らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

1076.2008プロ野球CS第2ステージ展望(パシフィックリーグ)

2008-10-16 | 23.Baseball
【写真:試合開始 2008年05月05日13時59分撮影】
 ★この写真と記事内容は直接関係がありません。

 2008年度パシフィック・リーグのレギュラー・シーズンが終了
した。最終成績は次の通りである。

■順位(最終成績)

                          勝差
 1.埼玉西武ライオンズ       76勝64敗 4分 優勝
 2.オリックスバファローズ     75勝68敗 1分  2.5
 3.北海道日本ハムファイターズ   73勝69敗 2分  4.0
 4.千葉ロッテマリーンズ      73勝70敗 1分  4.5
 5.東北楽天ゴールデン・イーグルス 65勝76敗 3分 11.5
 6.福岡ソフトバンクホークス    64勝77敗 3分 12.5

 終盤の激しい3位争いは、ファイターズに軍配があがった。そして
日本シリーズの出場権をかけた戦い、クライマックス・シリーズ(以
下「CS」と表記)第1ステージは、ファイターズがバファローズを
2勝0敗と退けた。その結果、10月17日からのCS第2ステージは、
ライオンズとファイターズの対戦となった。

 両チームの「レギュラー・シーズン後」の戦いは、過去に2回ある。
ひとつは、2004年のプレーオフ第1ステージ、そしてもうひとつは、
1982年のプレーオフである。いずれもライオンズが勝利しているが、
その内容は紙一重であった。いずれの年も後半(後期)に追い上げた
ファイターズが「流れ的に」有利であるという下馬評であったのだが
今シーズンもその点では類似していると思う。レギュラー・シーズン
ではライオンズが持ち前の打撃力を発揮しファイターズを圧倒してき
たが、CSではどうであろうか。

 ここ9月・10月の戦い方をみると、両チームは明暗を分けている。
ざっとキーワードを抽出してみよう。

 分類   ライオンズ       ファイターズ
--------------------------------------------------------------   
 攻撃   つながらず淡白     2死から得点できる粘り
 投手   四球+機動力で崩れる  ピンチでも粘り強くタフ
 守備   重大な場面で脆さがでる 堅実なディフェンス  
 士気   やや疲労感ありか    ケガ人をチームで埋める気迫

■ライオンズに期待すること

 9月末のライオンズは、相手チームのモチベーションの高さを差し
引いたとしても「何か終わったような」戦い方であった。勝負事は、
いったん気が緩むと立て直すのがなかなか難しいものである。

 ライオンズは、もともと発展途上のチームだというのは、誰しもが
承知している。しかし、現在の位置にいるために、いつの間にかチャ
レンジャー精神を忘れてしまう。相手を受けて立った瞬間に、流れは
ファイターズに移動するだろう。巷では「ファイターズがライオンズ
に挑む」という活字が飛び交っているが、とんでもない。「リーグ2
連覇のチャンピオン」に対して、果敢に挑んでいく「気概」をチーム
全員が持てるかが、ライオンズがCS第2ステージを制するための、
大きなポイントになると思う。
 
 精神的にひ弱な選手は不要だ。相手を見下すのではなく、見下ろす
気概をもって挑んでほしい。



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4 Comments

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「脱」チキ・チキ・バン・バン (mensurazoirri)
2008-10-17 02:14:17
これがドーム内にこだまする展開ではチトまずいです。

ご指摘のように、必ずしも1位チームの「追い風」が
感じられません。ある意味アブナい。
ジタバタしても第2ステージはもう目の前です。
まずは推移を見守りたいと思います。

(小生は金曜はテレ玉、土日は現地へ出陣します。)
返信する
稲葉ジャンプも封印 (らば~そうる)
2008-10-17 23:33:44
to:mensurazoirriさん

テレ玉の応援、お疲れ様でした。

17日の大宮では、最終回に聴こえてきましたね。

とにかく序盤、涌井がよく粘りました。
得点差こそつきましたが、紙一重の展開だった
と思います。

稲葉ジャンプは、あっけなく三飛で終わり
結果的に封印できました。
返信する
紙一重 (mensurazoirri)
2008-10-17 23:40:32
rubber_soul_jp様

ご指摘の通りです。
本日は点差こそ開きましたが、序盤のランナーが溜まった場面で
涌井が打たれていたらわかない試合展開ではありました。

さて土日は現地に出陣します。
10月のデーゲームは、かつての日本シリーズを思い出させます。
(屋根が有るので青空は見えませんが…)
返信する
踏ん張りどころで踏ん張る (らば~そうる)
2008-10-18 01:25:04
to:mensurazoirriさん

飯山のあの当りはCS第1ステージの
金子誠の一輝への打球とタブッて見えました。
ああ・・・。
しかし、糸井をよく抑えました。
そういう意味で涌井は
「格好良かった」(渡辺監督コメント)
と思います。

さて、出陣されるとのこと。
お気をつけてご参戦ください。
どこまでも澄み切ったブルーの空のもと・・・。
返信する

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