【写真:一時は不幸の○○のように見えた「京都忘れ物センター」の連絡先 2014年03月20日13時22分撮影】
三月・出張・落とし物
いきなり、謎めいた語句が登場しましたが、いったい何でしょうか。
これは、私にとっての戒めのフレーズなのです。
先週、京滋地方への出張の帰りのこと、京都から新幹線で帰京する
ために琵琶湖線の草津駅から乗車しました。電車をホームで待つ間、
ガムを取り出そうとバッグ外側のポケットを開け底のほうにあるガム
を「捜索」したのですが、その時にそこにあった定期券(SUICA )入
れをいったん外に出し、バッグの上に置いたのですね(…と、そこま
での記憶はあった…)。
そして、電車が到着し乗車しようとバッグを手に下げベンチを立ち
ます。バッグの上に置いた定期券入れのことはすっかり忘却のかなた
に…。バッグの上という不安定な場所にあるのですから歩行の振動で
ホームのどこかに落下したのでしょう。
そんなことはつゆ知らず…。
京都駅に近づき、新幹線に乗るための定期券入れ(SUICA と EX-IC
カードがいっしょに入っている)を取り出そうとバッグ外側のポケッ
トを開け…るのですが、…「ない!」…。今だから「そらそうよ」と
言えますが、その時はガサコソ探し、ちょっとしたパニック状態。
「待てよ、あの時…」とクロロホルムをかがされ、薄れゆく意識の
中で記憶を辿るようなサスペンスドラマ(清水ミチコが弾くピアノ付)
の演技者のような気分になりながらも、気力を振り絞り草津駅にダッ
シュで戻ったのでした。
さて草津駅改札。駅員さんに半ば鬼と化した形相で食いつき
らば :定期券入れの落とし物、届いていませんか?
駅員さん:あ”~、ちょっと見てみますね。
・・・
駅員さん:届いていませんね。
らば :え”!?
「うっ、つれない」と駅員さんに非があるわけでもないのに、そう
思ってしまう自分がなんとも情けない。
駅員:いちおう、このあたりでは
ここにすべて情報が届くことになっていますんで
都度電話してみてください。
と「京都忘れ物センター」の連絡先を教えていただいたのでした。
そして「念のため」に「遺失物届」を提出し、失意のうちに草津駅を
後にしたのです。
再び京都に向う電車の中、いろいろなことが頭の中を巡りました。
EX- ICカード無しで予約済新幹線に乗る場合どうするのだろうか。
10万円の定期券を自腹で購入しなければならない。
それよりも重大なことが…。
社員証も入っていたよな。こりゃ懲戒だわ。
なんてことが頭の中を渦巻いていると、携帯電話にコールが…。
駅員さん:草津駅です。らば~そうるさんですか。
定期券入れが届きました。
なんと。駅員さんの言葉はまさに、“Words Of Wisdom ”のように
響き渡ったのでした。
・・・
思えば、似たようなことが数年前の同じシチュエーションでありま
した。新幹線の車内販売で支払後、スーツのポケットに財布を入れた
つもりが座席脇に落としたことに気づかず下車したり、クレジット・
カードケースを居酒屋で落としたり…。けっこう「やるときはやって
しまっている」のです。
コトが起こるたびに、「こんなことが起こらないように注意しよう」
と思うものの、今後が少し、いやだいぶ不安だなぁ~。
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