JAZZ from Nishinomiya

V・プレミアリーグのJTマーヴェラスを応援しつつ、日々の出来事や雑感を語ります。ときどき毒づきます。

素晴らしすぎる泉質

2009年01月13日 23時19分31秒 | 温泉/温泉銭湯/銭湯/スーパー銭湯
3連戦で声がガラガラです(2連戦だったら耐えられたのになw)。ついでに少し風邪を引いたようです。今日は宿直ですし、ぐっすり寝て、大阪&米子のことはまたゆっくり書きます。とりあえず遠征前に書き終わっていた温泉銭湯の記事でも。バレーの記事じゃなくてスイマセン。


今月8日に、六甲おとめ塚温泉に行って来ました。いいという印象はあったけど、いやー、ここまで良い温泉だったっけ?(笑)

ここは前回入湯したとき(半年ほど前)が最初で最後だったんですが、そのときと比べて今回の印象はまったく異なったものでした。考えられる理由は3点。前回は、まず温泉銭湯通いを初めて間もなかったせいか、泉質そのものよりも雰囲気を重視していたこと。また前回の滞在時間は30分と短かったことと、「益荒男の湯」ではなく「神楽の湯」だったこと。

ここには「益荒男の湯」と「神楽の湯」という浴室があって、前者は偶数日が男湯、奇数日が女湯。もちろん後者はその逆(そりゃそうだ)。石作りの広い露天風呂のあるほうが益荒男の湯です。今回は「益荒男の湯」に2時間も浸かってきましたよ(笑)。で、前回入った「神楽の湯」の詳細はもう覚えてないんですが、益荒男の湯とはかなり違っていたような気がします。記憶が曖昧なだけかもしれませんので今度また行ってみよう。

さて今回入った益荒男の湯ですが、内風呂の主湯までもが非加熱・非加水の源泉かけ流しになっていました。たしか神楽の湯の主浴槽は白湯じゃなかったっけ(これも記憶が怪しい)。さらに嬉しいことに、その中にヘルツバス(電気風呂)もありました。

湯温はややぬるめで40度弱ほどでしょうか(源泉温度は41.1℃)、心臓がバクバクになることもなく、個人的には一番気持ちよく入れる温度です。そして関西の温泉銭湯ファンから絶大な支持を得ている泉質。前回そこまでいいという印象はなかったんだけど、今回あらためて浸かってみると、タイル張りの主浴槽に注がれる薄黄緑色のお湯の気持ちいいこと。つるつるの肌触りに加え、入って間もなく体中に微細な気泡(※)がびっしり付着。おまけに前述の通り、ぬるめの湯温だから、10分でも20分でも入ってられます。実にいい。

※ pHが弱アルカリですから炭酸ではないですよね・・・なんだろう?

内湯に輪をかけていいのが露天風呂。同じく源泉の非加熱・非加水・かけ流し。神楽の湯のそれは開放感がありませんでしたが、こっちのは石造りで広く、空もポッカリ開いています。湯船の縁に頭を乗せて身体を伸ばすと、オーバーフローしているお湯が後頭部を暖めながら流れていきます。こちらも泡つき抜群、背中を気泡が転がっていきます。湧出口の近くではほんのり硫黄(硫化水素)の匂いもしました。生き返るわ~。入湯10分&イスに座って寒空の下で冷却3分、を6~7回繰り返し完全リフレッシュ。その後石鹸で身体を洗い終わったら、全身ツルツルになってました。気持ちいいなぁ!

ちなみにこの露天風呂、上部の源泉注ぎ口に加え、湯船の底からもお湯が湧いています。1箇所からドバドバ投入するよりも、浴槽内の温泉の鮮度が保たれやすいこと、また溶存ガスの残存量も減少しにくいものと思われます。

おとめ塚温泉には灘温泉のように低温の源泉浴槽はありませんが(源泉が違うからねぇ)、あまりにも気持ち良い源泉と「非加熱・非加水のかけ流しで新鮮なお湯を味わって欲しい」という経営姿勢に◎。この源泉を神戸の町中(まちなか)で掘り当てたことは、経営者にとっても、我々にとっても超ラッキーだったのでは。営業時間は灘温泉同様、朝6時から25時まで、さらに年中無休。下水道料金が心配になります(笑)。湯あそび広場ネットワーク加盟店だけに、食事もなかなか充実していますよ(焼きそばとかラーメンとかもある)。石鹸・シャンプーの備え付けこそなく、また建物の構造上、浴室には階段を登らなければならないためお年寄りなどには辛いでしょうけど、全国に誇れる素晴らしい温泉銭湯だと思います。こんないいお湯に銭湯料金の380円で入れるなんて、幸せ以外のなにものでもありません。


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