JAZZ from Nishinomiya

V・プレミアリーグのJTマーヴェラスを応援しつつ、日々の出来事や雑感を語ります。ときどき毒づきます。

無計画で無責任

2006年01月16日 22時36分57秒 | 雑感
絵画150億“持ち腐れ” 大阪市で美術館建設が頓挫


俺は兵庫県民だからどうでもいい話なんですけどね、やっぱり関西の暗いニュースは聞きたくないし、こんなアホというか計画性のない税金無駄遣い的なニュースは残念に思えてしまいます。

もったいないなぁ、バブル期に購入した作品も多いでしょうから、現在の価値がとても150億円もあるとは思えないんですが、それでも3,000点の絵画のほとんどがトランクルームに眠っているなんて。保存状態は大丈夫なのかと心配してしまいます。

絵画を購入して美術館を建てるのは、悪いことじゃないです。そういう施設があるってのは文化的に豊かな証拠だし、そんなもの民間が建設・維持できるものでもないです。官公庁・自治体などが建設して、最低限の赤字で維持していくのがベストだと思います。もちろん黒字収支になるに越したことはないけど、普通に考えれば難しいでしょう。努力はせんといかんでしょうけどね。

調べてみたらこの「大阪市立近代美術館(仮)」って、他にもキリコやマグリット、ユトリロ、藤田嗣治など、かなりの所蔵のようで。まあこういう絵画ってのは湿度や温度を調節した専門の展示室に設置するのがベターで、一度そんな施設を建設したら維持費も膨大なものになるのは良くわかるんだけど、それにしても。。。素晴らしい芸術作品というのは、所有者が誰であっても、それは一個人や団体ではなくもはや公共の財産だと俺は思っているので、一刻も早く常設展示して欲しいなと思います。別に大阪市が保有していなくても良いんで。

バブル経済崩壊の影響は未だに続いてるんですね。ただ、ここまで大規模に後を引くのもさすが大阪市ですが。

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