【写真:ノシャップ岬のランドマーク 2013年09月10日09時26分撮影】
・・・
というわけで
再び
ノシャップ岬
一つの旅程で同じ場所を二度訪れたのは、2度目である。1990年の
旅の際に摩周湖を早朝に訪れたのだが、すっかり「霧の摩周湖」状態。
一度その場を立ち去り、数時間後に訪れたことがある。
その時はまだ、時間帯が異なると景色の印象も異なるだろうという
余裕はなかったかと思う。しかし、20数年が過ぎある程度の齢となり
「枯れた旅」を楽しむ気持ちになってきたような気がする。
そんなことはさておき、ノシャップ岬である。午前中の景色は夕刻
のそれとどのような違いとなって目や心に映るのであろうか。
岬の入口。陽を受け鮮やかな稚内灯台が出迎えてくれる。
稚内灯台のお出迎え
やはり、観光客とおぼしき人はほとんどいなかった。「千葉」ナン
バーのピッカピカのZが駐車場に停まっていたので、運転席の30歳代
と思われる男性に話しかけた。なんでもこの春札幌転勤となったとの
こと。愛車でこの地に来たのだという。人それぞれ。
昨日と同様、恵山泊港の堤防を歩き、利尻島を眺める。雲がかかっ
ていたが、雄大でかつ悠久さを感じるシーンだ。しばし時間を忘れる。
ノシャップ岬から利尻島を望む
反対方向には、陽を全面に受けた稚内灯台がそこに聳え立つ。
稚内灯台
さあ、これから宗谷岬に向おう。まさに「岬めぐり」の旅だ。
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