らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

2310.「ギタリスト」ジョージ・ハリスン

2012-03-03 | 12.THE BEATLES
 

海外ロックギタリスト№1は?

 このたび、ニッカンスポーツ・コムが「海外ロックギタリストラン
キング」を発表しました。

 1位 Eric Clapton    362票
 2位 George Harrison   151票
 3位 Jimmy Page     127票
 4位 Ritchie Blackmore  121票
 5位 Jimi Hendrix    116票
 6位 Keith Richards   114票
 7位 Edward Van Halen  109票
 8位 Jeff Beck      106票
 9位 Brian May      97票
10位 Richie Sambora    74票

 調査はアンケート形式で進められ、 2月17日から22日に、ニッカン
スポーツ・コムと宅配読者のポイントクラブ会員を対象に実施されま
した。2330票が寄せられたとのことです。

 この場でよく取り上げているジョージ・ハリスンについては、以下
のようなコメントが寄せられています。

・ビートルズが好きだから。
・ビートルズでは引き立て役に徹したが『サムシング』などの曲で
 分かるように、音楽性に優れ、ギターセンスも抜群だった。

 ギタリストという点について、ジョージは過日このようにコメント
を残しています。

 僕はB.B.キングやエリック・クラプトンのようなギタリスト
 とは違うよ。コンスタントにプレイし、自分の技術を身につけて
 いくような人とは違う。自分を卑下するつもりはないけれども、
 まあ、及第点ってところだね。

 もちろん、ギターを習い始めたばかりの人と一緒にいれば、自分
 がいかにギターについて多くを吸収してきたかが分かるよ。長い
 間やってきたからね。でも、まともなギタリストだとは決して思
 わないな。いろいろなテクニックをうまくこなし、誰のセション
 でもすんなりううまく入っていけて、よいプレイができるなんて
 わけにはいかないんだ。

 また、第三者のジョージに対する評価をご紹介しましょう。上述の
ランキングで6位にランクされたキース・リチャーズのコメントです。

 彼について知っているのは、素晴らしいリード・ギタリストだっ
 たということだ。美しいほどに控えめなギタリストだよ。ジミ・
 ヘンドリックスやエリック・クラプトンのタイプとは異なるが、
 ジョージはバンドのなかでのチーム・プレーヤーだった。それは
 オレにとっては光を放つ巨匠のアーティストよりも偉大であるこ
 とを意味する。ジミやエリックを悪く言っているんじゃないぜ。
 人というものはリード・ギターに夢中になるだろ。フィードバッ
 クとかさ。そんなのばかりだと、ちょっとこれ見よがしになりす
 ぎるんだ。ジョージはアーティストだった。また職人でもあった。
 彼の曲を聴くと分かるよ。ジョージは慎重に、そして巧みに彼な
 らではの作品を創り上げていった。そして、曲には彼のフィーリ
 ングってやつがしっかりと残っているんだ。偉大な歌やレコード
 と一緒にいつも現れた男。次が何が来るのか、オレはいつもわく
 わくして心待ちにしていたものさ。


 いずれにしても、ジョージがビートルズという環境の中で成長して
きたことには間違いないでしょう。そう、ビートルズの「寵児」です。


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