らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

3405.メジャー⇔マイナー変換のコツ

2015-03-03 | 99.Weblog
 今日は「ひなまつり」。女の子の節句です。

 ここ数年、ひなまつりの日といえば、あの歌のことを題材にしてい
ます。そう、「♪あかりをつけましょぼんぼりに」というあれです。
タイトルは『うれしいひなまつり』というのだそうな。

 で、この曲は伝統的な「ハ短調」の名曲なんですね。楽譜にすると
♭が3つ並ぶヤツです。いっぽう5月5日の男の子の節句で耳にする
のは「♪ギャラより高い…、もとい、屋根より高いこいのぼり」てな
感じ。『こいのぼり』です。これも伝統的な「ハ長調」の名曲です。

 短調というと「暗くさびしい旋律」、長調というと「明るくにぎや
かな旋律」だと国会で青島幸男さんが決めたわけではありませんが、
この『うれしいひなまつり』。実に豪華絢爛な感じなんですね。厳か
です。雅楽を想起する雰囲気をもっています。「みやび」です。

 ちょっとだけ興奮しすぎてしまいました。本題。この「短調」の曲
を「長調」に変換してしまうにはどうすればよいのでしょうか(なん
て無理矢理することもありませんけれどね)。昔から私がよくやって
いる「営業活動」でして。けっこうウケるものですから、味をしめて
います。メカニズムは至って簡単。

 ちょっとわかりやすくするために、絶対音でご説明いたしましょう。
『うれしいひなまつり』はハ短調の曲です。ハ短調の上昇旋律は「C
・D・E♭・F・G・A♭・B・C」、下降旋律は「C・B(B♭)
・A♭・G・F・E♭・D・C」ですね。いっぽう、ハ長調の旋律は
「C・D・E・F・G・A・B・C」です。この両者を比較すれば、
「ハ短調」の旋律から「ハ長調」の旋律に変換するコツは一目瞭然。
すなわち、以下の3つを変換すればよいのです。E♭→E、A♭→A
B♭→B。このうち『うれしいひなまつり』では、「B♭→B」は、
登場しません。つまりは2つの音を変換するだけ。

 さあ、あたなもトライしてみましょう。ちょっと無理矢理な変換に
なり、違和感満載です。

 ちなみに、反対にハ長調の『こいのぼり』をハ短調に変換するのも
いとも簡単にできます。こちらのほうが違和感もなく自然かもしれま
せんよ…。


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