![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/b8/30c2c30727ab330a0766be1fe4069030.jpg)
蒸し暑い1日でした。
歌舞伎座に着いて、3階まで階段をエッチラオッチラ。
席に着いてからも汗が止まりませんでした。
出演者が凄いじゃん!とセラピスト仲間のなちょすさんから
メールがあり、そんじゃあ行ってみるかと思ったのが
前売り開始日。
海老蔵、玉三郎の人気役者の舞台は早くチケット買わないと!
と焦って購入。
なかなかネットも繋がらず、人気演目なんだなと改めて感じました。
3階席を3枚ゲット。
夏の歌舞伎座はあまり行く気がせず。。。
むかーし、Gを見てしまって。。。。しかも客席で。
Gとは夏に出てくる、黒いやつです。
それで、観劇どころではなくなってしまった。
トラウマといいましょうか。。。
古い劇場だし、みんなお弁当持ち込むし、仕方ないのでしょうが
あの時は凍りました。
出し物が怪談ものではなくても、充分恐くなり、
変な汗をかきました(--;
でも今回はせっかくのお誘いだから、意を決して行って参りました。
幸い、見なかったです、G。良かった。
まずは海老蔵の「夏祭浪花鑑」
勘三郎のはニューヨークでも拝見。
若い海老蔵の団七九郎兵衛はどんなだろうと
楽しみでした。
一幕目、牢から出てきた団七九郎兵衛がむさくるしい姿から
床屋へ行きすっきりとした男前になって出てくるところ。
ほんと、男前ねー。
これ見ただけでも今日来た甲斐があったわ。
2幕目はなんといっても勘太郎。
大柄なお辰さんでしたが(^^;
勘三郎の公演だと団七九郎兵衛とお辰の役を二役やることが
多かったのですが、ドイツ公演からでしたっけ??
勘太郎がお辰をやったのって。
あの、熱いこてをお顔に当てちゃうところ。。。。
話を知っていても、アッ、熱い!!!と思わせるんですよね。
声の嗄れ方とかお父さんによく似てるなーと思います。
子供の頃から知っているので、こんな役もやるようになったのね。。。
とまるで叔母さんが甥っ子を思うような(子供でもなく孫でもない)
気持ちでも見ちゃうのです。
だって、もう結婚するんですものね~。
中学生の頃の貴方とのツーショット写真、今でも大事にもってます![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
今回、夏物の着物を着ての登場ですが、肩がガッツリしていて
その辺が力強さを出していた?!
3幕目、は義理の父親を殺す場面。
ドロドロですわ。本当に。
なんか凄かった~。
殺すつもりじゃなくて、でも殺しちゃって、その心の葛藤が
この場面必要ですよね。海老蔵さん、そのあたり良かったなー。
演劇人の方々におかれましては、熱い夏、毎日ご苦労様です。。。と
言いたくなります。
こちらも息止めて見ちゃった感じです。
一人一人のキャラクターがしっかり描かれている作品だから
見ていて面白いのでしょうね。
掛け声「成田屋!」「中村屋!」をかける人が
すぐ後ろにいまして、最初声の大きさにびっくりしましたが
ここで掛けるだろう!と思ったところでピシッと決まると
気持ちが良いですね。
とても臨場感がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/7d/4b12e9aad078c64c6b4b60c3a1bd2629.jpg)
幕間の売店。
いつも凄い人でごった返しています。
さて夜の部二つ目は玉三郎の店主物語(変換がこう出た)
・・・ではなく「天守物語」。
私、初めて見ました。
全然どんなお芝居か知らず、泉鏡花の原作も読んだことなく
まったく何もわからず見たのですが、さすが玉さま。
やっぱりこの人は人間で無いものがよく似合うなあ。。。
おとぎ話のようでいて、妖怪ものでもあって、さらに恋愛ものでもあって
ブラックユーモアみたいのもあって。
玉三郎扮する富姫を姉と慕う亀姫(勘太郎)がお土産に持ってきたのは
生首。その生首に血がついていて、それをベロロンと舐めるのが
舌長姥(門之助)。
「血がついているほうが美味しいよ~」とかなんとか
