【写真:地球儀 2009年03月08日16時40分撮影】
昔、むかし、通っていた小学校の教室の壁には、世界地図が貼って
ありました。その地図の中心には日本があり、赤く塗られていました。
ソ連の北極海に近い地域やグリーンランドがとても広く見えました。
後に知ったことですが、それらはほとんど「メルカトル図法」で表記
されているため極に近い地域の歪みが大きくなっていたのです。
その後、中学や高校の「地理」の授業で、地図の図法分類を学習し
ました。図法分類って、たくさんあるのですね。ランベルト正積方位
図法、メルカトル図法、ミラー図法、ランベルト正角円錐図法、ハン
メル図法、ヴィンケル図法、エケルト図法、サンソン図法、モルワイ
デ図法、そしてボンヌ図法・・・。それぞれには正積、正角、正距離
などいろいろな特徴があり、よく暗記したものです。今ではほとんど
忘れてしまいました。
これらの表記はどれも「球体」を「円錐」や「円筒」に投影した後
(あるいは投影せずに)、平面に展開(あるいは直接投影)したもの
なんですね。従って、やはりどこかに無理(歪み)があるわけです。
あれから数十年。現在、小さな子どもたちに「世界の地理」を教え
るとき、使っているものがあります。それは「地球儀」です。教室の
地図だと「日本が中心」にあります。それでは日本を中心とした絶対
的なモノの見方になってしまう危険性があります。そうではなくまず
「日本が世界、あるいは地球の中のどの位置にあるのか」を相対的に
知ってほしいという願いがあるのです。
地球儀を眺めていると、地球儀はほんとうにいろいろなことを語り
かけてくれますよ。
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ポスターより、世界地図の方が眺めていて、気がまぎれるのです。
いろいろと想像っていうか、妄想も広がります。
私の机の目の前には「SGT」のジグソー・パズルが・・・♪
世界地図もそうですが、いろいろな地図を
「読む」のが好きです。
そのような人ってけっこう多いのでは・・・?