【写真:苫小牧西港フェリー・ターミナル 2010年08月07日17時51分撮影】
もうすぐ師走というこの時期・・・。ではありますが「夏の北海道
の旅」を振り返っています。今年でもう20回目のプライベート渡道
になります。1984年から2010年に至る27年という時間の経過の中に
「時代の推移」を感じます。
時が移れば、移動の利便性も変わります。私の場合は所有のRVを
駆使し北の大地を駆け巡ることに価値観を感じています。齢を重ねた
今でもまだその価値観は変わりません。従って在住している横浜から
東北のフェリー・ポイントまでひたする東北道を自走します。もしも
時間が許されれば東北道ではなく、国道4号線等をゆっくりと走って
みたいものです。
私のフェリー・ポイントは八戸・苫小牧です。往路では必ず八戸→
苫小牧を利用しています。定番の青森→函館や、この27年間に新設
された新潟→小樽、新潟・秋田→苫小牧の航路も魅力的なのですが、
ダイヤが私の行動様式にマッチしません。どうしても「八戸22時発
苫小牧翌朝7時着」という「黄金パターン」から脱却できない自分が
そこにいるのです。
新設航路の反面、海運業の事業環境の悪化のために事業からの撤退
を余儀なくされた船会社や、航路の廃止なども数多く目にしました。
特に長年お世話になった東日本フェリーさんの撤退はショッキングな
出来事でした。そして、室蘭港関連航路の廃止、釧路港関連の航路の
廃止も喪失感漂う「事件」でした。
他にも「バイク積載台数の減少」「青森・函館間の高速フェリーの
就航」など、高速化推進も目立ってきました。これも「時代の流れ」
という言葉で片付けてしまえば簡単なことですが、いかがでしょうか。
今後も「北海道行きフェリー」を利用することでしょう。早くも、
2011年のイメージを頭の中で膨らませています。しかしながら、その
イメージの中にはまだ今までと異なったイメージが湧きあがってきま
せん。現在の自己を取り巻く環境が劇的に変化しない限り、ここ数年
同じ状況が続くことでしょう。それもひとつの「選択肢」ですね。
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それを航空機でサッサと往復してしまうのは
プライベートでの来訪であれば極力避けたい…。
本文にある東北道(or国道4号線)やフェリーは
渡道に不可欠の要素となっているのでしょうね。
それらを使うことが必須の“儀式”と言った感じ
でしょうか。
小生も東日本フェリーには何度か乗りました。
もう真っ暗の青森駅西口から油川方面のターミナルまで
荷物を持ちながらてくてくと歩いたものです。
その頃は青森1:20~5:00函館という深夜便があり、
1400円払って寝転がった2等のカーベットが
常宿みたいな時代がありました。懐かしいです。
小生のようなクルマなしの者でも気軽に乗れる
フェリーが減少の一途をたどるのは残念ですね。
交通手段の多様性が薄れていることを実感します。
究極の旅は、mensurazoirriさまが東海道で実践された徒歩!!
もしくはチャリンコかもしれませんね♪
ママチャリで北海道行脚というのもいいなあ・・・。
リタイア後の楽しみにとっておきましょう。
フェリー。
早朝に北海道に着く便は非常に重宝しますね!
函館 5:00って魅力的です。
2等船室の魅力は夏場ですね。
あの雑然とした雰囲気と語らいが旅情をさらに駆り立てます。
最近は、この語らいがちょっと薄らいでいる感があります。
時代の流れという言葉でかたずけてしまうのは簡単ですが・・・。