【写真:京浜急行線・羽田空港駅ホーム 2010年07月26日17時15分撮影】
国際線発着が拡充した羽田空港。空港へのアクセスの便宜性を競う
各路線会社の中で、京浜急行の取組みは目を見張るものがあります。
現在、六郷土手駅から京急蒲田駅・平和島駅の区間で高架化工事が
急ピッチで進んでいます。特に京急蒲田駅の高架化は羽田線への乗り
入れ線を含め複雑になっています。「箱根駅伝」で第一京浜の踏切で
ランナーが待たされる場面がかつてありましたが、そんな風景も見ら
れなくなります。
さて、京浜急行線といえば、あの「赤い色をした車両」を思い浮か
べる方が多いのではないでしょうか。最近では都営浅草線や京成線の
相互乗り入れが多くなり、バリエーション豊富な車両が線路上を滑走
していますが、「オールド・ファン」にとっては「京急といえば赤」
ではないでしょうか。
冒頭の画像は発展目覚ましい「羽田空港駅」の風景です。ホームに
佇み、電車を待ちながら周辺をぼんやり眺めていると・・・ある事に
気づきました。
車両は赤だけど表示板はブルー
「京急といえば赤」という先入観のためでしょうか。この表示板に
採用されている「爽やかな淡いブルー」も「この色彩だったけ?」と
思ってしまいました。もしも、淡いピンク系の色彩であれば、「京急
といえば赤」というイメージをさらに印象づけることにならないかと。
もっとも最近では「真っ青の車両」も走行していますが・・・。
プロ野球の世界では、2年前に日本シリーズを勝ちぬけた埼玉西武
ライオンズが、チーム・カラーを一新しました。オーナーが変わり、
1978年に埼玉県所沢市にフランチャイズを移してからのチームカラー
「ライオンズ・ブルー」を「レジェンド・ブルー」に変えたのです。
今でも、その是非がファンの間で議論されています。いろいろな意見
がある中で、個人的な見解を言わせてもらえれば、「フランチャイズ
移転を機に、それまでのイメージを一新し『球界の盟主』になるべく
フロントと現場が一丸になっていた」姿が薄くなったという印象です。
それほど「ライオンズ・ブルー」は「ライオンズの成長」のシンボル
だったのです。
昔の中国や朝鮮の国家にも、それぞれカラー(色)があり、それを
「旗」に掲げ王や皇帝が民衆の心をリードしてきました。それほど、
カラーはチームや団体、そしてその「ファン」を一体化させるための
重要な要素なのです。
さて、京浜急行のカラーは「赤」であるべきでしょうか。それとも
赤に代わる色に変えていくべきなのでしょうか。また、埼玉西武ライ
オンズのカラーは「レジェンド・ブルー」であるべきなのでしょうか。
それとも・・・。
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