ビートルズの楽曲の秀逸なカヴァーをご紹介するシリーズ!?第9弾。
本日はRickie Lee Jonesの‘For No One’です。
この曲は付き合っている女性から一方的にフラれ、心の傷がなかなか
癒えない男の心情を歌った失恋ソングです。当時のポールとジェーン・
アッシャーの末期の状況でしょうか。
ポールがジェーンとの感情を歌った曲はいくつかあります。“HELP !”
の頃から“RUBBER SOUL ”を経て、この“REVOLVER”に至る時期ですが
その心の移り変わりや揺らぎが個々の曲に感じられ興味深いものがあり
ます。
ジェーンと出会った喜びを歌った‘I've Just Seen A Face ’にはじ
まり、二人の微妙な駆け引きが感じられる‘Another Girl’。ジェーン
の心変わりを嘆いた‘I'm Looking Through You’。そしてとうとう…。
となると、“REVOLVER”の‘Here, There And Everywhere’はとても
「末期」の状況とは思えませんね。この曲が創られたのはジェーンとの
関係が絶頂期の頃、作品を収録するかなり前のことだったのではと推察
されます。
それでは、どうぞ!
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