【写真:大間崎@青森県・大間町 2014年09月26日 12時37分撮影】
青森県には北に向って3つの岬が存在する。東から尻屋崎、大間崎
そして、龍飛崎だ。この中でもっとも有名なのは龍飛崎であろうか。
石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」の破壊力が半端ない…。もとい
その印象が強い。
この3つの岬でもっとも北に位置するのは…
大間崎
ピンポン。何といってもこの碑がそれを物語っている。
「ここ本州最北端の地」の碑
「日本」ではなく「本州」というところが、なんというかいろいろ
な含みを感じてしまう。「岬めぐり」という歌がある。私はそうだが
「岬」とか「端っこ」「さきっちょ」とか「最○端の地」に弱い人も
多いのではないだろうか。山手線の座席や新幹線の3列席も左右両端
から埋まり真ん中が空く…というのは脈絡なし。
そんなことはさておき、尻屋崎で寒立馬と出会った後、一路大間へ
向う。下北半島の北辺の湾曲線を西進する。車窓の運転席側(註:右
ハンドル)から津軽海峡のブルーが視界に映るのは、大畑を過ぎた頃。
9月下旬の昼前。なんとものどかなドライブである。桑畑という地に
PAがあったので少し仮眠をとる。するとこのような碑が…。
「北通道」の碑
「北通道」。なんと味わいのある名称であろうか。津軽海峡越しに
北海道を見ながら通行するこの道は国道 279号線である。碑の後ろ、
津軽海峡越しに見える陸地はもちろん北海道。亀田半島の南端汐首岬
周辺だ。
大間崎に到着したのは昼時。「かもめ食堂」で昼食をとる人も多い。
大間崎界隈
本州最北端の地碑の先には、クキド瀬戸を間にはさみ「弁天島」が
視界に入る。そこには白黒2色の灯台、「大間埼灯台」がそびえ立つ。
灯台の後ろには、北海道亀田半島の山なみが「手にとるような近さ」
にあるように見える。
弁天島の大間埼灯台
お昼のまどろみの中で、しばし津軽海峡の眺望を楽しもう。
亀田半島・恵山方面
函館方面
松前半島・大千軒岳方面
大間から函館は、フェリーでわずか1時間半の距離である。近い。
近い将来、道南を中心に訪れる際には「このルートで移動しよう」と
心に誓い、大間を後にするのであった。
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