【写真:ライオンズ投手陣@神宮球場 2011年06月15日16時43分撮影】
★この写真と記事内容は直接関係がありません。
2011年ペナントレース。宮城で行われたオールスター戦に心を
新たにし、後半戦に突入した。パリーグは「二強四弱」というよりも
「二強三弱一問題外」の様相を示している。それほど、ライオンズは
深刻な状況だ。
例によって、私の順位予想を振り返ってみよう。(→№1982の記事参照)
■予想順位
1.北海道日本ハムファイターズ
2.福岡ソフトバンクホークス
3.東北楽天ゴールデンイーグルス
4.千葉ロッテマリーンズ
5.オリックスバファローズ
6.埼玉西武ライオンズ
6月30日終了時点の順位は以下の通りである。
■順位(2011.06.30時点)
勝差 7月
1.福岡ソフトバンクホークス 38勝17敗 3分 - →
2.北海道日本ハムファイターズ 35勝20敗 1分 3.0 →
3.オリックスバファローズ 27勝28敗 3分 11.0 →
4.埼玉西武ライオンズ 25勝28敗 2分 12.0 →
5.千葉ロッテマリーンズ 24勝28敗 3分 12.5 ↓
6.東北楽天ゴールデンイーグルス 24勝31敗 3分 14.0 ↑
7月31日終了時点の順位はどのように変化しただろうか。
■順位(2011.07.31時点)
勝差 8月
1.福岡ソフトバンクホークス 52勝24敗 5分 - ↑
2.北海道日本ハムファイターズ 48勝27敗 2分 3.5 →
3.千葉ロッテマリーンズ 36勝40敗 4分 16.0 →
4.東北楽天ゴールデンイーグルス 36勝41敗 4分 16.5 →
5.オリックスバファローズ 35勝42敗 4分 17.5 →
6.埼玉西武ライオンズ 33勝45敗 2分 20.0 ↓
【筆者のひとりごと】
厳しいと思ったが、これほど惨憺たる状況になるとは・・・
埼玉西武ライオンズにご加護あれ。
■解説
パ・リーグは、もはやコメントすら意味をなさない状況になりつつ
ある。ホークスの戦力大補強により、戦力的にバランスのとれている
ファイターズと首位争いをする展開は予想通りである。
まだまだ行方は混沌としているが、両チームの差となっているのは
攻撃力であろうか。特に、統一球の採用で苦労すると予想した松田と
小谷野。小谷野はケガの影響かやや不振であるが、松田はよい場面で
確実に結果を出すなど、ホークス躍進の原動力となっている。松田の
活躍により、一二番を初めとする打線が文字通り「線」になり相手の
脅威となっていることは間違いない。
反対に、先発投手が不安定で精彩を欠いているのがライオンズだ。
「ここという場面」で本当に弱い。チャンスを悉く潰し、ピンチでは
予想通り防御できない。素人でも「そうなる」と思った結果になる。
ビデオテープを何度も繰り返し再生しているような同じ展開が何度も
続く。涌井、岸の復活がないと浮上できないと断言するが、この両名
のここ数試合の状況をみても、いっこうに浮上の気配はない。二人に
何が起こっているのだろうか。中島を急遽キャプテンにし、チームに
喝を入れるものの、閉塞感の根っこはどうやら深いようだ。「小さな
連勝、大きな連敗」が今後も続き、このままシーズンを終えてしまう
のではないか。残念だ。
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