らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

1258.ビートルズ・ツアー(#11:イギリス:1964)

2009-04-16 | 12.THE BEATLES
 イギリスにはアメリカのように大観衆を収容できる施設が多くあり
ませんでした。だいたい 2,000~ 3,000人規模の会場でコンサートを
開催することがほとんどでしたので、その分一回のツアーでの期間は
長くかかりました。また、この頃にはビートルズの人気が爆発的にな
ったことから、追加公演の要請も発生しました。例えば今回のツアー
では当初、11月 2日のベルファストの公演は予定されていませんでし
た。しかし北アイルランド地方の強い要請のため、急遽公演が組まれ
たのです。

 その一方で、公演の合い間に4人は新しいアルバム“BEATLES FOR
SALE”の収録曲をロンドンでレコーディングしており、ほぼ休み無し
で仕事をしていたのです。

 ツアーの初日はジョンの24回目の誕生日であったため、ファンから
ステージ上上に「プレゼント」が投げ込まれる微笑ましい雰囲気の中
ツアーは始まりました。

【TIME】
 1964.10.09~1964.11.10
【PLACE】
 10.09 :Bradford
 10.10 :Leicester
 10.11 :Birmingham
 10.13 :Wigan
 10.14 :Manchester
 10.15 :Stockton
 10.16 :Hull
 10.19 :Edinburgh
 10.20 :Dundee
 10.21 :Glasgow
 10.22 :Leeds
 10.23 :London
 10.24 :Walthamstow
 10.25 :Brighton
 10.28 :Exeter
 10.29 :Plymouth
 10.30 :Bournemouth
 10.31 :Ipswich
 11.01 :London
 11.02 :Belfast
 11.04 :Bedfordshire
 11.05 :Nottingham
 11.06 :Southampton
 11.07 :Cardiff
 11.08 :Liverpool
 11.09 :Sheffield
 11.10 :Bristol
【PROGRAMS】
 01 TWIST AND SHOUT
 02 MONEY(THAT'S WHAT I WANT)
 03 CAN'T BUY ME LOVE
 04 THINGS WE SAID TODAY
 05 I'M HAPPY TO DANCE WITH YOU
 06 I SHOULD HAVE KNOWN BETTER
 07 IF I FELL
 08 I WANNA BE YOUR MAN
 09 A HARD DAY'S NIGHT
 10 LONG TALL SALLY
【INSTRUMENTS】
 JOHN :Rickenbacker 325JG
     GIBSON J-160E
 PAUL :Höfner 500/1'63
 GEORGE:Gretsch Country Gentleman
     Rickenbacker 360-12
 RINGO :Ludwig

 それにしても、このツアーでは‘I Should Have Known Better’や
‘I'm Happy To Dance With You ’など珍しい曲が演奏されていたの
ですね。ハーモニカ、ギターのカッティング、そしてコーラスワーク
など、4人がどのようなパフォーマンスを魅せていたのか、是非とも
知りたい(聴きたい)ところです。



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5 Comments

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Dundee & Plymouth (mino)
2009-05-05 22:45:31
話題がこちらの方がふさわしいのでこちらにコメントします。

映像が存在するのは
10.20 :Dundee
10.29 :Plymouth
の2つで特にDundee公演の方は映像、音声同時収録、音源は音質は良くありませんがライン録音でボーカルが観衆にかき消されるほどではありません。Plymouthは内容未確認。DVDで販売されているらしいとの事。

>ハーモニカ、ギターのカッティング、そしてコーラスワーク
など、4人がどのようなパフォーマンスを魅せていたのか、是非とも
知りたい(聴きたい)ところです。

私が見たのは残念ながらダイジェスト版で断片的映像でした。
‘I'm Happy To Dance With You ’はエンディングだけでしたが右のマイクにジョージ、左のマイクにジョン&ポール。コーラスワークはリリースと同じ。

‘I Should Have Known Better’は非常にレアで左のマイクにジョン&ポール(!)。リリースと違いダブルトラックボーカル部分をジョン&ポールがダブルリードでボーカルをとっていました。ジョージは演奏のみ、映像はありませんでしたがリリースでシングルボーカル部分はポールがマイクから下がってジョンがリードをとるパフォーマンスだったと推測されます。
ダイジェスト版ではオープニングが無かったのでハーモニカは確認出来ませんでしたが、間奏部分ではハーモニカ無しです。

TV番組'Around The Beatles'で’CAN'T BUY ME LOVE’をメドレーでジョン&ポールでボーカルをとった様にこの頃は自分の曲云々に拘わらず自分達の十八番のダブルトラックボーカル部分を協力してライブで再現していたんですね。(但し、Dundee公演の’CAN'T BUY ME LOVE’はポールのボーカルONLYです)

GWに新たに手に入れたブート映像、音源を聞きました。9月9日のリリースにこれらの一部が公式に出ればいいのですが期待薄です。
一部のマニアの予想はアップルとEMIはまずデジタル・リミックス出して十分に儲けてから2012年以降にデジタル・リマスター出すのではとの事です。自分的には早くアンソロジー前に既に完成してるコンプリート版ステレオライブCD集出して欲しいところです。(ステレオ版シエアスタジアムはもうブートで出てますので)
返信する
逆でした (mino)
2009-05-05 23:32:56
誤:一部のマニアの予想はアップルとEMIはまずデジタル・リミックス出して十分に儲けてから2012年以降にデジタル・リマスター出すのではとの事です。

正:一部のマニアの予想はアップルとEMIはまずデジタル・リマスター出して十分に儲けてから2012年以降にデジタル・リミックス出すのではとの事です。
返信する
ダンディ・プリマス (らば~そうる)
2009-05-06 18:47:40
to:minoさん

詳細なコメント(記事にできます!)
ありがとうございました。

レコードにおけるダブルトラック部分を
ライヴではツインヴォーカルで再現するなど
限られた資源の中で音を厚くしようとする
ライヴ・パフォーマーならではの工夫を
感じますね。

「すてきなダンス」のジョンのカッテング
「恋する二人」のイントロ
(ハーモニカがもしもなかったら、どのように演奏したのか?)
など、興味は尽きません♪
返信する
ダイジェスト版ですが (mino)
2009-05-06 22:19:25
設定しないと見えないみたいですねそちらの「ようつべ」の方にDundee公演ダイジェスト版送りました。見れたら上の失敗した2つのコメント削除して下さい。映像はそちらに渡ったらここのみなさんで共有して頂いて構いません。

気づいたのですがジョージは5から8曲迄(7は映像なしですが)Rickenbacker 360-12を使ってませんでしょうか?
返信する
確認しました (らば~そうる)
2009-05-07 23:28:39
to:minoさん

いろいろとありがとうございました♪
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