Rosso Laboratory

Driver:自動運転と駅

さて、私は恐らくTRAINZ用にモデリングをするだろうが、TRAINZで情景を構築する上で作っておかねばならないもの、つまり現状で不足しているアセットは一体何なのか? それがイマイチ分からないので、それを知るために、実際にレイアウトを作ってテストしてみた事が発端である。



そしてその結果、どうも「駅」が必要そうだと感じている。

情景の表現能力が高く、鉄道以外のモノも動作するTRAINZでは別に鉄道に拘る必要はないと考えてはいるのだが、VRMからのクセだろうか? 駅から情景を作り始めることに慣れてしまったので、スタート地点としての駅がないとどうも上手く始められない気がする。

故に、「Driver」での自動運転で、駅に関係する動作を確認してみた。
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まずループ線に2つの駅を置く。


置くべき駅は「IND」の付いた駅。これがない駅は自動動作がないようなので注意。
(2009/07/04訂正)
「IND」の付いた駅ならば自動乗降動作は確実にあるようだが、「IND」が付いていないものでも動作するものもあるようだ。動作しないタイプの駅だと、駅の手前で到着信号が出た後に停車したままになる。



「Driver」上でも自動運転の設定は出来るが毎回セットするのは面倒なので、「Surveyor」上で登録する。GUI環境で「第1駅→乗降→第2駅→乗降→繰り返し」を指定するだけである。VRMのようなスクリプトなど一切不要。

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さて、動作チェック。


駅に近づくと自動的に減速し、速度調整を勝手にしながら停車する。


停車すると扉が開く。


扉が閉じて、自動的に出発する。

<余談>

Kenichiro氏の「113系」は恐らく仕様が古いせいだろう。先頭車が飛び出したり、乗降動作は実行されないが、「Desiro」では問題はなかった。他の駅でも試したが、やはり「113系」は飛び出してしまう。「トリガー」の配置で対処出来るか?と思ってテストもしたが駄目だった。

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さて、今度はココに2つ目の編成として「Desiro」を配置する。


すると何故か駅で折り返し運転をするようになり、正面衝突の危機。・・・しかし、両編成とも自動的に停車して衝突はせず、運転士から苦情が来る(笑)。なお、手動運転の場合には衝突する。


TRAINZはソフト側で自動的に判断して動作するようで、先の駅に編成が停車していた上に、進行方向が制限されていなかったので折り返したようだ。そこで以前不明だった方向マーカーを駅に設置すると一方向にのみ進むようになった。

その後の動作を見ていると、第1駅から編成が出発しないと第2駅にいる編成が出発しないので、どうも信号機が無くとも自動的に閉塞が構築されているように見える。

自動運転もTRAINZの圧勝だね、こりゃ。

・・・しかし、その分「駅」作りは大変かもね。駅は複合のアセットになるし、色々な部分に仕掛けが必要そうだ。まぁ情景作りのためだけなら、形状だけでも十分だが。

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