【写真:仙台港 2009年10月13日09時43分撮影】
「北」の旅の終わり。仙台港です。・・・といってもまだ自宅まで
東北道をひたすら南下しなければなりませんので、終わりではありま
せんね。しかし、なんとなくこの地に到着すると「北の旅の終わり」
を感じてしまうのです。苫小牧から太平洋フェリーに乗り約15時間の
船旅です。今回は「きそ」に乗船しました。
20代から30代の前半にかけては、フェリーの利用を最小限に抑えて
いました。「できる限り自走で」というのが「北の旅」における美学
だったからです。蒼いですね。往路は「八戸→苫小牧」固定で現在も
変わりありませんが、復路はかなり変化しました。最初の頃は「函館
→青森」、次に「室蘭→青森」、そして「室蘭→八戸」、そして現在
では「苫小牧→仙台」に至っています。船旅の距離が長くなり、それ
に反比例するかのように自走距離が短くなりました。その背景には、
仕事の関係で旅の行程が次第に短縮せざるをえない状況になってきた
ことと、情けないのですが、やはり体力の低下があります。
それでも「北の旅」は、毎年わくわくしながら(今年こそ行けなく
なるだろうというスリルを味わいながら)継続しています。仙台港で
下船した瞬間、瞳はもう来年の「北」を見つめています。
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