今年は長年ご無沙汰している方々に会う…
ということが自分にとって一つのテーマなのですが
ひょんなことから京都にて叶うことになりました。
数ヶ月前に、高校を出て初めて勤めた会社の
おじ様方や先輩に会いました。
その時に、当時別の部署ではありましたが
とあるおじ様が、京都で「香道」の先生を
しているという話題になりました。
サラリーマンから香道の先生へ…か。
「香道」…知ってますか?
聞いたことはあるけど、やったことはありません。
香りに関わる仕事をしているものとして
日本の文化である「香道」の体験を是非やってみたいと
思いました。
先輩が
「香道体験が出来るので中村さん(先生のお名前)から
京都に来いと誘われているのだけど、なかなか一人で行ってもねー」
と言うのです。
私行きます!…とその日におおまかな日程を決めていまいました。
決断早っ。
「茶道」「華道」「香道」は日本三芸道の一つだそうです。
室町時代から続いているのですって。
香道とは良い香木の香りを「聞いて」
精神を鎮め香りを楽しむこと。
香りを楽しむという意味ではアロマテラピーと
似ているところもありますが
「香道」の所作そのものがアロマテラピーとは
まったく違います。
凛としていて、とても格好の良いものです。
アロマテラピーは正座をして香りを嗅ぐということは
しませんからね。
香道では香りを「聞く」といいます。
「聞香」(もんこう)と言うそうです。
英語で聞くというと
「hear」(聞こえる)と「listen」(耳を傾ける)
がありますが、香道の「聞く」は「listen」でしょうか。
精神を集中し、香りを聞く。
アロマテラピーはどちらかというと「hear」のような気がします。
実際、お香の自然原料にはアロマテラピーでも御馴染みの
ものもあります。
白檀(サンダルウッド)や乳香(フランキンセンス)
安息(ベンゾイン)など。
今回はフランキンセンスオイルの元となる樹脂を
見ることも出来ました。
アロマテラピーの先生が生徒さんを引き連れて
体験に来たこともあったそうです。
さて今回の香道体験をしたのは
西本願寺前にある「薫玉堂」さんです。
400年も昔からそこで「香」を営んでいるお店です。
その薫玉堂の香道の先生が私が以前勤めていた会社にいた
方なのです。
部署は違っても、柔らかい京都弁を使って
私のいた部署に来てお話していましたから
よく覚えておりました。
会社を辞めて19年、お会いするのも19年ぶり。
なぜか「ハグ」でお出迎えされてしまいました。
これまたなんと、国際的。
中村先生(先生と呼ぶのもなんだか不思議なのですが)が
言うには、
「外国人の方が多くいらっしゃり、
リピーターになると会ったときはハグをする習慣が
ついてもうてなー」…って。
会社時代には考えられない習慣で、可笑しかったです。
香道体験は午後2時からだったので、お昼は四条河原町にある
「志る幸」に連れて行っていただきました。
ここの名物「利休辨當」はとても美味しかったです!
お汁が白味噌の優しいお味でした。
お汁の具は十種類以上の中から選べるのですが
お勧めの自然薯の「おとしじる」を選びました。
また食べに行きたいお店です。
お腹もいっぱいになり、満足満足。
さあ、四条河原町より西本願寺前の薫玉堂さんに移動して
いよいよ香道体験をします。
つづく。
ということが自分にとって一つのテーマなのですが
ひょんなことから京都にて叶うことになりました。
数ヶ月前に、高校を出て初めて勤めた会社の
おじ様方や先輩に会いました。
その時に、当時別の部署ではありましたが
とあるおじ様が、京都で「香道」の先生を
しているという話題になりました。
サラリーマンから香道の先生へ…か。
「香道」…知ってますか?
聞いたことはあるけど、やったことはありません。
香りに関わる仕事をしているものとして
日本の文化である「香道」の体験を是非やってみたいと
思いました。
先輩が
「香道体験が出来るので中村さん(先生のお名前)から
京都に来いと誘われているのだけど、なかなか一人で行ってもねー」
と言うのです。
私行きます!…とその日におおまかな日程を決めていまいました。
決断早っ。
「茶道」「華道」「香道」は日本三芸道の一つだそうです。
室町時代から続いているのですって。
香道とは良い香木の香りを「聞いて」
精神を鎮め香りを楽しむこと。
香りを楽しむという意味ではアロマテラピーと
似ているところもありますが
「香道」の所作そのものがアロマテラピーとは
まったく違います。
凛としていて、とても格好の良いものです。
アロマテラピーは正座をして香りを嗅ぐということは
しませんからね。
香道では香りを「聞く」といいます。
「聞香」(もんこう)と言うそうです。
英語で聞くというと
「hear」(聞こえる)と「listen」(耳を傾ける)
がありますが、香道の「聞く」は「listen」でしょうか。
精神を集中し、香りを聞く。
アロマテラピーはどちらかというと「hear」のような気がします。
実際、お香の自然原料にはアロマテラピーでも御馴染みの
ものもあります。
白檀(サンダルウッド)や乳香(フランキンセンス)
安息(ベンゾイン)など。
今回はフランキンセンスオイルの元となる樹脂を
見ることも出来ました。
アロマテラピーの先生が生徒さんを引き連れて
体験に来たこともあったそうです。
さて今回の香道体験をしたのは
西本願寺前にある「薫玉堂」さんです。
400年も昔からそこで「香」を営んでいるお店です。
その薫玉堂の香道の先生が私が以前勤めていた会社にいた
方なのです。
部署は違っても、柔らかい京都弁を使って
私のいた部署に来てお話していましたから
よく覚えておりました。
会社を辞めて19年、お会いするのも19年ぶり。
なぜか「ハグ」でお出迎えされてしまいました。
これまたなんと、国際的。
中村先生(先生と呼ぶのもなんだか不思議なのですが)が
言うには、
「外国人の方が多くいらっしゃり、
リピーターになると会ったときはハグをする習慣が
ついてもうてなー」…って。
会社時代には考えられない習慣で、可笑しかったです。
香道体験は午後2時からだったので、お昼は四条河原町にある
「志る幸」に連れて行っていただきました。
ここの名物「利休辨當」はとても美味しかったです!
お汁が白味噌の優しいお味でした。
お汁の具は十種類以上の中から選べるのですが
お勧めの自然薯の「おとしじる」を選びました。
また食べに行きたいお店です。
お腹もいっぱいになり、満足満足。
さあ、四条河原町より西本願寺前の薫玉堂さんに移動して
いよいよ香道体験をします。
つづく。
来月神戸経由で、20年ぶりで京都へゆくので、時間があったらぜひ「薫玉堂」さんに寄らせてもらおうと思います!
「志る幸」さんも気になるお店ですね・・美味しそう~。
20年ぶりの京都ですか!
香道面白かったですよ。
香木の香りもなかなか素晴らしい。
奥深い香りとでも申しましょうか。
行かれるのでしたら是非ご一報を!
志る幸さんも夜はちょっとお高めみたいですが
お昼はお手軽です。
楽しんできてくださいね。