873．虚心坦懐

　今日はわたしにとって特別な日です。心穏やかにし振舞おうと務め
ました。

　ちょうど一年前と同様に、帰宅後いろいろと「情報」や「モノ」の
整理をしました。またまた予備校時代の話になりますが、現代国語の
講師から「卒業」にあたり「ある言葉」をいただいたことを思い出し
ました。

　虚心坦懐

　「『えっ、巨人南海？』なんてつまらないことは言わないのっ！」。
　（それすら意味不明ですが・・・）

　それはさておき、辞書によると

　心にわだかまりを持たず、素直でさっぱりした気持ち。
　無心で平静な心境。偏見がなく、心を開いていること。

ということになります。

　少し前ですが、大相撲の貴乃花親方が北の湖理事長から「役員待遇」
に抜てきされた際、次のようにコメントしました。

　期待に応えられるよう虚心坦懐で吸収していきたい。
　力士は人生をかけて土俵に上がっていますから今まで
　以上に誤審がないように心がけていきたい。

　やはり、四字熟語でコメントしていました。

　事に対処する時に、場合によっては知識や経験が邪魔をし、「変な
先入観」を持つ場合があります。それでは「事実」を直視することが
できなくなります。日々の生活の中で「事実認識」ではなく「事実」
をもとに事に対処することがいかに大事なことか、あらためて気づか
されます。



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