【写真:支笏湖畔から樽前山と風不死岳を望む 2012年09月26日07時14分撮影】
苫小牧からどこへ行こうか。時間が潤沢にあれば、ニセコ方面から
積丹半島に向い、小樽を経由して札幌に入る。しかし、最近は「時短」
「コストカット(は無いかな?)」の関係で札幌へ直行し、そのまま
稚内へ一直線。前のめりで余裕がない行程である。なんだか心なしか
肩に力が入った旅になってしまっているのが悲しい。
ま、そんなことはさておき、気を取り直して歩を進める。なんてっ
たってここは北海道なんだから。いずれにせよ、必ず最初に立ち寄る
場所へ向おう。
支笏湖
苫小牧市内の入船町のセブン・イレブンに立ち寄る。お、おでんが
販売されているではないか。こんなところにも「秋」を感じる。まず
ここで必要な車中生活用品を調達する。昔は、自宅であらゆる物資を
準備しクルマに詰め込んだものだ。しかし、勘所がだんだんわかり、
最近ではほぼ現地調達だ。
「えっ? 北海道であれば<セイコマ>でしょ。<7>ではなく。」
おっしゃる通り。もちろん、立ち寄るコンビニは「セイコマ」である。
ただ、ここのセブン・イレブンは「北海道初上陸」を果たした1984年
に最初に買い物をしたスポットなので、以降ここで買い物をしないと
なんだか落ち着かなくなってしまったのだ。こだわり…。
平日7時前、店舗内は出勤・朝食の買い出しの人達で混雑している。
そんな喧騒は国道 276号線に入れば皆無になる。北海道では国道より
道道、あるいは町道のような広域農道を走行することで、いろいろな
コトを発見する。それが楽しい。しかし、国道でもこの 276号線は別
である。なんといっても、森林に囲まれたあの清々しいストレート・
ロードが魅力的だ。そんな素晴らしい道をゆっくりと走行する。
支笏湖畔へ下りる。支笏湖YHを過ぎたあたりの下り坂。このカー
ブを曲がりきると、眼の前には支笏湖の水面が見え、眺望が開ける。
この瞬間がいい。とてもいい。
湖畔の駐車スペースで車を停め、紋別岳を背に朝食。視界にはまる
ごと支笏湖。南方を見れば、湖の向こう側に樽前山(標高 1,041m)
と風不死岳(標高 1,102m)がそこに聳える。北西を見ればそこには
恵庭岳(標高 1,320m)が立ちはだかる。
頂上が雲に隠れた恵庭岳
今日は風が弱く穏かだ。悠久、また悠久かな…。
さあ、札幌市内を目指し出発しよう。
【ご参考:支笏湖についての過去記事】よろしければご覧ください。
#2198.支笏湖・2011
#1911.支笏湖にて・・・26年前を回想
#1075.支笏湖
# 348.はい、チーズ!
# 219.【北海道】国道 276号線
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