毎日PCを触る練習用

大体毎日PCを触るための練習用です。

痺れる

2013-11-21 21:23:25 | 
「痺れる」 沼田まほかる 光文社文庫



不思議な、「痺れる」感覚を味わえる短編集。
作者は、「猫鳴り」を読んでからちょっと気に入っている沼田まほかるさん。
最初に読んだのは「アミダサマ」で、その時は、こんなに続けてこの人の作品を読むとは思っていませんでした。
なぜかというと、ぞわぞわしたから。

でも、本読んでぞわぞわするって、気に入ったってことですよね。

さて、「痺れる」ですが、独特の世界観に、やはり引き込まれてしまいました。
殺人、殺意、死の願望に憎悪。
醜いといわれる感情の、醜さを凝縮還元する術をよく御存じだなぁ、と感じます。
聖職者(僧侶のご経験があるそうです)らしいというべきでしょうか。

今の自分を大切にしたいなぁ、と、感じられるものが好きな私は、沼田さんの作品を読むとグングン惹かれます。

「猫鳴り」も「アミダサマ」も長編なので、沼田さん初心者の方は、この短編集あたりから入るのがいいかもしれません。
短編ながら、十分沼田色が出てますから!

次に読みたいのは、傑作と噂される「ユリゴコロ」です。
読みたい本があるのは、幸せですねぇ。

感情?怠惰?

2013-11-20 20:14:04 | 日記
幼いころ、また、今の状況を考えもしなかった若いころ、「めんどくさい」はやってしまえばできる、つまり克服できると思っていました。

でも、若いうちに「めんどくさい」を克服してこなかった私は今、「めんどくさい」を打破しようとして、その厚い壁、高い柵にあえいでいます。

あぁ、後悔先に立たず。
本当に実感する日々です。

人との会話、めんどくさい。
起き上がること、めんどくさい。
感情?どこかに封じたい。

特に、疲れているときの面倒くさがりは自分で今読み返してみても少し常軌を逸していますね。

どんなに疲れていても、私は一人じゃない。
そんな当たり前のことをすっ飛ばして、私は時々どこかに行ってしまいます。

毎日、とりあえずこのブログを書こうとしているのは、面倒くさがりの自分を克服することが大きな目的のうちの一つです。
少しずつ、なんとか歩みを進めたい。

寒さがいや増す秋の終わりに。

部屋とスーツと私

2013-11-19 23:22:34 | 日記
あぁ、引き合いに出す曲名のネタに年齢を感じるようになってきました。

「部屋とワイシャツと私」


この人のこの歌、、とってもいい声で一度聞くと何度も聞きたくなります。
ステキなメロディーラインにもかかわらず、歌詞は穏やかではないところもギャップがあって好きです。
実はPVも泣かせてくれます。
最近は、youtubeなどで、いろんなものを手軽に見ることができ、便利になりましたね。

話が脱線してしまいました。

今日は、部屋の様子と体調について。

部屋が割合片付いているときは体調がいいときです。
逆に、部屋が荒れ放題の時は、心身ともに不調です。
荒れ具合は、不調ぶりのバロメーターにもなります。

このことを利用して、最近は、調子が悪いなと感じたら、できるだけ部屋を片付けるようにしています。

モノを片付けることが苦手なので、今流行りの「断捨離」には到底至りませんが、部屋を片付けるだけで体調が整うなら、と自分を鼓舞して部屋の片づけ。

今日の部屋は、スーツがまだクローゼットに入っていないなど、ちょっと散らかり気味なので、寝る前に少し片付けて寝たいと思います。
おやすみなさい。

実験刑事トトリ2

2013-11-18 20:33:48 | TV
「実験刑事トトリ」というTVドラマがあって、2シーズン目ですが、気に入ってみていました。

先日、2シーズン目の最終回が終わったのですが、3シーズン目を早くも切望しています。

このドラマは、主人公の都鳥さんが、動物生態学者から刑事に転職(シーズン1)し、持ち前の知識と実験による論理的考証を用いて犯人を挙げていく推理ドラマです。
「あなたは○○に似ていますね」と、身近な動物のあまり知られていない行動パターンなどで暗喩し、最後に犯人を追いつめていく直前にはその人の顔を思い出してデッサンします。

その、動物の特徴を聞くのも楽しいですし、人物画の精密さにも目をひかれます。

今シーズンの最終話では、ペンギンが引き合いに出されていました。
ペンギンは、昔飛べたけれど、泳ぎに特化してしまった結果、飛べなくなってしまった。
ある一つ(泳ぐこと)に執着するあまり、自らのアイデンティティ(鳥は飛ぶということ)を失ってしまった。
今回の犯人は、ある一つの目的のために、人として大切なことを失い、殺人に至った。

何か一つに一生懸命になることは確かに大切ですが、こだわりは冷静さを奪い、自らを見失ってしまう。
今回はそういうことを言いたかったのかな、と感じました。

ただ、その引き合いに出されたのが、可愛いペンギン。。。
ちょっとかわいそうですね。

私は、意固地になりそうなときは、空を見上げるようにしています。
雲の形を追いかけていると、雲と一緒に、何かわからないもやもやがどこかに行く気がします。



息抜き、大切ですね。

ビッグバンに行ってきました!

2013-11-17 21:51:23 | 日記
昨日は、大阪府立大型児童館「ビッグバン」を通りかかったら、何かのお祭りをしていました。

そこでは、小さな女の子たちがチアリーディングをしていたり、法被を着た子供たちが和太鼓演奏を披露したり、と、とても賑わっていました。

そんななか、フリーマーケットなどもあって、ぐるりと一周しただけでしたが、楽しいひと時を過ごすことができました。



石板の名称が「○阪府立大型児童館」となっているのが、ちょっと残念ですけど、大阪特有のユーモアと思えば、思えなくもないですね。