人生、平々凡々-厄も明けて、人生折り返し-

中年を迎え、粋な大人と呼ばれたいと暗中模索の日々を生きているわけでして。

台風のジム

2004-09-29 23:12:10 | Weblog
台風が近づきつつある関西で、会社帰りにジムへ行ってきました。
只でさえ、人の少ないジムなんですが6時15分にジムに着いた所、私以外に女性が1人。
その方も台風が近づいているせいか、7時前には帰ってしまい私1人。
このジムには管理のおじさん(65歳前後)とインストラクターの女性(3人が毎日1人ずつローテーションする。大学生風)の2人がいるんです。
つまり3人きりになってしまったわけです。
で、テレビが置いてるんですけども当然のように台風のニュースばかりが流れてきます。
マシンをこなして、バイクを漕ぎ始めたのですが、その2人から「早く帰らないかなぁ。この人が帰ったら私たちも帰れるのに」光線がビンビン出てきたではないですか!
確かに台風で雨が思いっきり降ってましたよ。台風の日ぐらいさっさと帰るべきでしょう。
でも、ジムに来たんだから暖かく見守ってよ。
その後、ランを始めたんですが、2人の視線に負けていつもの半分でやめて、すごすごとロッカールームへ・・・
シャワーを浴び着替えたところに、な、なんと、新たなメンバーがジムにいらっしゃいました。
ざまあみろ。ちゃんと仕事しろ、仕事。
しかし、台風の日ぐらいまっすぐ家に帰れよ!(その直後、「メンバーになりたいんですけど・・・」と言っておじさんが1人入ってきました。台風の日にジムに入会するってどんな人なんだろう。家に帰れよ!)

仕方ない大人達が集まったジムの一夜でした。
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どちらがかわいい?

2004-09-28 22:58:38 | Weblog
私、おかげ様で一男一女をもうけまして、大きなけがや病気をすることもなく
日々、成長しております。
そこで子供のどっちがかわいいかってことなんです。
同じ自分の子供ですから、同じようにかわいいと言いたいところですが、正直私は娘の方がかわいいんです。
これは理屈ではなく、そうなんだから仕方ないというしかない。
子供に対して、そんなことは口が裂けても言えませんが。
かたや、妻の方は私が見る限りは息子の方がかわいいじゃないかなぁと思うんです。でも、母親にとっては同じお腹を痛めて産んだ訳だから、やっぱり等しくかわいいのかなぁ。って、実際どうかを聞いてみたらいいじゃん。
でも、ちょっと怖いなぁ。「あなたは2人ともかわいくないの!」って怒られそうで。
勿論、両方かわいいんですよ。しかし、よりかわいい方はどちらかと言われると私は娘の方がそうなんです。男同志ってどこかライバル心があるのかも知れませんね。
男親はやっぱり女の子の方がかわいいのかなぁ。そのうち、「臭い」とか「汚い」とか言われて口もきいてもらえなくなり、嫁に行ってしまう時が来るのにねぇ。
その時が来るのが今から怖い。父親にとって娘はいつまでも抱っこしていた時のイメージのまんまなんですよ。わかんないだろうなぁ。

でも親になって変わったなぁて思うのは、子供のためなら死んでもいいなって気持ちになったことかなぁ。子供が病気になったり、人質に取られたりした時には迷わず自分が身代わりになれると思います。
子供を産んで育てていく過程で、そうした覚悟ができてくるんですねぇ。
不思議ですねぇ。
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世界遺産

2004-09-26 22:15:50 | Weblog
世界遺産を買いました。
といっても今テレビで宣伝しているDVD付きの雑誌です。
この手の雑誌、最近手を変え品を変えいろんな種類が発売されております。
元々世界史は嫌いじゃない私にとって、経済的に現地へ見に行くことが不可能ですから、こういうシリーズは私の購買意欲をくすぐったわけです。
第1号、特別価格790円買いました。2号からは1490円になるそうです。毎号3つずつ世界遺産を紹介することになってまして、印刷物自体のページ数は20頁ほどしかありません。つまり1つの世界遺産に6頁の解説のみ。
ただ、このシリーズの肝はDVDが付いているところです。
そのDVDは、全部で47分。つまり1つの世界遺産につき15分の映像という内容。
結果、1つの世界遺産に6頁の資料、15分の映像が単価約500円というわけ。つまり1コインで世界遺産をお手元にって寸法。
これを安いとするか高いとするか。うーん、正直迷うところです。
気持ち的にはもっと映像時間あっても良いかと思いながら、実際に飽きずに見られる時間は15分が頃合いかなぁとも思ったり。
今後続けて買うかは、数回買ってみて決めようかと思います。
ちなみに15号まで買って毎号ついてくる応募券をおくると、応募者全員にDVD収納用の棚がプレゼントされるとのこと。
うーん、これって微妙に購買意欲をそそられるんだよね。でも15号まで買うと21、560円。それで棚1つか。うーん。
映像自体は可もなく不可もなくって感じ。
興味のある方は是非。でも、本当に好きな人には少し物足りないかも。
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この本読んで大人になった2

