![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/03/00b11c8e5d384eb11c892f8022c56169.jpg)
【写真:風を感じるエリア@宗谷丘陵 2010年08月03日08時51分撮影】
人が押し寄せない早朝に宗谷岬に到達する。強風は体にこたえるが
それでも風が似合う岬だ。さすがに夏場である。7時を過ぎたばかり
であるが、既に岬は賑わっている。そんな喧騒の岬を後にし、「最北
端のGS」安田石油店で給油する。今年は早い時期の旅のおかげで、
ホタテ貝でできた交通安全のお守りをいただくことができた。その後
静けさの残る宗谷丘陵へ足を進める。
口蹄疫の影響だろうか。牛舎の出入り口前の道路が白くなっている。
喧騒を逃れたかのように牛たちはのんびりと大地の上で過ごしている。
空が蒼い。海はもっと碧い。そして、宗谷丘陵の道はゆるやかに続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/d1/4f6d4a8a6335e09692e7ec35fff931f4.jpg)
宗谷岬の背後に広がる宗谷丘陵
例の「不思議なエリア」を再訪してみる。白い道の奥にある施設が
廃屋になっていた。まわりはただ牧草地が広がり、そこには風が吹い
ているばかりである。行き止まりを引き返す。すると今まで撮影して
いたポイントと反対の方角のビューが眼前に広がっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/32/069a10233ee7d403e4516ea283dcabba.jpg)
宗谷丘陵の「白い道」
牛が草を食み、さーっという音とともに風が流れ、サハリンが遠く
見える・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/ac/7164d6cc75e599de59d089712c0ab42d.jpg)
憩える牛たちは何を思う・・・
悠久、また悠久かな・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/e8/67e9733b66106b9997c90c0591a78302.png)
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情報ありがとうございました。
道道1077号線のほうは工事が進行するようで。
ここ2回ほど通行しました。
道道 889号線の行きどまりから苗太路方面とは
反対方向へ走行すると
しばらく工事中の舗装区間が続くのですが
突然道が消えたようになり小さな林の中を抜ける
ダートになります。ほんのわずかな区間。
で、ダートを抜けると右側に「ノースバレーCC」
が姿を現わします。
この区間、予定では2012年まで通行止ということです。
当時は「宗谷丘陵」という名称さえ
まだ一般にはなじんでいませんでしたね。
稚内を出て以降、このあたりでの観光スポットといえば
宗谷岬1本でした。
道道889号、1077号線ですがこちら
http://www.mlit.go.jp/tec/hyouka/public/h15kekka/040330_pdf/08.pdf
に、詳しいことが書かれています。
もともとが
40年前の希望的観測のこじつけ的な理由で始められ
説得力に乏しい効果のまま着工された様子がわかります。
オンシーズンの観光需要促進の道路というよりは
逆に真冬の豪雪期での迂回路確保の意味合いが強いのが意外でした。
それに、宗谷丘陵で飼育されているあの黒牛を
旭川方面へ出荷するためのルート確保の目的もあったそうですが
どうひいき目に見ても、上猿払から先のルートについて
言及・検証していないあたりが、縦割り行政とでも言うのでしょうか。
一方でサロベツの豊富近辺には近年高速道路を建設するなど
矛盾する面が多いですね。
結局、この資料の後半にもあるように
事業化から約30年もの月日を経た平成15年に建設中止が決定したようです。
現時点でもほとんど対向車さえない道路ですが
その交通量に対して道路の維持保守に必要な年間予算も
とてつもない額になっています。
これでは建設中止もやむ無しと言ったところでしょう。
>苗太路に出る方向と反対、下増幌に通じる
>道道1077号線が工事中
こちらは私は未走区間なのですが
年々少しづつ舗装区間が増えているようですね。
稚内側にはゴルフ場もあってそこまでは舗装路
その後しばらくはダートのようですが
全線舗装化されるんでしょうかねぇ?
宗谷丘陵を最初に訪れたのが1994年。
FKHさんに案内されたことを記憶しています。
そのあとカムイト沼に・・・。
道がよくなれば観光バス。朝8時になると
きっかり登場します。
白い道は、貝殻補給不足のせいか
年々色褪せてきましたね。
変わっていないのは悠然とした牛たちの姿
でしょうか。
(内面はストレスを感じていたりして)
さて。道道 889号線の件は残念ですね。
苗太路に出る方向と反対、下増幌に通じる
道道1077号線が工事中ですが
この工事を最後に凍結なのでしょうか。
国道 238号線苗太路に通じる昔の道は
おっしゃる通りポコポコのクレーターだらけで
車体をがっくんがっくんさせながら走行していました。
面白かったですな~。
パンクのスリルとの戦いでしたもん。
かなり変わってしまいましたね。
「風力発電の風車の乱立」これには唖然。牧歌的な雰囲気は薄れ
タコが足を這わしたような周氷河地形よりも
風車のプロペラの方に目が行くようになってしまいました。
平成初頭はこの地区に来る観光バスは皆無だったのですが
今や、広く整備された舗装道路には観光バスが次から次に通り
途中に新設された展望駐車スペースでは、団体客がわさわさ降りてきて記念撮影タイム。
売店やドライブインがないのだけは唯一の救いでしょう。
この地区へのマイカー訪問客が増えたせいか、
丸山の山際を巻く道をはじめ、ちょっと外れた道への立ち入りが禁止されるようになっていたり・・・・。
例の「不思議なエリア」も、
当初の「白い回廊」の雰囲気はトーンダウン。
管理主もあまり入らなくなったせいか
道の中央に伸び放題に伸びた雑草とワダチの盛り上がりひどく
セダン車ではガリガリとかなりヤバかったです。
この宗谷丘陵の奥へとつづく道道上猿払清浜線も
昨今の道路整備事業見直しの影響か、延長建設中止が決定されたようで
結局上猿払まで完通することなく中途半端のまま終わってしまうことになりました。
私も結局途中から国道238号に出ましたが、
苗太路に出るまでの道さえも高規格化されていてびっくらこきました。
小さな川沿いを行くガタガタ林道だったんですけどねぇ。
途中で何度かその廃道跡をクロスしながら道はまっすぐ貫かれていました。