【写真:YB vs L戦「プレイ・ボール!」(横浜) 2008年06月23日18時16分撮影】
★この写真と記事内容は直接関係がありません。
北京オリンピック開催の8月。順位に異変が起こった。投打のバラ
ンスが取れてきたバファローズが3位に浮上。そのバファローズとの
対戦成績を9連敗と伸ばしてしまったファイターズが4位に転落した
のだ。ここで、私の順位予想と現在の成績を確認してみよう。
(→№865の記事参照)
■予想順位
1.千葉ロッテマリーンズ
2.福岡ソフトバンクホークス
3.埼玉西武ライオンズ
4.北海道日本ハムファイターズ
5.東北楽天ゴールデン・イーグルス
6.オリックスバファローズ
7月31日終了時点の順位は以下の通りである。
■順位(2008.07.31時点)
勝差 8月
1.埼玉西武ライオンズ 54勝41敗 1分 - →
2.北海道日本ハムファイターズ 50勝46敗 2分 4.5 →
3.福岡ソフトバンクホークス 50勝48敗 0分 5.5 →
4.オリックスバファローズ 47勝50敗 1分 8.0 →
5.千葉ロッテマリーンズ 48勝52敗 0分 8.5 →
6.東北楽天ゴールデン・イーグルス 42勝52敗 2分 11.5 →
8月31日終了時点の順位は以下の通りである。
■順位(2008.08.31時点)
勝差 9月
1.埼玉西武ライオンズ 66勝48敗 4分 - →
2.福岡ソフトバンクホークス 58勝56敗 3分 8.0 ↓
3.オリックスバファローズ 59勝59敗 1分 9.0 ↑
4.北海道日本ハムファイターズ 58勝60敗 2分 10.0 ↓
5.千葉ロッテマリーンズ 58勝61敗 0分 10.5 ↑
6.東北楽天ゴールデン・イーグルス 49勝62敗 2分 15.5 →
■解説
首位のライオンズはここに来て中継ぎ陣が踏ん張り、2位以下との
差をさらに引き離した。イーグルスは失速し、CS進出争いから脱落
しかかっている。この結果、2位ホークスから5位マリーンズまでが
わずか 2.5差でひしめく状況となり、この4チームで残り「2議席」
を争う展開となりそうだ。
■9月の展望
「得点」が「失点」を上回るチームはライオンズはもちろんのこと
他は、バファローズとイーグルスである。ここに来て失速したイーグ
ルスは少し厳しい状況になってきたが、バファローズは「数字」が示
しているようにゲームの内容もよくなっており、CSに進出する資格
を十分に兼ね備えている。実際他チームとの対戦成績も、ライオンズ
以外のチームとは勝ち越している。ズバリ、バファローズは浮上傾向
だ。勝負ごとは最後までわからないが、CS進出の条件である「3位」
以上は、ライオンズ、バファローズが有力。残りの1議席をホークス
マリーンズ、そしてファイターズが争う展開になると予想する。
ホークスは、川の離脱が痛い。しかし本多が好調なだけに浮上の
カギを3番・4番が握る。小久保の状態を王監督がどのように判断し
起用するのか注目してみたい。
マリーンズは、9月最初のライオンズ3連戦とホークス2連戦の結
果で浮上するか否かが見えてくる。ファイターズとの対戦が2試合と
少ないので、CS進出を果たすには「他力的要素」が必要だ。しかし
精神的に波に乗れる要素が出てくれば、一気に浮上する可能性は大だ。
ファイターズの失速の要因には根深いものがあるとみる。昨年ライ
オンズが失速したときの崩れ方にとてもよく似ている。チーム全体に
蔓延する閉塞感を、ダルビッシュの復帰により払拭することができる
のだろうか、注目してみたい。
それにしてもイーグルスは本当に圏外に去ったのだろうか。確かに
数字的には苦しいのだが。残り試合が比較的多いホークス戦、ファイ
ターズ戦に照準を合わせ直接叩ければ、「他力本願」で辛うじて望み
ありとみる。
今、チーム状態がよいのはバファローズであろう。ライオンズは、
ここに来て野手陣の戦線離脱が相次いでいる。後藤、ブラゼル。ボカ
チカも腰の張りを訴えており、G.G.佐藤はやはり五輪後、調子が
出ていない。数字的には優位に立ってはいるが、予断は許されない。
ここでこそ、ベンチを温めていた選手の出番だ。
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