2004-09-25 00:29:03 | 
大人になる途中で大きな影響を受けた本。
誰にでも忘れられない本。人によってはそれが、映画や小説やドラマや漫画かも知れません。
でも私が今、20代になったばかりの人に是非読んで頂きたい本。
それは「自分たちよ!」伊丹 十三著(文春文庫)です。
伊丹十三氏は言わずと知れたヒット映画を連発して元気の無かった邦画界に新風を吹き込んだことで有名ですよね。「お葬式」「タンポポ」「マルサの女」等々、映画監督としてご存知の方が殆どでしょう。
しかし、彼は優れた著作家でもありまして、私はこの本に21歳の頃に出会ったんです。
その後、何度この本を読み直したことでしょうか?
今ではその本のあちこちに線が引っ張ってあったり、ページの端が折ってあったり。
この本はある時は人の相談に答えたり、ある時は対談を通して、ある時は読書を通して、人間の本質を現実的に解説してくれている本です。決して気持ちが良くなることは書かれていません。しかし作者の伊丹氏自身がその現実に立ち向かい乗り越えようとしている姿勢が全体に貫かれていて、それがこの本から説教臭さを取り除いていると思います。
「父親とは自分で耐えるべき不快に自分で耐える人であり、子供にもそれを教える人です。」
という一文に私は線を引いていました。いつ引いたのかは忘れてしまいました。
こうした線がこの本の中にいっぱい引いてあります。

残念なのは、その伊丹氏が自ら命を絶ってしまわれたことです。
あなたにはまだまだ生きて欲しかった。そしてまだまだ教わりたかった。
大人として、人間として、父親として生きる覚悟をもらった本です。

この本を読んで君も覚悟を決めろ!
「人間は生涯を通じて半分であり続けるのです。」
その覚悟、あなたにありますか?この本を読んでその意味を確認してみて下さい。
必ずあなたのこれまで、そしてこれからに少なからず影響を与えてくれる本ですよ。
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最近の出来事

2004-09-24 02:27:39 | Weblog
最近の出来事を幾つか。
日記がわりにブログを始めたくせに、だいたい書き込みするのが夜中になるもんで、その日にあったことを既に忘れてしまうという老いの症状が出始めた私です。
そこで、最近あったことを幾つか。
1.らーめん山頭火へ行った。
大阪、吹田の北に千里中央という場所がありまして、そこにセルシーという名の商業施設があるんです。
そこに全国から5店を選んでラーメン屋さんに出店してもらったコーナーが出来ました。そこにあの有名ならーめん山頭火さんも入っていたんで妻と娘を連れて行ったんです。(息子はサッカーへ。)
「とろ肉醤油ラーメン」を注文しました。ラーメンとのせる具とが別々に出てくるんですね!知ってました?
感想。これといった感動なし。期待しすぎたのでしょうか?とろ肉はやわらかくておいしかった。でもやみつきになるほどかというと??
私的には神座ラーメンの方がおいしいと思いました。

2.息子よ。しっかり。
同じ日の朝。息子がサッカーの試合に行くという。しかし、集合時間の10分前になってもまだ、トイレにいるではないか!!
どうやら緊張でお腹の具合がおかしいらしい。
集合場所まではどう考えても10分では行けない。
「おーい、早く行きなさい。みんなが待ってるよー」と急かしたところ、慌てて出てきた。
あわただしく外へ出ていった。1分後、「ピンポーン」
インターホンに出てみると・・・「やっぱり、お腹が・・・」と、またトイレへ。
「早く、早く、みんなに迷惑かかるよー」といったら
「もう、休む・・・」
はぁー。たかがサッカーの試合、それも単なる練習試合なのに・・・。
コーチに遅れるので先に出発してもらうように電話して、やっと出てきた息子を車にのせて追っかけたところ、駅に向かって歩いているところに何とか間に合いました。
ほんと、しっかりしろよ。

