JAZZ from Nishinomiya

V・プレミアリーグのJTマーヴェラスを応援しつつ、日々の出来事や雑感を語ります。ときどき毒づきます。

今日の「さりげなく1本」

2005年10月20日 19時49分41秒 | 映画/ビデオ/テレビ
『帰ってきたウルトラマン』の第33話「怪獣使いと少年」は、シリーズ屈指の名作です。ウルトラマンだの怪獣だの特撮だの、そういうジャンル云々を抜きにしても素晴らしい作品だと思います。この回では、「少数派」「異質なる者」に対する偏見・差別・迫害といったものをテーマとして取上げています。「日本人は美しい花を作る手を持ちながら、一旦その手に刃を持つと、どれほど残酷きわまりない行為をすることか」───伊吹隊長の台詞にはつくづくドキリとさせられます。俺は決して左翼とかリベラル派とかではありませんけどね。最近の若い子達にもぜひ見てもらい、なにかを感じてほしい。正直言って、小中学校の道徳の授業で教材として使えそうな出来です。みなさんも、騙されたと思って一度ご覧になられては如何でしょうか。

『帰ってきたウルトラマン』の本放送は昭和46~47年だから、俺が生まれる前で、俺が見ていたのは再放送なんでしょう。“君にも見えるウルトラの星”─── オープニング主題歌の初っ端の一節ですが、物凄く魅力的なフレーズだと思いませんか?あの頃の俺には、確かにウルトラの星が見えていました。最近の子供向け番組の主題歌って、タイアップ曲とか多くて、物凄く違和感があります。ドラえもんの主題歌も変わってしまうんですよね?「空を自由に飛びたいな♪」ああ俺だって飛びたいよ。なんであんなステキな主題歌をやめてしまうんだろう。

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