JAZZ from Nishinomiya

V・プレミアリーグのJTマーヴェラスを応援しつつ、日々の出来事や雑感を語ります。ときどき毒づきます。

EOS650

2005年10月20日 19時56分22秒 | その他の趣味
何日か前の投稿で「群馬は一生行くこともないやろ」みたいなことを書いたけど、こないだの山形遠征で新潟から東京に帰ってくるときに、思いっきり群馬通過してた。祝・初群馬!(笑)

さてこのあいだ職場のお姉様が「姪っ子の運動会の写真を撮るんや」とおじいさんのカメラを持ってきました。EOS10というフィルムカメラです。それをカメラマニアの後輩がいじくっているうちにダイヤルが故障してしまい、だからEOSについて書こうと思います(笑)

親父がカメラ好きで、4×5のカメラとかで良く写真を撮っていました。家にはカメラがたくさんあったけど、震災でだいぶん壊れちゃった。

俺が一番最初に使ったカメラは名前も忘れたけどキヤノンの古~いマニュアル機。物々交換で親父が手に入れたものをもらった。もちろんフィルムカメラですよ。昔のカメラによくあるシルバー&ブラックボディで、アナログの露出計が内蔵されていて、特記すべきことは何一つない普通のカメラ。だけど付いてた標準レンズが確かF1.2で、今思えば良いレンズだったよなぁ。風景をよく撮ってましたよ。

ミノルタがα-7000というオートフォーカス一眼を出して業界を震撼させたのが1985年。独特のネーミングとカメラらしくないスイッチ類、メカメカしたデザイン。子供心にも衝撃的だったことを記憶しています。俺はミノルタ(現コニカミノルタ)のカメラは嫌いなんですけど(社名がw)、まあインパクトは強かったわけですよ。ピント合わせ不要な一眼レフって、結局レンズ交換できるバカチョン(死語?)みたいで胡散臭いなぁとも思ったんですが、文字通りのカメラ革命でした。

当然他メーカーも追随しまして、中学3年のときかな、贅沢にもEOS650という一眼レフを買ってもらいました。ねだったわけじゃないんですが、なぜだか買ってくれまして。親父のカメラ好きの血がそうさせたんでしょうか。嬉しかったというより「エエのん?」って感じでした。これと一緒に出た上級機のEOS620とともにキャノン初のオートフォーカス一眼だったと記憶しています。

今はバッグの中で眠っていますけど、いいカメラですよ。フォーカス性能とかは今のカメラとは比較にならないだろうけど、これ以降に世の中に出た一眼レフで俺はこれよりデザインのいい機種を知りません。まあ好みの問題でしょうけどね。'80年代後半という時代は、車にせよなんにせよ、今よりもはるかに「新しいデザイン」を追及していたんだと思います。景気も良くて、そういう部分に企業もカネをかける事が出来たんでしょうね。バブル崩壊後の国産車のデザインは噴飯ものでしたからね。ただ「新しいデザイン」=「グッドデザイン」というわけでもなくて、今見ればとんでもなくかっこ悪いものも多い。だけどこのカメラは本当にグッドデザインですよ。カメラらしいどっしりした安定感の中にシャープさとプレーンさが絶妙にミックスされていて、ものすごくスッキリしている。当時はそんなこと思わなかったけど、今見るとその秀逸さが良くわかります。

余談ですが、カメラのデザイントレンドって、ステレオやミニコンポと似ていると思いませんか?俺が使っているコンポはもう15年選手wで、ボディはゴム焼けしててリモコンも壊れてるんだけど、ずっと捨てずに使い続けています。デザインが良いのと金がないからです。あと、メタルやハイポジのテープが再生できるというのも利点です。この先カセットテープなんて買うことはないだろうけど、古いテープを聴く機会は多々あるわけで。テープだからMDに落とすってのも面倒だし(だいたい家にMDデッキないし)、今後新しいステレオ買ってもこのコンポは捨てないんだろうな。

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