3.おみやげおいしかった。
会社の後輩が先週遅い夏休みを取って、北海道へ旅行に行きました。帰って出社し北海道みやげをくれました。
「白い恋人」うーん。10年ぶりぐらいに食べたけど、やっぱおいしいわ。さすが全国のおみやげNO.2。1位ってなんだっけ。
あと、私の両親が鹿児島県出身でして、先日の3連休に帰省し、その土産に「かるかん」を買ってきました。正直「かるかん」は食べ飽きてうれしくなかったのですが、今回は違います!!
「鶴の子かるかん」なるものを頂きました。これはうまかった!
通常のかるかんは饅頭ほどの大きさで中にこしあんが入っています。しかしこの「鶴の子かるかん」は楕円形で少し小さめ。中は黄色いあんが入っている。これはヒット!最近できたのかなー?
何しかおいしかった。一度是非お召し上がり下さい。 
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ジムへGO!

2004-09-22 22:45:08 | Weblog
ジムに行きました。
数年前から体重が年々増え続けています。60キロを超えた時はまあこれぐらいは年相応なんて、たかをくくっていたんです。しかし、65キロを目前にしてさすがに慌て始めた私。昨年のスーツのズボンもお腹がきつくて履けないとなると経済的な問題も絡んできて、妻からも責められる始末。ましてや会う人、会う人から「最近、太った?」と言う言葉を言われたら、そらもう、やるしかないじゃろがい!!
って思っていたところ、会社の後輩が健康保険組合のフィットネスクラブを教えてくれたんです。1回につき300円、しかもいつもがらがら、という好条件。7月末から週1回、多い時は2回というペースで通い始めました。
ただ、仕事上、出張が入ると1,2週間は行けないという時もありましてまだまだ効果は出ておりません。
そんなこんなで8月は5回、9月は2回しか行けてません。昨日、2週間ぶりにいきまして、マシン、バイク、ラン、ストレッチをいずれも少々たしなんで参りました。
年取ると次の日はそうでもないのですが、2日たち3日たつにつれて体中が痛いのなんのって。
まだまだ健康体への道のりは長い。ヒガシやタッキーみたいな腹筋を手に入れるまでがんばるぞー。おー!
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子供を叱る時

2004-09-21 23:20:35 | Weblog
子供を叱るのって愉快ではない。
叱らずに済むものなら、その方がずっと良い。見知らぬ他人なら観て見ぬ振りですますんだけど。実の子ともなるとそうも行かない。
上の子も5年生になって、そろそろ自我も芽生えてきて口答えをするようになってくるとさすがに理論だてて説明をする。しかし、やっぱり子供。こちらの言う事の方が筋が通っているにも関わらず、最後には「えー」とか「なんでよ」が出てきて、とうとうこっちも大爆発。
はーっ。叱りたくて叱るんじゃない。大きくなった時に困るから今言ってるんだよ。
でも、そんなことは自分が大人になった時に初めて気がつくんだよね。私もそうでした。今思えば。
親は自分が失敗して辛かったことを子供に味合わせたくなくて言うんだけど、それは結局は子供自身が失敗して初めて身に付くものだと、わかってはいるんだけど。
そのまま行けば痛い目に遭うことがわかっていても見守るしかない時が親にはあるんだね。そして気づき悩む子供の姿を見守るしかない時が。
ただ、どんなことがあっても最後に隣にいるのは家族しかいないということを忘れないで欲しい。
そう思って叱っているんです。
大人って、表情には出なくても心の中では泣いている時もあるんですよ。
それが立派な大人なのかなぁ。どうでしょうかね。
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この映画にやられた!

2004-09-18 00:34:22 | 映画
心に残るこの1本!
おかげ様で40前になると、なんだかんだと知りたくもないものを知ったり、聞きたくも無い話を聞いてしまったりして心の感度も若い頃に比べれば間違いなく鈍くなっている訳です。
それはきっと、辛いことや悲しいことでいちいち落ち込んでいたら生きていけ無いから、大人が無条件に身につける防衛本能なんでしょうね。

そんなどうしようも無い大人の私が、見るだけで心の垢が燃える魂の火で炭化してしまう映画、それは・・
「椿三十郎」(黒澤 明監督作品)だっ!!