富姫さんがさらりと言うところなんて、なんだか可笑しいけど恐いし。
うわぁぁぁ!!と言いながらも、身を乗り出し、双眼鏡を使って
じっくり見てしまいましたが(^^;
これはこういう類のお話だったのか?!と思いながらも
どんどん天守物語の世界に引き込まれていきます。
後半海老蔵が出てきます。またすっきり爽やかないい男なんだな。
海老玉コンビで、お2人絵になりますわあ。
これは歌舞伎ではないけど、歌舞伎座で歌舞伎俳優が演じてるから
やっぱり歌舞伎かなあ。
でも充分楽しめましたので、何でも良しとしましょう。
カーテンコールがありまして、歌舞伎座でカーテンコールを体験したのは
初めてでしたのでワクワクしました。
3階席4200円でこの演目二つ、お徳感たっぷりでした。
ふたつのお芝居をじっくり見たという感じで、
普段、3つくらいの出し物が多い歌舞伎座公演ですが
こういうのもなかなか良いですね。
来年の建て替えに向けて、さよなら公演と銘打って
皆が見たいものを公演しているのでしょう。
これから秋から冬にかけても楽しみです。
今回、天守物語中、「通りゃんせ通りゃんせ~♪」と童女の歌が流れる
場面で携帯の着信音が鳴りました。
もう、みんな舌打ち。
鳴ってしまったご本人はあわてて、かばんの中から携帯を取り出す。
すると音が更に歌舞伎座全体に響きわたってしまいました。
あ~あ。
歌舞伎座の案内の女性が「出てください!!」と焦って
そのおば様を場外に連れ出して行きました。。。
連行されたおばさんの帰りが妙に気になったりして。
怒られてたのかなあ・・・とか。
観劇中の携帯は本当に注意しなくちゃいけませんね。
客席にも役者さんにも失礼になるもの。。
写真は3階から花道を撮りました。
花道の七三の階段は、城の天守に上がってくる階段という
設定なのですね。
話が始まって初めて階段の意味が分かりました(^^;
歌舞伎座に着いて、3階まで階段をエッチラオッチラ。
席に着いてからも汗が止まりませんでした。
出演者が凄いじゃん!とセラピスト仲間のなちょすさんから
メールがあり、そんじゃあ行ってみるかと思ったのが
前売り開始日。
海老蔵、玉三郎の人気役者の舞台は早くチケット買わないと!
と焦って購入。
なかなかネットも繋がらず、人気演目なんだなと改めて感じました。
3階席を3枚ゲット。
夏の歌舞伎座はあまり行く気がせず。。。
むかーし、Gを見てしまって。。。。しかも客席で。
Gとは夏に出てくる、黒いやつです。
それで、観劇どころではなくなってしまった。
トラウマといいましょうか。。。
古い劇場だし、みんなお弁当持ち込むし、仕方ないのでしょうが
あの時は凍りました。
出し物が怪談ものではなくても、充分恐くなり、
変な汗をかきました(--;
でも今回はせっかくのお誘いだから、意を決して行って参りました。
幸い、見なかったです、G。良かった。
まずは海老蔵の「夏祭浪花鑑」
勘三郎のはニューヨークでも拝見。
若い海老蔵の団七九郎兵衛はどんなだろうと
楽しみでした。
一幕目、牢から出てきた団七九郎兵衛がむさくるしい姿から
床屋へ行きすっきりとした男前になって出てくるところ。
ほんと、男前ねー。
これ見ただけでも今日来た甲斐があったわ。
2幕目はなんといっても勘太郎。
大柄なお辰さんでしたが(^^;
勘三郎の公演だと団七九郎兵衛とお辰の役を二役やることが
多かったのですが、ドイツ公演からでしたっけ??
勘太郎がお辰をやったのって。
あの、熱いこてをお顔に当てちゃうところ。。。。
話を知っていても、アッ、熱い!!!と思わせるんですよね。
声の嗄れ方とかお父さんによく似てるなーと思います。
子供の頃から知っているので、こんな役もやるようになったのね。。。
とまるで叔母さんが甥っ子を思うような(子供でもなく孫でもない)
気持ちでも見ちゃうのです。
だって、もう結婚するんですものね~。
中学生の頃の貴方とのツーショット写真、今でも大事にもってます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
今回、夏物の着物を着ての登場ですが、肩がガッツリしていて
その辺が力強さを出していた?!
