1772．【浦幌町】ノスタルジックな昆布刈石を歩く

【写真：黄金の滝入口＠昆布刈石　2010年08月06日15時32分撮影】

　
　釧路・白糠から国道38号線を西進する。直別の原野を過ぎたあたり
で、道道1038号線に入る。根室本線の踏切を越えしばらく走行すると
眼前に雄大な太平洋が広がる。海沿いに走るルート。山側には奇岩が
たちはだかる。最初にこの土地を訪れたとき、その荒涼な風景に感嘆
したものだ。

　トンネルをくぐり左に分岐する道に入る。このあたりは新道の建設
が着々と進行している。工事車両の往来も激しい。急な坂を登りきる
と今度は太平洋が眼下に広がる。周辺に位置する「黄金の滝」に降り
てみた。とはいっても前回同様、高台から下り滝の中段にあたりまで
歩を進めるに留まる。海岸に降り、下から黄金の滝を見上げてみたい。
周辺に海岸に降りる道があるらしいのだが、ついに発見できなかった。
道の発見が次回の課題だ。

黄金の滝（中段から上方を見上げる）

黄金の滝（中段から海を望む）

黄金の滝（滝の激流を見る）

黄金の滝（海に注ぐ激流を見る）

黄金の滝（滝のそばに咲く一輪の花を見る）

　
　昆布刈石のダートの区間は、前回訪れた時と変化はない。十勝太方
面から舗装化が進んでいるが「あの地点」で舗装区間が途切れている。
昨今の経済的事情の影響であろうか。周辺にロラン局が見える地点だ。
旧道の「趣があるダート区間」がまだ確認できる。

国道336号線とダート区間の分岐点

ロラン局

　昆布刈石は、開発の手により、次第に自然が狭められていく感覚に
襲われるエリアである。５年後、このノスタルジックな風景は大きく
変わるのであろうか。それとも・・・。



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