今更説明するまでも無い、日本映画界の巨匠・黒澤明監督ですが、その黒澤映画の中で私が最高傑作に推す作品がこの「椿三十郎」です。
白黒です。私が生まれる前の作品です。最初にこれを私は正月にNHK教育で観たように記憶しています。
はっきり言って娯楽作品です。黒澤の他の映画に比べれば芸術性には劣りますが、この映画を私の中で一番にしてしまう理由はこの映画の持つ生命力ではないでしょうか。

十数人の若い武士たちが古びた寺のお堂で密談している所からこの映画は始まります。
藩の中で藩の金を横領している重職のものがいるらしい。若い武士たちは藩への忠義に燃えて家老に進言するが、その家老から誰が横領の犯人か解るまでことを荒立てないように諭される。しかし、血気さかんな武士達は今度は大目付に進言したところ、この寺のお堂で詳しく話しを聞いてもらうことになり集まったのだ。
そうした話をしている所にお堂の奥から出てくるのが、三船敏郎が演じる「椿三十郎」だ!!
三十郎は今までの話を聞いて、その大目付こそが横領の犯人だと見破る。しかし、その時には大目付が放った刺客たちが寺の周りを包囲していたのだ!!

と言うオープニングで始まるこの映画。開始からいきなり急展開するストーリーに全く古さを感じさせない。さすが世界のクロサワ!!
若き三船敏郎の鬼気せまる殺陣。仇役の室戸を演じる仲代達也の鋭い眼光。そして豪華な脇役陣、志村喬、加山雄三、田中邦衛、小林桂樹その他まだまだ観ればわかる役者たちがぞろぞろ出てきます。
この映画は侍版ハードボイルドだっていうと怒られそうですが、時が戦国時代ならその剣の腕と策士の頭脳で天下を取るのも夢ではないほどの才能を持ちながら、平和な時代に生まれたがために浪人にならざる得なかった三十郎のハードボイルドって思うんです。
人に対して厳しい言い方しかできないが、若い侍たちが心配で仕方ない三十郎。対して仇役の室戸も三十郎に勝るとも劣らない才能を持ちながら悪に生きることを選んだ男。この二人の男のラストでの居合いの勝負に血が熱くならない奴は男じゃない!

そして最後に独り、城を後にする三十郎が若い侍たちに「俺もあいつも抜き身の刀だ。良く切れる。でも本当に良い刀は鞘に入っているもんだ。お前たちもおとなしく鞘に入ってろよ!」と言って歩き出す後ろ姿に本当の大人の男はこれだっ!!と思っちゃうんです。

とにかく観なさいっ!!
って偉そうに言ってますが、挫けそうな時、何が正しくて何が間違っているかが解らなくなった時に、是非、観て下さい。
これを観た時、君も立派な大人にまた一歩近づけるぞっ!!
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帰ってきた

2004-09-17 01:08:56 | Weblog
無事、名古屋出張は終了。
とにかく疲れました。ビール飲んで一眠り。今まで報告書を作成してました。
正直すべて放電しましたので、もう寝ます。
疲れた。

大人だって結構ぎりぎりまでやってんだよ。楽そうに見えるかもしんないけど。
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名古屋にいます

2004-09-15 20:59:59 | Weblog
名古屋にいます。
出張で名古屋にいます。名古屋って通り過ぎるばっかでなかなか立ち入ることが無い場所でしたが、今、愛知県は景気がいいってことでやってきました。
栄という一番名古屋ではにぎやかだと言うところにいます。
テレビ塔を見たり、名古屋城見たり、なかなか、良いところですよ。
おみそ汁はやっぱ赤だしなんだよね。だってトンカツにも味噌つけるんですよ。
さすがにそれは遠慮しました。おいしいらしいですよ。ちなみに味噌煮込みうどんも食べました。
名古屋の女子高生って、みんなスカートが短いんでびっくりしました。
目のやりばに困るから、やめて下さい。その気がなくても、目が行ってしまいます。
だいだい階段を登る時にスカートを後ろ手で押さえながら、歩くぐらいなら最初からはくなっつうの。

東奔西走、大人を生き抜くのは楽じゃないのだ。
苦しい中に楽しみを見い出していくのが大人なんじゃい!よっ!ワ~レ~(by室谷のぶお)
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