2907．‘STRAWBERRY FIELDS FOREVER’ を聴きながら

　1966年…

　という年が好き。ビートルズの史上のハナシです。

　1965年の“HELP !”前後から彼らの「スタイル」は徐々に変化しま
した。以前「ビートルズの過渡期」についてジョン・レノンの風貌の
変化をこの場で取り上げました。

　1966年初夏に４人は来日、その後フィリピンとアメリカでツアーを
行い、９月から「休暇？」に入ります。そして、11月の下旬にＥＭＩ
スタジオに姿を見せたとき、そのルックスは大きく変貌を遂げていま
した。

　そして、この曲‘Strawberry Fields Forever ’のレコーディング
に取り掛かります。1967年にシングル・リリースされたため、また、
「青盤」で取り上げられたためか、「後期」のイメージが強い曲なの
ですが、実は1966年の曲なのですね。ちょうど「赤」から「青」への
グラデュエーションの真ん中に位置づけられる曲です。

　そういった「過渡期」的な色彩をもっているからなのか“REVOLVER”
と“PEPPER'S”の間に制作された‘Strawberry Fields Forever ’は
私の中で興味深い曲の一つになっています。

　それでは、どうぞ。リリースされたヴァージョンよりもキーが半音
高くなっています。






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