【写真:ライオンズ勝利! 札幌ドーム 2005年09月19日15時54分撮影】
★この写真と記事内容は直接関係がありません。
2007年ペナントレースも4月の戦いが終了した。ここで、私の
順位予想を振り返ってみよう。(→№503の記事参照)
■予想順位
1.福岡ソフトバンクホークス
2.千葉ロッテマリーンズ
3.北海道日本ハムファイターズ
4.西武ライオンズ
5.東北楽天ゴールデン・イーグルス
6.オリックスバファローズ
4月30日終了時点の順位は以下の通りである。
■順位(2007.04.30時点)
勝差 5月
1.福岡ソフトバンクホークス 18勝11敗 1分 0.0 →
2.西武ライオンズ 16勝11敗 2分 1.0 ↓
3.千葉ロッテマリーンズ 14勝11敗 3分 2.0 ↑
4.北海道日本ハムファイターズ 12勝16敗 3分 5.5 ↑
5.オリックスバファローズ 11勝16敗 2分 6.0 →
6.東北楽天ゴールデン・イーグルス 11勝17敗 1分 6.5 →
■解説
各チームとも自軍や相手の「今シーズンの戦力」が見えてきた時期
であろう。換言すれば「自軍で働きそうな選手、相手のチームで自軍
にとって厄介な選手」が見えてきたということだ。自軍とって厄介な
相手の選手は、それが投手の場合「攻略あるのみ」。野手の場合は、
「徹底マークあるのみ」である。これなくしては自軍の浮上はありえ
ない。ここらへんの「対戦」が今後楽しみである。
また、ケガや不振による「離脱」も目だってきた。ざっと整理して
みよう。
ホークス :斉藤和,和田,川
ライオンズ :ジョンソン,片岡,赤田
マリーンズ :小野,福浦
ファイターズ :MICHEAL (復帰),木元,グリーン
バファローズ :菊地原,山口,清原
ゴールデン・イーグルス:岩隈(復帰),一場,関川
Hawks
ぶっちぎりの展開を予想したが、4月中旬ややもたついた感がある。
投打の柱である斉藤和巳と川を欠きながらこの位置をキープしてい
るのは、やはり投手陣が確立しているからであろう。攻撃の主軸は、
役割を確実に果たしているため、今後も安定した展開になるとみる。
投手陣にこれ以上のアクシデントがなく、下位打線の弱さが目立たな
いようであれば、このまま首位をキープしそうだ。
Lions
マスコミが書き立てる「状況」の中、首脳陣やナインは、善戦して
いるのではないか。西口・涌井が勝ち、新人の岸がゲームを作る投球
をしている。ただ、誤算は抑えの小野寺が不安定であること、そして
攻撃面では1番・2番の出塁率が低く、攻撃につながりが出ない点で
あろう。さらに「三塁手」の固定化も課題である。松永・帆足・グラ
マンの左腕のうち、一人先発ローテを確立できれば浮上の目はある。
Marines
エース清水がなかなか勝てない。また小野も離脱した。さらに攻撃
の柱である福浦も不在である。しかし、投手では久保が安定し成瀬が
成長、攻撃陣では、ズレータが期待通りの結果を出し新戦力の早川の
闘志溢れるプレーに、成長著しい青野・塀内らが続く。もともと投手
スタッフがしっかりしているため、今年はホークスとのV争いを最後
まで演じるであろう。
Fighters
開幕直後は、田中賢の不調もあり、打線のつながりに欠けた感があ
った。昨年、個々の選手がモチベーションの向上により結果を出した
こともあり、このような状況でどのように自己を高めていくか、注目
してみたい。投手陣を中心とした守備面では、昨年とそれほど変化が
ないとみる。この位置にいるチームではないが、5番バッターの人選
いかんによって、浮上もあるし停滞もありうる。
Buffaloes
先発の頭数が揃い、ラロッカ・復帰のローズ・北川の主軸が力強い。
1番も大西に決まりそうだ。これに新人の大引が続けば、ホークスに
劣らぬ破壊力のある打線になる。課題はやはり、守備であろう。特に
中継ぎ・抑えの安定化が急務である。「先発投手が、加藤大・金子に
つなぎ、カーターが抑える」というパターンを確立できれば、Aクラ
スに浮上するチャンスが出てくるであろう。
Golden Eagles
岩隈のアクシデントを開幕直後、青山がカヴァーした。さらに新人
の永井・田中が勝利するなど、話題に事欠かなかった4月であった。
攻撃陣はベテランから中堅に切り替えており、発展途上の段階である。
このような状況の下での選手起用法等、野村監督の采配の見せどころ
である。ただ、守備面でやや安定さを欠く場面が多く、このあたりを
チームとしてどのように処していくのか、注目してみたい。
今シーズンは、AクラスとBクラスがはっきりしてきた感がある。
昨年と異なり、縮小された交流試合まであと7カードあるが、この差
がどのような影響をもたらすのだろうか。
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