曲が足りないっ!
ということで“RUBBER SOUL ”を発売するために急遽「お蔵入り」
だった曲をひっぱり出した曲。それが‘Wait’です。それにしても
このような素晴らしい曲が一度ボツになっていたとは・・・。
詞の内容としては「もうすぐ家に帰るから待っててくれよ」とか
「流した涙は忘れてしまおう」というように、1964年の頃までの曲
によく歌われていた内容です。しかし、曲調はよりメロディアスに
なっています。
通常「ヴァースA+ヴァースB」に「サビ」という展開は、とも
すれば「単調」になりがちです。しかし‘Wait’ではそうならない
彼らのすごさが随所に現れています。例えばタンバリンやマラカス
等の「パーカッション」の活用です。ドラムスの刻む8ビートだけ
ではなく、タンバリンで16ビートを作り出すことにより曲にメリ
ハリをつけています。そして、なんといってもサビの部分の「ダイ
ナミクス」が特筆ものです。それも「強弱」ではなく「クレッシェ
ンド」により曲を盛り上げる効果を創出しています。クラシックの
領域では当たり前の表現法なのですが、それをいち早くポピュラー
の領域で試みてしまう先進性に対し、あらためて驚きを隠せません。
↑If this article is quite good, will you please click?
ということで“RUBBER SOUL ”を発売するために急遽「お蔵入り」
だった曲をひっぱり出した曲。それが‘Wait’です。それにしても
このような素晴らしい曲が一度ボツになっていたとは・・・。
詞の内容としては「もうすぐ家に帰るから待っててくれよ」とか
「流した涙は忘れてしまおう」というように、1964年の頃までの曲
によく歌われていた内容です。しかし、曲調はよりメロディアスに
なっています。
通常「ヴァースA+ヴァースB」に「サビ」という展開は、とも
すれば「単調」になりがちです。しかし‘Wait’ではそうならない
彼らのすごさが随所に現れています。例えばタンバリンやマラカス
等の「パーカッション」の活用です。ドラムスの刻む8ビートだけ
ではなく、タンバリンで16ビートを作り出すことにより曲にメリ
ハリをつけています。そして、なんといってもサビの部分の「ダイ
ナミクス」が特筆ものです。それも「強弱」ではなく「クレッシェ
ンド」により曲を盛り上げる効果を創出しています。クラシックの
領域では当たり前の表現法なのですが、それをいち早くポピュラー
の領域で試みてしまう先進性に対し、あらためて驚きを隠せません。
↑If this article is quite good, will you please click?
Helpは映画の雰囲気を強く引っ張ってますから。
Waitもビートルズの進化を物語るもので、この段階では芽が出掛かっていたけど、表に出すのは時期尚早ってことのように思います。
あのクレッシェンドの盛り上げ方はすごいですね!
一回目のさびでははやらずに、二回目でやるところがこころにくいです!
>WaitはRUBBER SOULの中で映える名曲ですよ。
このコメントをお読みしたとき
US盤の“RUBBER SOUL ”の構成を思い出しました。
そこにはUK盤“HELP! ”の‘It's Only Love’と
‘I've Just Seen A Face’が収録されていますが
この2曲と‘Wait’に近さを感じます。
・・・って調べてみたら
この3曲‘Yesterday’や‘I'm Down’と同じ時期に
レコーディングされていたのですね。
たんなる偶然・・・?
それで、‘Wait’が先の2曲のどちらかの
かわりに“HELP! ”に収録されていたら
どうなったのかな・・・って♪
(毎度まいどの「たられば」です)