つかどうか、つまり商業ロケットという観点からは非常に難しいと思うんですよ。だから廃止は妥当なんじゃないのかなと思います。

でも、技術の積み重ねとか、そういう研究予算だけは削らないで欲しいんだよね。ところが研究ってものは検証してデータを取らないと意味がないから打ち上げの必要はあるわけでさ。これが難しいところだよな。

いやはやしかしほんと、技術立国としての立ち位置を揺るがすような真似だけはして欲しくないです。ただでさえ日本って研究予算が貧弱なのに。鳩山もさることながら財務省もそのへんわかってんのかね。

あのね、天井から、100本の糸でコンクリートの塊をぶら下げている様子を想像してください。

1本切ってもコンクリートは落ちない。

2本、3本、そして5本目を切っても落ちない。

10本目を切ってもなにも起こらない。「なんだ、全然大丈夫じゃないか」。

でも11本目を切ったら他の糸が連鎖的にブチブチちぎれてコンクリは床に落ち、割れてしまった。

そうならないように、仕分けに限らず、国の根幹を成すことや国際競争力にかかわること、そして日本国民の誇りにかかわるようなことについては、くれぐれも適切にやってほしいんです。一度潰れたら元に戻すのは本当に大変なんですから。


ところでみなさん、政権変わって、これまでになにかいいことありましたか?俺には悪いニュースしか聞こえてこない。あ、唯一良かったのは、北方領土問題についてロシアに対し毅然とした意思を表明していることかな。うん、それくらい(苦笑)


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