らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

1245.GOOD DAY SUNSHINE

2009-04-03 | 12.THE BEATLES
 夏の日の陽光を感じる、のどかな雰囲気があふれるナンバーです。
‘Good Day Sunshine ’は、ビートルズの“REVOLVER”に収録されて
いますが、この曲で印象に残るのは複数のピアノです。曲を牽引して
います。

 第一のピアノはLチャネルの「バッキング・ピアノ」で、イントロ
から通奏低音のように鳴り響いています。いかにも左利きのポールの
プレイらしく低音部が中心になっています。

 第二のピアノはRチャネルの「リード・ピアノ」で、カッチリした
ラインで演奏されています。テクニック的には難易度の高いものでは
ありませんが、「八分音符の三連符」と「付点八分音符+十六音符」
を見事に弾き分けるなど、リズムにのったメリハリあるプレイです。
いっけん簡単なようですが、演奏してみると基本的な力量の差が出る
パートです。

 第三のピアノは間奏の「ホンキートンク・ピアノ」。ジャズ的要素
満載の品性を感じるプレイです。第一と第二のピアノはポールによる
もの、第三のピアノはマーティン先生によるものではないでしょうか。

 この時期、ジョンは‘Rain’を書きました。すると今度はポールが
‘Good Day Sunshine ’を書きます。この両名のアイデア発想能力と
アイデア具体化能力には、畏敬の念を抱きます。お互いに意識し合い
ながら成長していった時期だったのでしょう。

◇◆◇

 “Then we lie beneath a shady tree”のヴァースで“She feels
good”の後に何か「つぶやき」が聴こえませんか。これは、ジョンが
“She feels good”と復唱しているのでしょうか。



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