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【東京タワー 建設中!?】
東京タワーの完成が、1958年12月23日の出来事。このオブジェこそ、
日本の高度成長期の夜明けともいえる「象徴」であった。
東京タワーは15ヶ月という短期工事で完成した、世界でもっとも高い
(地上 333m)自立鉄塔である。もちろん耐風、耐震、耐火等、安全面
を十二分に検討し、設計、建築されたのである。驚くなかれ、現在でも
あの「エッフェル塔」(地上 312m)を眼下に見下ろしているのである。
まさに、当時の日本建築技術レベルの高さを物語るに相応しい建造物で
ある。
それ以降、1960年代前半における「新商品発表状況」や「社会インフ
ラの整備状況」は、以下の通りである。
◆1960年
・理研光学工業から卓上複写機「リコピー」登場
・東京都23区内のすべての電話局番が3桁に
・カラーテレビ放送開始
◆1961年
・ソニー、ビデオ・テープ・レコーダー発表
・トヨタ、大衆車パブリカ発表
・東京⇔札幌間で国内初のジェット旅客機運行
◆1962年
・都営地下鉄1号線、営団地下鉄日比谷線がそれぞれ開業
・電気洗濯機の普及率37%に
・東京都NHKテレビの受信契約者1000万人に
◆1963年
・日本初の高速道路、名神高速道路開通
・電電公社、一般の加入架設 701,800本と発表
・日本最大の黒部ダム完成
◆1964年
・日本人の海外旅行自由化
・東京モノレール開業
・第18回オリンピック東京大会開催
「もはや戦後ではない」と来る高度成長期を予言したのが1956年の
こと。「モノが豊かになる時代」の到来である。「氷」や「たらい・
洗濯板」は、それぞれ「電気冷蔵庫」「電気洗濯機」にとって代わり
テレビは「プロレス中継」や「プロ野球中継」、「歌謡番組」という
ソフトとともに爆発的に普及する。
「アメリカに追いつけ」をスローガンに、創意・工夫で「ものつく
り」に邁進した日本。そのエネルギーは、日本独自の文化を創出する
と同時に、アメリカの「ゴールデン・シックスティーズ」をまさしく
凌駕するものであった。
【特別付録】
東京タワーからの夜景ってきれい・・・だ。
そうか~。
山からの眺望とは、また景色が違いますもんね♪
今日も京都からです。
瀬田というところの踏切事故で
60分車内で缶詰でした。JR西日本。
高所恐怖症だから。
夜景は綺麗なんですけどね~