サイドブレーキが！

今回は妻の見た話。
今日は不燃物ゴミの日でして、古新聞や雑誌、カン・ビンを捨てる日です。
最近、その日になると廃品回収業者が朝早くからゴミ置き場前に車を止めて、置くゴミを次から次へとその軽トラックに積んでいきます。
最近では自治体との間でもめることもあるそうですが、うちの近所では特にもめごともなく見慣れた風景になっています。
私が出勤したあと、妻がベランダで洗濯ものを干している時、その廃品回収業者がゴミを積み終わりシートの紐をトラックに縛っている途中、急に車が動き出しました。
実はうちのマンションは丘のてっぺんにありまして、ゴミ置き場も坂道になっています。
「あぁーっ」という廃品回収業者のおじさんの声が聞こえて、妻が振り向くと運転手のいない車が坂道をくだり始めています。
おじさんは慌てて、車を引っ張っていたそうですが、当然止まりません。
うちのマンションの前の坂は２００ｍほど下っていますので、妻はどうなることかと目を見張っていたのですが、不幸中の幸い。すぐに電柱にぶつかって止まったそうです。

こういうことって、やっぱりあるんですね。
でも、とっさのことで人間って、自分の力で車が止まると思ってしまうんですね。
冷静に運転席に回ってブレーキを踏むなんて、やっぱりできないんでしょうね。
私も気を付けよう。