3幕目、は義理の父親を殺す場面。
ドロドロですわ。本当に。
なんか凄かった~。
殺すつもりじゃなくて、でも殺しちゃって、その心の葛藤が
この場面必要ですよね。海老蔵さん、そのあたり良かったなー。
演劇人の方々におかれましては、熱い夏、毎日ご苦労様です。。。と
言いたくなります。
こちらも息止めて見ちゃった感じです。
一人一人のキャラクターがしっかり描かれている作品だから
見ていて面白いのでしょうね。
掛け声「成田屋!」「中村屋!」をかける人が
すぐ後ろにいまして、最初声の大きさにびっくりしましたが
ここで掛けるだろう!と思ったところでピシッと決まると
気持ちが良いですね。
とても臨場感がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/7d/4b12e9aad078c64c6b4b60c3a1bd2629.jpg)
幕間の売店。
いつも凄い人でごった返しています。
さて夜の部二つ目は玉三郎の店主物語(変換がこう出た)
・・・ではなく「天守物語」。
私、初めて見ました。
全然どんなお芝居か知らず、泉鏡花の原作も読んだことなく
まったく何もわからず見たのですが、さすが玉さま。
やっぱりこの人は人間で無いものがよく似合うなあ。。。
おとぎ話のようでいて、妖怪ものでもあって、さらに恋愛ものでもあって
ブラックユーモアみたいのもあって。
玉三郎扮する富姫を姉と慕う亀姫(勘太郎)がお土産に持ってきたのは
生首。その生首に血がついていて、それをベロロンと舐めるのが
舌長姥(門之助)。
「血がついているほうが美味しいよ~」とかなんとか
富姫さんがさらりと言うところなんて、なんだか可笑しいけど恐いし。
うわぁぁぁ!!と言いながらも、身を乗り出し、双眼鏡を使って
じっくり見てしまいましたが(^^;
これはこういう類のお話だったのか?!と思いながらも
どんどん天守物語の世界に引き込まれていきます。
後半海老蔵が出てきます。またすっきり爽やかないい男なんだな。
海老玉コンビで、お2人絵になりますわあ。
これは歌舞伎ではないけど、歌舞伎座で歌舞伎俳優が演じてるから
やっぱり歌舞伎かなあ。
でも充分楽しめましたので、何でも良しとしましょう。
カーテンコールがありまして、歌舞伎座でカーテンコールを体験したのは
初めてでしたのでワクワクしました。
3階席4200円でこの演目二つ、お徳感たっぷりでした。
ふたつのお芝居をじっくり見たという感じで、
普段、3つくらいの出し物が多い歌舞伎座公演ですが
こういうのもなかなか良いですね。
来年の建て替えに向けて、さよなら公演と銘打って
皆が見たいものを公演しているのでしょう。
これから秋から冬にかけても楽しみです。
今回、天守物語中、「通りゃんせ通りゃんせ~♪」と童女の歌が流れる
場面で携帯の着信音が鳴りました。
もう、みんな舌打ち。
鳴ってしまったご本人はあわてて、かばんの中から携帯を取り出す。
すると音が更に歌舞伎座全体に響きわたってしまいました。
あ~あ。
歌舞伎座の案内の女性が「出てください!!」と焦って
そのおば様を場外に連れ出して行きました。。。
連行されたおばさんの帰りが妙に気になったりして。
怒られてたのかなあ・・・とか。
観劇中の携帯は本当に注意しなくちゃいけませんね。
客席にも役者さんにも失礼になるもの。。
写真は3階から花道を撮りました。
花道の七三の階段は、城の天守に上がってくる階段という
設定なのですね。
話が始まって初めて階段の意味が分かりました(^^;
ほ~~~んと見ごたえがあったねー!
『えびたま丼』は豪華絢爛で派手でしっとりしてて華やかで・・・ものすごく楽しめました。
あとねえ、春猿さんの歌舞伎を初めて拝見したけど、美しいわね~~あの方。
さんま御殿で面白可笑しくお話してる姿しか知らなかったから、オオオオッと息をのんだよ。まさかのカーテンコールもあり、ものっすごい楽しんじゃいました。
終わった後のプロントで麦酒を呑まなかったのが悔やまれますけどー(笑)
というか、発売当日に連絡すんなよってかんじ。
いやはやごめん、今度はもっと早めにチェックするね!
楽しかった!!
たっぷりお芝居見た!って感じがしたよ。
春猿さんは素とのギャップがありすぎだ~。
また行こうね~。