システム・エンジニア(SE)。SEの仕事には広さ(視野)と深さ(専門性)が求められますね。それは
昔も今も変わっていないと思います。しかし、現在はSE創成期と比較すると、情報量が増え問題解決領域
の範囲が広がり、かつそれらの複雑性が指数関数的に増加しているのではないでしょうか。
そのようなか、自分の実施するべき領域(陣地)を自分の判断だけで決めて仕事をしている人も少なく
ありません。それらをイノセントで実行しているならまだしも、戦略的にそうしている人も今まで数多く
見かけてきました。ドン・キホーテまではいきませんが「ともかくもやってみよう(自分の意見を述べよ
う)」という考え方よりも、「無理だ。それは難しい。しばらく様子見しよう(他人に意見を言わせよう)、
アクションはそれから」という考え方のほうが確かに失敗は少ないかもしれません。しかし、個人的には
「ともかくもやってみよう」という考え方が実際に尊ばれる風土になることを願っています。専門分野や
工程・フェーズの分業化が進行していくなか、「オレは多くの他部門の人を巻き込んで成果をあげたぜ」
と声高くアピールする人が某社の現実の世界では尊ばれている印象があります。
そのようなことは決して悪いことではないと思います。しかし、反対に「そういうことをできない人や
しない人」も多くいることを忘れてはいけないと思います。「先発完投型の投手だけではベース・ボール
は成立しない、試合ができない。捕手も必要。野手も必要。控え選手も必要。ユーティリティプレイヤー
も必要・・・」てなことを言うと、「野球かよ。発想が昭和だよなぁ~」とか言われますね。時代に良し
悪しはないと思います。その時、そのとき・・・新しいモノ(コト)がすべてよいとは限らない・・・。
・・・なんて言うとまた・「ブッ、ブー」とNG音が聞こえてきますので、このへんで撤収!
リゲインCM【24時間戦えますか?】から時を経て【3,4時間戦えますか?】に変わった件
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